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2011年4月17日 (日)

新緑の季節、福島原発は収束へ向けての工程表を発表


 大震災発生から1か月を超え、5週間が経ちました。依然として13万人もの方が避難所暮らしを続けているとのことで、まだまだ災害の爪痕は深いものがありますが、東北の被災地では花見の行事も行われているそうです。花見で心が和み、自然と笑顔も出てきます。少しずつでも被災者の皆さんに希望の芽が膨らんでいって欲しいものです。

 今日は、東京電力から福島原発の今後の収束までの道筋を示す工程表が発表されました。この工程表によると、これから3か月で放射線量が着実の減少し、さらに、これから6~9か月で放射性物質の放出が管理され、放射線量が大幅に抑えられる状態を達成するとしています。相当な時間を要することにはなりますが、見通しが立ったのは朗報です。是非この工程表に沿って確実に収束が進んでももらいたいと思います。

 

 さてここ東京では、このところ初夏のような天候が続いています。季節が満開の桜から新緑の世界へと移ろいつつある小石川植物園の風景を紹介します。
 
 園内に幾つかの池がありますが、この池の周りには、まだかなりのボリュームで咲き残っているソメイヨシノの高木と新緑に萌えているイロハモミジの高木が隣り合わせになっています。そのコントラストは見事です。


 ニュートンのリンゴの木やメンデルのブドウの木に隣接してイロハモミジの並木径があります。この時期は新緑のトンネルになっていて、みんな森林浴を兼ねて散歩を楽しんでいます。秋には、真っ赤な紅葉のトンネルに変貌します。




 ハナズオウ(花蘇芳;マメ科)の紫の花が咲いていました。力強く花が咲く勢いは目を見張るばかりです。若葉がまだ出ていない状態の中で、びっしりと枝から花が吹き出しているかのように見えます。中国原産で、江戸時代初期の頃に日本に渡来している。この時期中国を訪れるとあちこちにハナズオウの花を見かけます。


 ツツジの仲間のシャクナゲ(石楠花)の花も咲き出してきました。ツツジと異なり、細長く堅めのしっかりとした葉が特徴です。シャクナゲは高山性の常緑低木で、日本全土の亜高山帯や周辺の渓谷に自生します。台湾原産のアカボシシャクナゲ(赤星石楠花)や中国原産のテンモクシャクナゲ(天目石楠花)などいろんな品種があります。


 野の花もにぎやかになってきましたが、今年初めてニリンソウ(二輪草;キンポウゲ科)の白い可憐な花に出会いました。ニリンソウは、スプリング・エフェメラル(春の妖精)の一つで、山麓の林の縁や林の中や土手などに自生します。ひとつの茎に通常2輪の花が咲くことからこの名がついています。


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コメント

桜は日本人の心を慰めてくれる効果の最も高い花の一つだと思います。
被災した人々の心を癒し、再出発する勇気を与えてくれる事を願います。
スプリング・エフェメラル達も足元から応援してくれているようですね。

投稿: 丘の豆の木 | 2011年4月18日 (月) 17時18分

丘の豆の木さん、コメント有り難うございました。本当に被災した方々が少しずつでも心が慰められ、再出発の気持ちが高まって欲しいと思います。(ケイマK)

投稿: ケイマK | 2011年4月22日 (金) 16時42分

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