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2011年10月 4日 (火)

金木犀の香りが皇居東御苑にも漂っています


 爽やかな10月に入りました。「冬型」の西高東低の天気図が見られるようになり、朝晩は冷え込みますが、日中は秋晴れといった過ごしやすい季節になりました。 
 
     (20011/10/1 9:00 天気図(日本気象協会))

 今年はちょうど10月1日、2日が週末に当たりました。1日の朝起きて、新聞を取りに戸外に出たところ、いい香りが漂っていました。もしやと思って見渡してみると、案の定わが家のキンモクセイ(金木犀)に黄橙色の花が咲き出していました。

 秋の金木犀は、春のジンチョウゲ(沈丁花)と並ぶ芳香を放つ代表的な花木です。沈丁花の匂いをかいで春の到来を感じ、金木犀の匂いをかいで本格的な秋の到来を実感します。このような季節感あふれる自然を楽しむことができる日本の地は素晴らしい所です。
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 翌2日には、少し天気が下り坂でしたが、東京丸の内まで出かけ、皇居東御苑を訪れてきました。東御苑は旧江戸城本丸・二の丸の跡地に広がり、庭園や芝生、雑木林などが巧みに配置されています。四季折々の花木や野草を楽しむことが出来、はとバスのコースにも入っているようで、苑内では外国人観光客も多く見かけました。苑内の様子を紹介します。 


 東御苑の高台に天守台があります。徳川家康が江戸開府して、諸大名に命じて江戸城の拡張・増築工事を行っている。この天守台は黒田長政が工事を担当していました。しっかりとした造りで、土木技術水準の高さが窺えます。この天守台の周りに広大な芝生が広がっていて、子どもたちが走り回って遊んでいました。 


 ここでもキンモクセイ(金木犀)の大木が芳香を漂わせていました。わが家でも、東御苑でも、そして近所の街角でも同じ時期に一斉に開花します。当たり前のことのように思ってしまいますが、よく考えてみると不思議なことです。植物たちはどのような手段でコミュニケーションを図っているのでしょうか。 


 苑に入ってすぐの所に、ジュウガツザクラ(十月桜)が控えめに咲いていました。9月末の新宿御苑にも咲いていましたが、春のソメイヨシノの時と違って、落ち着いた観桜が楽しめます。


 クマツヅラ科のシロシキブ(白式部)やコムラサキ(小紫)の美しく色とりどりの実を付けていました。日本各地の林地に自生しますが、実が美しいので観賞用にも供されます。


 苑内には古来の日本家屋が多く残されています。これは諏訪の茶屋です。江戸時代には吹上地区(現在の御所などのある一帯)にあって、明治45年に再建されたもので、茶室風の建物として優雅な外観を持っているため、東御苑の整備に当り移されたそうです。右手前方には紅白のヒガンバナ(彼岸花)が咲いています。


 野草も多く生えていました。苑内の一角に秋の七草がまとめて植えられていました。これはキキョウ(桔梗)ですが、この近隣にオミナエシ、ハギ、フジバカマなどの花も咲いていました。


 ススキ(薄、芒)も秋の七草の一つです。苑内では城の石垣を背景にした風景が絵になっていました。


 東御苑の見学が終わった後は、近くの和田倉噴水公園をブラブラし、そして新丸ビルで簡単なランチを取ってきました。休日のひとときを手軽に寛いできました。
 

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