7月上旬の小石川植物園の風景です。代表的な夏の花木はムクゲ(木槿)、キョウチクトウ(夾竹桃)、サルスベリ(百日紅)の中で、ムクゲやキョウチクトウの花が咲き出してきました。

小石川植物園を散策してきましたが、赤、紫、白などの色とりどりのムクゲの花が園内の随所で静かに咲いていました。ムクゲは韓国の国花ということです。最近よく韓国ドラマを見ることもあって、親近感を覚えます。

サルスベリは真夏の太陽の下に明るく咲きますが、これに対しムクゲの花は落ち着いた優雅な雰囲気があり、涼しい木陰や林の中に秘やかに咲くといったイメージがぴったりです。

さる2002年に英国を訪れた時に、ウィンザー城でもピンク色のムクゲの花が風にゆれていました。古い城壁と見事なまでにマッチしていました。いつまでも私の心に残る懐かしい風景です。

夏の花木キョウチクトウ(夾竹桃;キョウチクトウ科 )も咲き出しましたす。赤花は炎暑の夏に似合いますが、
白花のキョウチクトウもあります。

高木のネムノキ(合歓木;マメ科)の樹上に、幻想的な美しさを醸し出す赤紫色の花が咲いていました。うっかりすると見逃しそうになります。
さらに、いろんな風景写真をアップしています。
…> 季節のスケッチ (21年7月)
最近のコメント