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2011年11月

2011年11月27日 (日)

11月末、深まりゆく紅葉・黄葉の風景

 
 月末の日曜11/27の午後のひととき、小石川植物園に出かけてみました。用事があったので午後も遅めの時間になってしまい、午前中の晴天も曇り空に変わり、3時を過ぎると薄暗くなってしまいました。写真撮影にはあまり良い環境ではなかったのですが、それでも、園内の深まりゆく紅葉・黄葉の風景を見つけることができました。
 

 日本庭園ゾーンに佇むおなじみの旧東京医学校の赤い建物ですが、ちょうど建物の真ん前のサクラの木が黄葉に変化していました。
 

 落ち着いた日本庭園の風景です。池の周りにはドウダンツツジの植え込みが美しく紅葉しています。また、遠方にはナンキンハゼの紅葉やイチョウの黄葉が見えます。
 

 紅葉するナンキンハゼの木の下に近づくと、白サギを見つけました。水たまりの中の小魚を狙っているようです。ナンキンハゼの紅葉も盛んに落葉しています。
 

 桜並木ゾーンですが、ソメイヨシノの黄葉がどんどん落葉しています。それほど寒くなかったので、木の下のベンチではカップルが語らっていました。
 

 日本庭園に隣接した所に大きな池があります。池の周りには、いろんな木々が植えられていますが、この時期はヤマモミジの紅葉が池面にも映えるようになります。
 

 別の池の辺にそびえるラクウショウ(落羽松;スギ科)です。ラクウショウの紅葉もどんどんと進行しています。左後方には、プラタナスの黄葉が見えます。


 園内の丘の上の巨木ゾーンの風景です。精子発見で有名なイチョウの巨木が黄葉しています。左後方は、ニレの木ですが、落葉が進み冬木立に変貌しつつあります。
 
 この時期サザンカなどツバキの仲間の花をよく見かけます。この白く大きめの花は中国原産のグランサムツバキ(ツバキ科)で、メタセコイア林の所に咲いていました。
 
  

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2011年11月13日 (日)

小春日和の週末、お目当ては皇帝ダリア


 はや11月中旬となり、寒暖の差が大きくなってきました。この週末は小春日和で、かつ週末としては久しぶりの晴天ということで大勢の人が行楽に出かけたようです。


 私は、例によって近くの小石川植物園をぶらぶらと散策してきました。日本庭園の旧東京医学校の建物の周りには、紅葉したドウダンツツジの植え込みが見えます。


 植物園は野趣にあふれ、季節によっていろんな花々と出会うことができますが、この日のお目当ては、皇帝ダリア(キク科;コダチダリアともいう)でした。皇帝ダリアの特徴は草丈の高さです。人の背丈は優に超え、5メートルくらいはありそうです。竹竿を支えにしていますが、今年も青空の下で空中高く威風堂々と咲いていました。あの台風15号の襲来にも耐えたわけで、大感激でした。


 11月にもなると花がめっきりと少なくなりますが、ツバキ園を訪れてみると、サザンカ(山茶花;ツバキ科)の花が咲き出していました。サザンカは冬の季節の代表的な花で、街中でも随所に見かけます。この純白の花には雪山の園芸種名が付いています。


 サザンカには紅い花もあります。この花の園芸種名は根岸紅です。サザンカの花を見つけると、『サザンカ サザンカ 咲いた道 たきびだ たきびだ 落ち葉たき』と、童謡「たきび」 の歌詞を思い出します。


 園内では木々の紅葉・黄葉も始まっています。この褐色が交じった美しい黄葉はアメリカスズカケノキの大木です。落葉した後の鈴のような実を付けた冬木立も壮観です。


四国・九州・小笠原・琉球などの温暖な場所に生育する落葉高木のハゼノキ(ウルシ科)が紅葉し始め、青空によく映えています。和ローソクやクレヨンの原料となるハゼの実が成っています。


北アメリカ原産の落葉高木ヌマミズキ(沼水木;ヌマミズキ科)の紅葉です。今年は真赤に紅葉していました。周囲の緑との対比が絶妙です。


ヒッコリー(クルミ科)の木も黄葉も見事です。ヒッコリーは北米に広く分布する広葉樹で、アメリカでは、伝統的に燻製に使われています。


各地に分布するキク科の多年草タムラソウ(田村草・丹群草)の枯れ姿です。夏には赤紫の花を咲かせていましたが、この時期になると花が終わり、タンポポのように冠毛で種子を飛ばすようになります。



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2011年11月 8日 (火)

今日は立冬、いよいよ本格的な紅葉の季節へ


今日は二十四節気の「立冬」で、暦の上では冬の始まりです。このところ比較的高めの気温の日が続いていましたが、さすがに今日は立冬らしく、日本付近は冷たい空気に包まれています。この先ようやく秋が深まっていきそうです。そして東京の平地でもいよいよ本格的な紅葉・黄葉の季節の到来です。

 
立冬の日の天気図です。日本付近は西高東低の気圧配置になっています。上空には寒気が流れ込む見込みで、特に北海道北部では、平地でも雪になる程の寒気のようです。

これまでの、小石川植物園の11月の季節のスケッチからの抜粋です。
紅葉・黄葉
桜並木 ナンキンハゼ モミジバフウ ユリノキ シナユリノキ ヒロハカツラ  ボダイジュ ウダイカンバ 柿の木 ムクロジ シナミズキ ソメイヨシノ アメリカスズカケノキ カツラ アブラチャン ニガキ ヨコグラノキ ドウダンツツジ ゲンカイツツジ シラキ ヒッコリー イチョウ イロハモミジ
木の実
ハゼノキ ハナヒョウタンボク ピラカンサ クロガネモチ カリン 


(澄み切った青空と真赤なイロハモミジの対比。20.11)


(シラキ(トウダイグサ科)のあざやかな紅葉。15.11)


(青空の下に浮かぶシナミズキ(マンサク科)の黄葉。20.11)


(ピラカンサの木が真っ赤な実で溢れかえっています。22.11)

都心の平地にある植物園であっても、このような紅葉・黄葉の美しさを十分に楽しむことができます。


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2011年11月 7日 (月)

山形の秋の風物詩 芋煮会を楽しむ

 郷里の山形では、「芋煮会」が秋の風物詩になっています。美味しい里芋の収穫が始まり店に出回るようになると、地元では家族単位で、職場単位で、あるいは趣味のグループ単位でといったように、いろんなグループ毎に河原に繰り出して芋煮会を楽しみます。

 こんな感じですので、東京に住み着いて長くなっても、芋煮会と聞いたら居ても立ってもおられずに引き寄せられてしまいます。

 今回の芋煮会は、母校の山形東高の東京同窓会が企画したもので、東京葛飾区の水元公園を会場にして文化の日(11月3日)に開催されました。



 会場になった水元公園は、東京で唯一水郷の景観をもった公園です。小合溜から引いた大小の水路が園内を走り、水郷景観を作りだしています。園内にはポプラ並木やメタセコイアの森、ハンノキなど水辺に強い樹木が生育し、ハナショウブ、スイレン、コウホネといった水生植物を多く見ることができます。


この公園内にバーベキュー広場があって、バーベキューとか芋煮会とかの多くのグループで賑わっていました。天気は曇天でしたが、暑くもなく寒くもなく格好の行楽日和でした。


 これが芋煮の鍋です。 里芋、牛肉、ネギ、キノコなどのシンプルな具材を醤油味で煮込むだけのレシピですが、大きな鍋で作ると、これが味が最高に美味しくなります。

 芋煮が出来上がると、みんな続々と持参のお椀に盛っていきます。船頭が多かったので少し心配したのですが、味はなかなかのものでした。

 芋煮の具がなくなった頃に、何とカレーのルーとうどんを入れ込み、カレーうどんのB級グルメに大変身。これには驚きましたが、最近はこのような食べ方が流行っているとか。


 最後に、水元公園内の風景を幾つか紹介します。バーべーキュー広場の周辺はポプラ並木に囲まれていました。


 生きた化石とも言われるメタセコイアが群生して林地を形成しています。ポプラといい、メタセコイアといい天空を目指して凛と立っている樹形は壮観です。

 街路樹のケヤキの木の向こうには、小川とか野球場とかになっていて、大勢の子どもたちが楽しそうに遊んでいました。



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