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2011年11月13日 (日)

小春日和の週末、お目当ては皇帝ダリア


 はや11月中旬となり、寒暖の差が大きくなってきました。この週末は小春日和で、かつ週末としては久しぶりの晴天ということで大勢の人が行楽に出かけたようです。


 私は、例によって近くの小石川植物園をぶらぶらと散策してきました。日本庭園の旧東京医学校の建物の周りには、紅葉したドウダンツツジの植え込みが見えます。


 植物園は野趣にあふれ、季節によっていろんな花々と出会うことができますが、この日のお目当ては、皇帝ダリア(キク科;コダチダリアともいう)でした。皇帝ダリアの特徴は草丈の高さです。人の背丈は優に超え、5メートルくらいはありそうです。竹竿を支えにしていますが、今年も青空の下で空中高く威風堂々と咲いていました。あの台風15号の襲来にも耐えたわけで、大感激でした。


 11月にもなると花がめっきりと少なくなりますが、ツバキ園を訪れてみると、サザンカ(山茶花;ツバキ科)の花が咲き出していました。サザンカは冬の季節の代表的な花で、街中でも随所に見かけます。この純白の花には雪山の園芸種名が付いています。


 サザンカには紅い花もあります。この花の園芸種名は根岸紅です。サザンカの花を見つけると、『サザンカ サザンカ 咲いた道 たきびだ たきびだ 落ち葉たき』と、童謡「たきび」 の歌詞を思い出します。


 園内では木々の紅葉・黄葉も始まっています。この褐色が交じった美しい黄葉はアメリカスズカケノキの大木です。落葉した後の鈴のような実を付けた冬木立も壮観です。


四国・九州・小笠原・琉球などの温暖な場所に生育する落葉高木のハゼノキ(ウルシ科)が紅葉し始め、青空によく映えています。和ローソクやクレヨンの原料となるハゼの実が成っています。


北アメリカ原産の落葉高木ヌマミズキ(沼水木;ヌマミズキ科)の紅葉です。今年は真赤に紅葉していました。周囲の緑との対比が絶妙です。


ヒッコリー(クルミ科)の木も黄葉も見事です。ヒッコリーは北米に広く分布する広葉樹で、アメリカでは、伝統的に燻製に使われています。


各地に分布するキク科の多年草タムラソウ(田村草・丹群草)の枯れ姿です。夏には赤紫の花を咲かせていましたが、この時期になると花が終わり、タンポポのように冠毛で種子を飛ばすようになります。



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