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2011年10月

2011年10月29日 (土)

久しぶりの小石川植物園、10月末の休日は爽やかな秋晴れ


 
 10月も後半になると冬型の気圧配置が見られるようになり、先日は近畿地方で木枯らし1号が吹き、各地でこの秋一番の冷え込みを記録しています。今日の10/29は天気図のように雲一つない秋晴れが広がり、日差しがたっぷりで本当に爽やかな一日でした。


 秋晴れの良い天気でしたので、久しぶりに小石川植物園に出かけてきました。大きな被害をもたらした先月末の台風15号の爪痕も少しずつ修復され、いつもの平穏な園内の佇まいが戻っていました。入口の坂道を登り切った事務棟の傍らで多数のシュウメイギク(秋明菊)が出迎えてくれます。シュウメイギクは名前に菊が付いていますが、キク科ではなくキンポウゲ科の多年草です。 ピンク色の花も隣に咲いていました。


 柴田記念館のすぐ近くに、ピラカンサ(バラ科)の灌木があって、毎年このように真っ赤な実をたわわにつけて私たちを楽しませてくれます。このピラカンサにはローズデールの園芸種名がついています。


 不思議な空間のような写真ですが、これはカラタチ(枳殻、枸橘 ;ミカン科)の幹や枝の部分です。鋭い刺が互生していて、間違って触れると鋭い痛みを感じます。この刺は葉や枝が変形したものといわれています。カラタチにはミカンのような実がなります。


 園内のハナミズキ(花水木)も色づいてきました。樹の下側から空を見上げ、日光を透かして裏側から見えるハナミズキの紅葉も美しいものです。ハナミズキの紅葉の後方には緑葉や黄葉があって彩りを添えてくれます。


 最後に、わが家の庭先です。ノボタン(野牡丹)の花が次々に咲き出してきました。夏に買い求めていたのですが、その頃は花芽が多く付いていたにもかかわらず、数輪の花しか咲いていませんでした。しかし、気温が落ち着いてくると大輪の紫色の花が次々に咲くようになって大いに楽しんでいます。


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2011年10月10日 (月)

無数のコスモスの花が秋風に舞う昭和記念公園


 10月8日~10日の3連休は秋晴れの好天に恵まれました。実は9日に八ヶ岳のシルクロード美術館を目指して家を出たのですが、事故渋滞に巻き込まれ車が全然進まなくなって、八王子インターで高速を下りることにしました。高速を下りて地図を広げてみたら、国営昭和記念公園がすぐ近くにあることを発見、同公園に目的地を急遽変更することにしました。


 昭和記念公園は昭和天皇御在位五十年記念事業の一環として、立川米軍基地跡地のうちの180haもの広大な土地に「緑の回復と人間性の向上」をテーマに建設されることになった国営公園です。公園は、森のゾーン、広場ゾーン、水のゾーン、展示施設ゾーン、みどりの文化ゾーンに分けられ、サイクリングコースや遊歩道なども整備されています。

 八王子インターからは15分程で到着しましたが、入口付近は大勢の入園者で大混雑。入園切符を求めるだけで長い行列が出来ていて、30分も待たされました。


 公園内に「みんなの原っぱ」があって真ん中に大ケヤキが植えられています。この大ケヤキの周りの芝生に大勢の人が座り込んで休んでいるのが見えます。原っぱの花畑には無数のコスモスの花が咲いて秋風に舞っていました。


 公園の奥の方に進んでいくと、「花の丘」の斜面にやはり何千本ものコスモスの花が一面咲いていて、その風景は見事で圧巻です。先日の台風15号で公園内のコスモスが相当に被害を受けたと聞いていたのですが、回復ぶりはすごいものです。




 公園内には、コスモスのほかにも色んな花が咲いていました。これは、ピンク色や白色のシュウメイギク(秋明菊)です。名前に菊が付いているのでキク科のように思ってしまいますが、実はキンポウゲ科の多年草で、アネモネの仲間です。キブネギク(貴船菊)の別名もあります。


 花木では、やはりキンモクセイ(金木星)の黄金色の花が芳香を放ちながら、たわわに咲いていました。公園内では、金木星の大木を数多く見かけました。


 初夏に美しい花を咲かせるハナミズキ(花水木)ですが、秋になると赤い実を付け、紅葉が確実に進んできました。

 この180haの広さのこの公園はあまりにも広大で、直線の幹線の道を歩いて往復しただけで疲れてしまいましたが、それでも天気が良かったのと無数のコスモスの花が秋風に舞う風景に出会えたので、訪れてみて良かったと思いました。



 

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2011年10月 4日 (火)

金木犀の香りが皇居東御苑にも漂っています


 爽やかな10月に入りました。「冬型」の西高東低の天気図が見られるようになり、朝晩は冷え込みますが、日中は秋晴れといった過ごしやすい季節になりました。 
 
     (20011/10/1 9:00 天気図(日本気象協会))

 今年はちょうど10月1日、2日が週末に当たりました。1日の朝起きて、新聞を取りに戸外に出たところ、いい香りが漂っていました。もしやと思って見渡してみると、案の定わが家のキンモクセイ(金木犀)に黄橙色の花が咲き出していました。

 秋の金木犀は、春のジンチョウゲ(沈丁花)と並ぶ芳香を放つ代表的な花木です。沈丁花の匂いをかいで春の到来を感じ、金木犀の匂いをかいで本格的な秋の到来を実感します。このような季節感あふれる自然を楽しむことができる日本の地は素晴らしい所です。
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 翌2日には、少し天気が下り坂でしたが、東京丸の内まで出かけ、皇居東御苑を訪れてきました。東御苑は旧江戸城本丸・二の丸の跡地に広がり、庭園や芝生、雑木林などが巧みに配置されています。四季折々の花木や野草を楽しむことが出来、はとバスのコースにも入っているようで、苑内では外国人観光客も多く見かけました。苑内の様子を紹介します。 


 東御苑の高台に天守台があります。徳川家康が江戸開府して、諸大名に命じて江戸城の拡張・増築工事を行っている。この天守台は黒田長政が工事を担当していました。しっかりとした造りで、土木技術水準の高さが窺えます。この天守台の周りに広大な芝生が広がっていて、子どもたちが走り回って遊んでいました。 


 ここでもキンモクセイ(金木犀)の大木が芳香を漂わせていました。わが家でも、東御苑でも、そして近所の街角でも同じ時期に一斉に開花します。当たり前のことのように思ってしまいますが、よく考えてみると不思議なことです。植物たちはどのような手段でコミュニケーションを図っているのでしょうか。 


 苑に入ってすぐの所に、ジュウガツザクラ(十月桜)が控えめに咲いていました。9月末の新宿御苑にも咲いていましたが、春のソメイヨシノの時と違って、落ち着いた観桜が楽しめます。


 クマツヅラ科のシロシキブ(白式部)やコムラサキ(小紫)の美しく色とりどりの実を付けていました。日本各地の林地に自生しますが、実が美しいので観賞用にも供されます。


 苑内には古来の日本家屋が多く残されています。これは諏訪の茶屋です。江戸時代には吹上地区(現在の御所などのある一帯)にあって、明治45年に再建されたもので、茶室風の建物として優雅な外観を持っているため、東御苑の整備に当り移されたそうです。右手前方には紅白のヒガンバナ(彼岸花)が咲いています。


 野草も多く生えていました。苑内の一角に秋の七草がまとめて植えられていました。これはキキョウ(桔梗)ですが、この近隣にオミナエシ、ハギ、フジバカマなどの花も咲いていました。


 ススキ(薄、芒)も秋の七草の一つです。苑内では城の石垣を背景にした風景が絵になっていました。


 東御苑の見学が終わった後は、近くの和田倉噴水公園をブラブラし、そして新丸ビルで簡単なランチを取ってきました。休日のひとときを手軽に寛いできました。
 

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