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2011年11月 7日 (月)

山形の秋の風物詩 芋煮会を楽しむ


 郷里の山形では、「芋煮会」が秋の風物詩になっています。美味しい里芋の収穫が始まり店に出回るようになると、地元では家族単位で、職場単位で、あるいは趣味のグループ単位でといったように、いろんなグループ毎に河原に繰り出して芋煮会を楽しみます。

 こんな感じですので、東京に住み着いて長くなっても、芋煮会と聞いたら居ても立ってもおられずに引き寄せられてしまいます。

 今回の芋煮会は、母校の山形東高の東京同窓会が企画したもので、東京葛飾区の水元公園を会場にして文化の日(11月3日)に開催されました。



 会場になった水元公園は、東京で唯一水郷の景観をもった公園です。小合溜から引いた大小の水路が園内を走り、水郷景観を作りだしています。園内にはポプラ並木やメタセコイアの森、ハンノキなど水辺に強い樹木が生育し、ハナショウブ、スイレン、コウホネといった水生植物を多く見ることができます。


この公園内にバーベキュー広場があって、バーベキューとか芋煮会とかの多くのグループで賑わっていました。天気は曇天でしたが、暑くもなく寒くもなく格好の行楽日和でした。


 これが芋煮の鍋です。 里芋、牛肉、ネギ、キノコなどのシンプルな具材を醤油味で煮込むだけのレシピですが、大きな鍋で作ると、これが味が最高に美味しくなります。

 芋煮が出来上がると、みんな続々と持参のお椀に盛っていきます。船頭が多かったので少し心配したのですが、味はなかなかのものでした。

 芋煮の具がなくなった頃に、何とカレーのルーとうどんを入れ込み、カレーうどんのB級グルメに大変身。これには驚きましたが、最近はこのような食べ方が流行っているとか。


 最後に、水元公園内の風景を幾つか紹介します。バーべーキュー広場の周辺はポプラ並木に囲まれていました。


 生きた化石とも言われるメタセコイアが群生して林地を形成しています。ポプラといい、メタセコイアといい天空を目指して凛と立っている樹形は壮観です。

 街路樹のケヤキの木の向こうには、小川とか野球場とかになっていて、大勢の子どもたちが楽しそうに遊んでいました。



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