3月です、「三寒四温」は春の天候?
3月に入りました。この頃になると、低気圧と高気圧が交互にやってきて、低気圧が通過し寒気が流れ込んで寒くなった後、次に高気圧に覆われて暖かくなり、周期的な気温の変化を繰り返すことが多くなり、いわゆる「三寒四温」の天気と言われます。事実、先週の2/25には春一番が吹き、気温も20度に達してポカポカの陽気でしたが、その後みぞれ交じりの雨が降るほどにぐっと冷え込んで、冬に逆戻りのようになりました。
そもそも「三寒四温」は、中国東北部や朝鮮半島北部で、冬の時期に、約3日間の寒さと約4日間の暖かさが周期的に現れる気象を表す言葉だったのが、その後日本に伝わり、今では春先の寒暖の差が大きい天候のことを指すようになったようです。時とともに言葉の意味も変わってくるようで興味深いですね。
さて、3月は寒暖の差が大きいものの趨勢としては着実に暖かくなっていきます。3/6の啓蟄の頃には春の陽気に誘われて冬眠していた地中の虫たちが地上に顔を出してきます。そして春の彼岸を迎え、一日の昼の時間と夜の時間が逆転します。そして、3月は草木がいよいよ生い茂る弥生(やよい)と呼ばれるように、春の木々や野草たちが賑やかに咲き競い、新たな生命の息吹を実感できるようになります。
(周りがぱっと華やぐ早春桜 2009.3@小石川植物園)

(紅白の梅を背景にした満開のサンシュユ 2006.3@小石川植物園)

(群生する清楚なハナニラの花 2007.3@小石川植物園)
そもそも「三寒四温」は、中国東北部や朝鮮半島北部で、冬の時期に、約3日間の寒さと約4日間の暖かさが周期的に現れる気象を表す言葉だったのが、その後日本に伝わり、今では春先の寒暖の差が大きい天候のことを指すようになったようです。時とともに言葉の意味も変わってくるようで興味深いですね。
さて、3月は寒暖の差が大きいものの趨勢としては着実に暖かくなっていきます。3/6の啓蟄の頃には春の陽気に誘われて冬眠していた地中の虫たちが地上に顔を出してきます。そして春の彼岸を迎え、一日の昼の時間と夜の時間が逆転します。そして、3月は草木がいよいよ生い茂る弥生(やよい)と呼ばれるように、春の木々や野草たちが賑やかに咲き競い、新たな生命の息吹を実感できるようになります。


(紅白の梅を背景にした満開のサンシュユ 2006.3@小石川植物園)

(群生する清楚なハナニラの花 2007.3@小石川植物園)
3月には、本当にいろんな花が咲き出し、壮観です。
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