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2010年4月11日 (日)

箱根に群生するミズバショウ


 週末に箱根の仙石原にある箱根湿生花園を訪れてきました。東京からは、東名高速の御殿場インターを降りて15分程で到着します。箱根町立の植物園で仙石原の広大なスペースの原野に湿生の野草をはじめとして、コブシ、ツツジ、レンギョウ、アジサイなどの数多くの樹木なども生育して、野趣あふれるスポットです。


 箱根湿生花園に入って、一面に群生するミズバショウ(水芭蕉;サトイモ科)を見つけました。そもそもミズバショウに出会ったのは初めてですが、水辺の林地に点々と無数のミズバショウの白い花々が生息する風景を目の前にして、息が詰まるほどの感動を覚えました。
 

 ミズバショウは尾瀬に行って見るものと思っていたのですが、箱根にも群生地があったのですね。ミズバショウの白い花のように見えますが、実はこの純白の部分は仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ぶ葉が変形した苞で、真ん中の緑の部分に粒々のような小さな花が結集しているとのことです。


 湿生花園には、ミズバショウの他にも沢山の野草が咲いていました。これはカタクリ(片栗;ユリ科)の花です。時期的にはそろそろ終わりの頃かと思いますが、園内の丘のところに、薄赤紫色の可憐な花がまだ数多く咲いていました。歩道のすぐ近くにも咲いていますので接写ができました。


 野草以外にも、サクラやコブシなどの木々に春の花が青空に舞っていました。これはコブシの仲間のシデコブシです。湿地周辺に生育する種であることもあって、開発なども加わって減少しつつある種として絶滅危急種に指定されています。通常は白い花ですが、このシデコブシは薄紅色をしているので、特にベニコブシと呼ばれます。

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