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2009年11月 1日 (日)

深まりゆくみちのくの秋


 11月に入りましたが、初雪の便りもチラホラ耳にするようになりました。暦でも立冬(7日)、小雪(22日)と秋から冬へのバトンタッチです。昨日、休みを利用して鳴子峡、山刀伐峠など晩秋のみちのくの紅葉を楽しんできました。

 宮城県北部の鳴子温泉郷にあって山形県と岩手県と県境を接している鳴子峡は、紅葉のスポットになっています。ちょうど見頃になっていて大勢の観光客が押し寄せていました。写真のように峡谷になっていてモミジ、カエデ、ブナなどの紅葉が谷底まで広がっていて壮観です。谷底には遊歩道があるのですが、現在は入ることが禁止されていて残念でした。


 冬間近ということで寒い天気でしたので、レストハウスの熱々のキノコ汁が大人気。キノコがたっぷり入った味噌仕立てのけんちん汁といった感じでとても美味しかったです。

 山形に移動します。かつて芭蕉が鳴子からこの山刀伐峠を超えて尾花沢に入って行きましたが、この峠付近は鬱蒼と原生林が生息しています。芭蕉は「奥の細道」で『高山森々として、一鳥声きかず、木の下闇、茂りあひて、夜行くがごとし』と記していました。


 現在では、道が整備されていて峠の頂まで車で簡単に行けるようになっていますが、かつての歴史の道も保存されています。


 近くに最上川の眺望スポットもあります。手前にサクラ、ススキが見えます。最上川は、この下流から西へ向きを変え、最上峡を通って日本海に注ぎ込みます。

 この他にも、いろんな写真があります。
   …> 季節のスケッチ (21年晩秋の東北)

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