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2012年11月17日 (土)

紅葉の河口湖や昇仙峡をドライブしてきました

 休日を利用して紅葉シーズン終盤の河口湖や昇仙峡を回ってきました。



 中央自動車で河口湖まで2時間弱のドライブです。大月インターを過ぎると、時折真っ白に冠雪した富士山がにゅうっと顔を見せてくれます。胸を弾ませてつつ、まだ紅葉まつり中の河口湖に到着。湖畔から望む霊峰富士の姿は圧巻でした。今まで何度か河口湖を訪れたことがあるのですが、冠雪した富士山に出会ったのは初めてです。しかもイロハモミジやサクラの紅葉とのコラボです。最高のタイミングで訪れることができ、大感激でした。



 河口湖の紅葉まつりは終わり頃でしたが、まだまだモミジ、カエデ、サクラ、ドウダンツツジなどの紅葉が美しく、湖畔のレストランも大勢の客で賑わっていました。


 河口湖の真っ白な富士山を後にして、次の目的地の昇仙峡に向かいました。昇仙峡は甲府市の近くですが、河口湖から国道を使って1時間半の近さでした。昇仙峡は、甲府盆地北側、富士川の支流、荒川上流に位置する渓谷で特別名勝に指定された日本有数の景勝地です。まるで花崗岩の山肌にへばりついているような木々が美しく紅葉していました。


 昇仙峡の入口の長潭橋から渓流に沿って遊歩道が整備されています。この日は平日でしたので車も走ることが出来ました。渓谷内に点在する奇岩や、花崗岩を深く侵食しながら蛇行する激しい渓流は見応えがありました。同じ渓流でも、奥入瀬は繊細でしっとりとした美しさを感じますが、この昇仙峡はごつごつした荒削りの豪快さを感じます。


 昇仙峡から甲府市内へは下り坂になりますが、坂の途中に富士山の眺望スポットがありました。急に富士の高嶺が現れたものですから、慌てて車を止めて撮影です。眼下には甲府市の街並みが広がっています。富士山はどこから見ても本当に素晴らしく、まさに日本一の景観です。


 宿泊は、甲府近郊に位置する積翠寺温泉。高台のホテルから眺望する夜景が見事でした。周囲を3000m級の山々に囲まれた甲府市内の街明かりが寒風に揺れチカチカと輝いていました。


 翌日訪れた甲府市内の武田信玄を祭神とする武田神社です。この神社は、信虎・信玄・勝頼の三代が60年余りにわたって居住した躑躅ヶ崎館の広大な跡地に建てられています。境内には重厚な造りの社殿、武田家ゆかりの武具や資料を収めた宝物殿などがあります。まだ早朝でしたが、七五三などの参拝客で賑わっていました。

 近距離でしたが、思い出深い小旅行になりました。

     …> 季節のスケッチ(24年11月山梨)


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