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2012年1月 8日 (日)

新春の小石川植物園:ロウバイの芳香、巨木の冬木立などを楽しんできました


 今年はじめて小石川植物園を訪れました。このところ東京地方は寒いながらも快晴の青空が続き、降雪が続いている日本海地方と比べるとパラダイスのようです。今から40数年前、大学に入るため上京し、初めて山形から離れ東京で暮らすことになったのですが、鉛色の降雪がなく、青空に陽光あふれる冬の東京の地は、何と素晴らしい所かと感動したことが昨日のことのように思い出されます。

 今年初めての週末も快晴に恵まれました。園内では、ロウバイの芳香、巨木の冬木立、季節の花々などを楽しんできました。


 新年の植物園に入園すると真っ先にロウバイ(蝋梅)のゾーンに駆けつけます。入口からすぐの所に中低木のロウバイの木が生えています。今年も忘れずに可憐な黄色の花を咲かせていました。いつも新年に咲き出し、梅の香に似た上品ないい香りを周りに放っています。ロウバイの花はその名のとおり透き通ったロウ細工のように見えます。


 すぐ隣には同じロウバイ科の仲間のソシンロウバイ(素心蝋梅)の花も咲き出していました。小さな可憐な花が枝の所々に連なって咲いています。この花は花全体が淡い黄色に透き通っていて、ロウバイのような中央部の色の濃い所がないのが特徴です。


 植物園にはスズカケノキ、シナノキ、ユリノキ、クスノキ等の巨木が多く、落葉樹は見事な冬木立を楽しませてくれます。これは、入口付近に林立するスギの先祖のメタセコイア(アケボノスギ)の巨木群です。凛として天空に伸びるような樹形は、私たちに進むべき正しい道を教えているかのようです。


 冬の天空に向かって林立するメタセコイアの木立の真下から見上げた構図です。木立が天空から放射線状に並んでいるように見えます。下方が少し明るいところが、高度が低い冬の太陽の部分です。


 この時期の植物園内ではサザンカ(山茶花)や寒ツバキなどのツバキ科の仲間が花を咲かせています。これは柴田記念館の周りに植えられている獅子頭という名が付いた寒ツバキの園芸種です。


 メタセコイア林の近くでは、黄色のチョウセンレンギョウ(モクセイ科)の花がポツポツと咲いていました。枝を見ると花芽が数多く見えます。本格的には3月頃から咲き出します。


 純白で清楚な感じがする早春の花スイセン(ヒガンバナ科)が、薬草園で咲いていました。花の中心部が黄色のニホンズイセンはよく見かけますが、純白な花は珍しい。スイセンの名は、中国での呼び名「水仙」を音読みしたもので、「仙人は、天にあるを天仙、地にあるを地仙、水にあるを水仙」という中国の古典に由来するとのこと。


 冬の時期の野の花はどうかなと、道ばたなどをよく見回していたら、可憐な赤紫色のムラサキカタバミ(紫傍食;カタバミ科)の花を何カ所かで見つけました。春の野草ですので、少し早めに咲いたようです。


 冬の陽光に誘われておそるおそる顔を出したかのようにタンポポ(蒲公英;キク科)が一輪咲いているのを見つけました。放っておいても春から夏にかけて無数に咲き出す野の花ですが、この時期はガンバレと応援したくなります。



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