「季節のスケッチ」が毎月更新を続け十年経ちました
早いもので2002年3月以来毎月更新してきた「季節のスケッチ」のHPサイトが、開設以来10年を経過しました。
「季節のスケッチ」においては、当初から現在まで次のように心掛けて更新を続けてきました。
『私の格好の散策場所になっている小石川植物園は野趣に富み、いつ歩いてみても季節感あふれる植物たちに出会うことが出来ます。この季節のスケッチは、植物園の風景や植物の写真を中心として、さらには帰郷したときの郷里の風景や内外の旅行先の写真も加えて、毎月更新しています。』

これは懐かしい最初の各月コンテンツ、平成14年3月号(2002年)です。日比谷公園や池袋サンシャインビル近辺の風景を中心にした極めて簡単なものでした。この後の各月コンテンツは、わが家のすぐ近くの小石川植物園の風景や植物の写真を中心にして、時折国内各地や海外の風景写真も加えています。



更新作業を10年間にわたり毎月続けるということは、正直大変なことで、挫けそうになったことが何度もありますが、今となって見ると、「継続は力なり」と言うように続けて良かったと思っています。特に、次のようにメリットが大きかったと感じています。
1)植物がぐっと身近に
「季節のスケッチ」を始めた頃は、植物に関する知識は殆ど持ち合わせてなく、木々や花の名前も書物や歌詞の中に出てきたものを頭で覚えているだけといった感じでした。それが、毎月植物の写真を撮り、その説明文をHPにアップするとなると、樹木、花、雑草(野草)の事典などを次々と買い求めたりして、その植物の名前や性質などを必死になって調べなければなりません。そうこうしているうちに次第に名前も覚えます。名前を覚えると、その植物に対する親近感がぐっと増します。名前だけしか知らなかった野の花が目の前に現れると、その「新たな出会い」に感激してしまいます。

2)健康管理に役立つ
HPの更新作業は毎月行います。このため、天気の良い週末は出来るだけ小石川植物園に出かけ、HPの素材を仕込むようにしています。じっくり時間をかけて植物の写真を撮りながら園内を周遊します。大体1~2時間の森林浴になります。途中、鎮守の森の主のようなクスノキの巨木の幹に掌を当て、木の精との会話を試みることもあります。この時期には新緑に安らぎを感じ、秋には紅葉・黄葉の美しさに感動します。この季節のスケッチの更新作業がなければ、休日は家でごろ寝しているのが関の山です。還暦を過ぎてた体の健康管理のために本当に役立っていると感謝しています。

3)継続は力なり
各月のコンテンツの更新がかなり長く続きましたので、蓄積されたアーカイブがまさに「継続は力なり」になっています。すなわち、各月分以外にも、特定のテーマに沿ってアーカイブを横断的に整理し、次のような色々な特集コンテンツとして取りまとめるに至っています。
四季の植物 野の花プラス 春の妖精たち
梅 百 科 サクラの風景 ツツジの花々
秋 の 七 草 都心の紅葉
海 外 の 風 景 山形風景(全集)
先日も、新たに「ツバキの仲間」をアップしました。

今後も、新たな出会いを求め、そして自分の健康維持のため、出来るだけ長く「季節のスケッチ」づくりを楽しんでいきたいと思います。
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