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2009年1月

2009年1月12日 (月)

梅の花ほころび新春を歓ぶ

 植物たちにも四季が巡り、また新しい一年のサイクルが始まりました。昨日小石川植物園を訪れました。まだ寒い時期ですので人出はまばらでしたが、風もなく晴天でしたので格好の散策日和でした。今年は気候のせいか春の訪れを謳ってくれるロウバイやマンサクの開花が遅れていて残念でした。

 その代わり、梅園では白梅、紅梅がポツポツと咲き始めていました。全体として一部咲きといったところですが、これから3月までいろんな園芸種のウメの花が咲き競い大いに楽しませてくれます。ウメの花は香りも素晴らしく、やがてわが家の庭先にも春のプレゼントとして届いてくれます。
咲き始めたウメの花(長寿という名の白梅)

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2009年1月 4日 (日)

温故知新:マイクロマシン技術プロジェクトのアーカイブ

 この正月休みを利用して、かつての「マイクロマシン技術研究開発プロジェクト」に関する資料をとりまとめ、プロジェクトの記録(MMPJアーカイブ)のWebコンテンツを作成しました。

 本プロジェクトは、1991年から10年間、約250億円の予算規模を投入して実施されました。そもそもマイクロマシンとは、数μm - 数mm寸法の部品により構成された微小な機械のことで、このコンセプトは我が国が生み出したものです。本プロジェクトでは、将来いろいろな形でマイクロマシンが実用化されることを期待して、マイクロマシン実現に資する技術的なプラットフォームづくりを目指して、マイクロマシンについての共通基盤技術、機能デバイスの高度化技術、システム化技術を確立するための研究開発が行われました。

 [マイクロマシンプロジェクトの樹木マップ]
   

 ここで培われた技術成果は企業の技術力を高め、関連産業の発展に大いに貢献しました。年々のマイクロマシン・MEMS展も出展者・来場者ともに大いに賑わっています。数年前のNEDOアウトカム調査においても、本プロジェクトは大きな産業・経済効果があったとして高い評価を受けました。

 温故知新ということで、今回作成したマイクロマシン技術プロジェクトのアーカイブ が多方面で利用されることを願っています。

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2009年1月 1日 (木)

謹賀新年2009


 新年おめでとうございます。昨年は米国の金融危機が世界的な経済同時不況に広がり、また国内でも政治的な不安定状況が続き、大変な一年でした。丑年の今年は、牛歩の歩みであっても回復の年になって欲しいと念じています。


 さて、先ほどわが家の屋上で元日の初日の出を撮ってきました。今日は山形などの日本海地方は大雪、東京は快晴といった西高東低の典型的な冬の気候です。ここ東京は晴天でしたのでいい写真が撮れました。ただし屋上からの風景ですので、近所の建物の屋根が地平線です。


 新年を迎えた万物に初日が差し込み始めました。今年も太陽の恵みを受け新たな営みが始まります。


 郷里の実家(山形県東根市)の付近の不動産やさんが定点観測カメラを設置していますので、このカメラで実家付近の雪の様子を知ることができます。

 

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