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2011年3月19日 (土)

大震災から1週間、春の彼岸に満天の鎮魂花


 あの巨大地震発生から長い長い1週間が経ちました。一向に進まない被災地救援に被害の甚大さが窺えますが、一刻も早い組織だった支援活動の展開が望まれます。一方、福島原発は、自衛隊や全国の消防隊の決死の努力により収まりを見せてつつあるようで、ひと安心です。現場で懸命に働いておられる方々には、本当に頭が下がります。

 今日から3連休で、春の彼岸に入っています。このような状況下ですので遠出は出来ず、すぐ近くの小石川植物園に出かけてきました。今日の自然はやはり美しく、限りない癒しを与えてくれました。陽春の天気で、満天に赤、白、黄の花々が広がり、まるで今回の震災被害者への鎮魂花のようでした。
                
   満天に真紅の花、沖縄に自生するカンヒザクラ(寒緋桜)の花が広がっています。寒緋桜の原色の濃い赤紫色の大粒の花が、心を揺さぶるような強烈な印象を与えてくれます。
                
 白い迎春花です。春を迎え無数の小さなコブシ(辛夷;モクレン科)の白い花が高い樹上に咲き出していました。『白樺 青空 南風 こぶし咲く あの丘 北国の ああ北国の春 ……』の歌にコブシの花が出てきます。この歌の印象が強く、コブシの白い花を見ると、東北の春を連想します。
               
  満開のサンシュユ(山茱萸;マンサク科)。小さな黄金色の花が点々と木枝の至るところから吹き出しています。この時期のサンシュユは、木全体が黄金色に輝くことからハルコガネバナとも呼ばれています。サンシュユは、中国、朝鮮半島原産の落葉小高木で、江戸時代中期に薬用として渡来。
     
 園内に関東大震災の記念碑があります。大正12年9月1日の大震災によって東京市内が大きな被害を受け、焼け出された市民3万人以上が植物園に避難したそうです。今回の東北関東大震災といい、過去の関東大震災といい、自然災害の恐ろしさを実感します。
               
 木々の花だけでなく、野の花も賑やかになってきました。これはユリ科の多年草ハナニラ(花韮)の白い華奢な花です。春の日差しを受け、園内のあちこちに群生しています。花がきれいな星形をしているのでベツレヘムの星とも呼ばれます。
               
 ハナダイコン(花大根;アブラナ科)の紫色の花です。植物園の空き地に群生し、辺り一面を花で覆いつくす様は見事です。欧米では伝統のある園芸植物で、当初日本には観賞用に渡来したが、その後野生化したとのことです。
               
               
               
               
               

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