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2013年2月

2013年2月25日 (月)

東北や北海道の雪国に記録的な大雪


(雪国に記録的な大雪)

 先週の週末、東北や北海道の雪国に記録的な大雪が降り、交通や生活に多くの影響がでました。


       2月24日9時の予想図(tenki.jp より)

 
       2月25日1時の降雪分布(tenki.jp より)

 これは偏西風の蛇行の関係で上空5000メートル付近にマイナス45度前後の非常に強い寒気が流れこみ、東北付近を低気圧が通過したためで、日本海側を中心に各地で今シーズン1番の積雪を観測しています。
 
     偏西風の蛇行(COKBEE Weather ジェット解析より)

(郷里山形県の状況)
 雪国では、雪は慣れっこのはずですが、さすがに今回の大雪は想定外のすさまじさだったようです。私の故郷の山形県でも、金山町で24日午前5時時点の積雪が2メートル23センチに達し、観測史上最高記録を27年ぶりに更新。除雪中の死傷者が相次ぎ、新幹線や空路などの交通網にも大きな影響が出たとのことです。

 
   山形県東根市 2月25日12時(定点観測カメラより)

●24日午後6時現在の積雪量
 大蔵村肘折で3メートル92センチ(平年2メートル71センチ)、西川町大井沢で3メートル28センチ(同2メートル9センチ)、山形市でも61センチ(同21センチ)を記録。

●相次ぐ除雪作業中の事故
 尾花沢市では、水路に流されて水難事故。大石田町では、車庫の雪下ろし中に転倒し、腰の骨を折る重傷。村山市では、自宅前の市道を除雪中に転倒し、左頭頂部を切る軽傷を負う等々。

●交通機関の大混乱・マヒ
 県内の高速道路は吹雪の影響で通行止めが相次ぎ、山形新幹線「つばさ」は19本が運休。奥羽線や陸羽東線、陸羽西線もほぼ終日運休。空の便も山形空港と庄内空港を発着する計9便が欠航といった状況。

 北日本を覆う厳しい寒気は、土日の東京地方をも震え上がらせました。日中でも5~6度程度までしか気温が上がりませんでしたので、私自身は健康を考慮し外出を控え、家の中でじっと身をひそめていました。今月の初旬には春めいたポカポカ陽気の日もあったのですが、真冬に逆戻りです。三寒四温の天気がこの頃の常とは言え、振幅の幅が大きくなっているような気がします。


(もうすぐ春のぬくもり)
 今後の天気予報によると、今回の長く続いた真冬の寒さがようやく終わりそうです。すなわちく明後日水曜日には、全国で寒さが緩み、関東から九州にかけて15度前後まで気温が上がり、北海道や東北も真冬日から解放されそうです。早く春のぬくもりを感じたいものです。

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2013年2月16日 (土)

ロシアのウラル地方に隕石が落下


 15日、ロシアのウラル地方に隕石が落下し、多数の負傷者が出て、建物や自動車などに広く被害が出ているとのニュースが入りました。まるでSF世界の出来事のように錯覚してしてしまいますが、現実の話で本当に驚いてしまいます。

 
            (YouTube映像より)

隕石の落下・爆発

 ロシア主要メディアによると、ロシアのチェリャビンスク州付近で15日午前9時20分(日本時間午後0時20分)ごろ、隕石が上空で爆発し、破片が地上に落下し、負傷者は約千人に達したとのこと。被害の全容はなお不明ですが、隕石落下でこれだけ多数の負傷者が出るのは世界的に極めて珍しいそうです。

 国営テレビ「ロシア24」は、同州の上空で物体が閃光(せんこう)を放って爆発し、大きな煙の尾を引きながら落下していくもようを放映した。非常事態省によると、隕石は中央アジア・カザフスタンの上空から露ウラル地方に向けて落下していったとみられます。爆発の模様や航跡は、チェリャビンスクから数百キロ離れた場所でも目撃されたという。

 NASAの発表によれば、大気圏に突入した小惑星(隕石)は直径がおよそ17メートル、重さがおよそ1万トン、上空20キロ前後のところで爆発したとみられるということです。

 爆発の威力は、広島型の原爆の30倍以上に相当するおよそ500キロトンで、その爆風と衝撃波によって地上の建物の窓が割れたり扉が吹き飛ばされたりといった被害につながったとみられています。また、この小惑星は火星と木星の間にある無数の小惑星がある領域、いわゆる「小惑星帯」にあったとみられています。

小惑星「2012DA14」の接近

 奇しくも、ロシアへの隕石落下の約1日後、地球に近づいていた直径45メートル、重さ推定13万トンの小惑星「2012DA14」が日本時間16日午前4時25分ごろ、地球に最接近し、静止衛星よりも近い上空2万7700キロを通り過ぎていきました。これほどの大きさとしては、観測史上最も近づいた小惑星として注目されていました。

 ロシアへの隕石落下と小惑星の地球接近が時間的にあまりにも接近しかつ連続していることから、ロシアへ落下した隕石が、地球に接近しつつあったこの小惑星「2012DA14」のカケラだったとも考えられます。NASAの専門家は全くの偶然で無関係としていますが、本当にそうなのでしょうか。

過去の地球への隕石飛来

 地球には、毎日何十個もの隕石が落ちていますが、たいていは小さいので流れ星となって地上に到達するまでに燃え尽きてしまい、私たちの日常生活に影響を与えることはありません。

 しかしながら、隕石の大きさによっては地球生命体に甚大な影響を及ぼす大災害となってしまいます。1908年のツングースカ大爆発、1947年のシホテアリニ大爆発などは隕石災害の有名な事例です。

ツングースカ大爆発
 1908年6月30日、直径100mほどの隕石が地球の大気圏に突入、シベリアのツングース上空で大爆発が起こりました。

 このときは、 強烈な空振が発生し、半径約30キロメートルにわたって森林が炎上し、大都市圏が一気に消滅するほどのすさまじい威力の大爆発だったそうです。爆心地から600km離れた地点でも、ボートに乗った人が川に投げ出されたり、馬が衝撃波で倒れたり、シベリア鉄道が緊急停止した、あるいは遠く離れたロンドンやパリでは夜間に灯りなしで新聞を読むことができるほどの発光現象が起こったと報告されていて、爆発の凄まじさを物語っています。

 このとき地球に落下した隕石は3.3年の周期で太陽の回りを公転しているエンケ彗星のかけらではないかという説が有力です。

シホテアリニ大爆発
 1947年2月12日、ソビエト連邦(ロシア)のウラジオストクの北東に位置するシホテアリニ山脈山中の上空で、隕石の落下に伴う天体爆発が起こりました。当時の大事件となり、記念切手にもなっています。

 シホテアリニ山脈の近隣の住人たちは、太陽よりも明るい火の玉が北の青空の41度の高さに輝き、物凄い爆音が轟くのを聞いた。その光と爆発音は半径300kmにわたって観測され、その後多くの火の玉が飛行機雲のような航跡を無数に空に残して地上に降ってきたそうです。空中で爆発したため、その当時の人々は世界の終りかと思うほど驚いたそうです。

 爆発の中心地では、隕石の破片から幾つものクレーターが作られているのが発見されていて、最大のクレーターは直径20m、深さ6mという巨大な大きさです。

恐竜を絶滅に追いやった小惑星バプティスティナの地球衝突

 かつて地球を席巻した恐竜が絶滅に追いやられた有力な原因とし、小惑星の地球衝突説が挙げられています。すなわち、約6550万年前の白亜紀末、小惑星バプティスティナによる直径10キロほどの大隕石が、メキシコのユカタン半島近くに衝突しました。この衝突で巻き上げられた大量のチリが太陽光を遮り、その後長期にわたった冬の季節に植物が枯れ、草食恐竜が死に絶え、肉食恐竜も絶滅していったという仮説が有力です。

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 科学が進んだ現在でも、天空から飛来する隕石の予測は難しいとされています。しかし、ひとたび大隕石が地球に衝突したときの影響は甚大なもので、人類を含む生命体の生存にも大きく関わってきます。古来人々が天を畏れ、天文の研究がすすんだのも、この辺りに理由があるのかも知れません。


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2013年2月11日 (月)

早春の建国記念の日、梅の花が3分咲きになりました



     (芳香を放つ紅梅「寒衣」@小石川植物園)

(建国記念の日)

 立春を過ぎちょうど1週間経って建国記念の日を迎えました。この日は、紀元前660年に神武天皇が即位したとされる日に当たり、明治時代には紀元節として祝日に定められていたもので、昭和42年から建国記念の日として復活しました。

 ただ、祝日法に「建国をしのび、国を愛する心を養う」と明記されていますが、最近では建国記念の日に政府の主催や後援による記念式典は開催されていません。「紀元前660年の建国」は遠い遠い昔の出来事なので実感がわきませんが、昨今の近隣諸国からの領土圧力により安全保障への関心が高まっています。いい機会ですので、各自がそれぞれの愛国心を涵養し、どのようにわが国を守るべきかしっかりと考えていくことが肝要だと思います。

(梅花薫る早春の風景)
 さて、建国記念の日を含む3連休は好天に恵まれ、寒いながらも早春の日差しを存分に楽しむことが出来ました。この日は梅の香りが漂う小石川植物園を散策してきました。


 奥の林地の小径の両脇には、スズカケノキやユリノキの巨木が立ち並んでいます。まだ冬木立のままでしたが、何となく春の気配が感じられます。


 林地から坂を下りていくと、梅園が見えてきます。すると梅園の木の枝にモヤがかかったように、うっすらと赤みがかっていました。徐々に梅の花が咲き出してきたのが分かりますので、つい嬉しくなってしまいます。梅園全体としては、2分から3分咲きといったところでした。


 梅園にはいろんな品種の梅の花が咲き始めました。「五節の舞」は賑やかに紅梅を付けます。紅梅の色の濃さに比例して香りが強くなるような気がします。


 この勢いのある白梅は「月の桂」です。「五節の舞」の隣りに咲いています。先ほどの梅園のモヤの正体は「月の桂」と「五節の舞」です。


 この紅梅は「大湊」です。雄しべの長さが目立ちます。紅梅といっても桃色ががかっています。これ以外にも3月中頃までいろんな梅の花が次々に咲き出してきます。


梅園から見た旧東京医学校の赤い建物の方向の眺望です。左後方には、サンシャインビルがそびえています。中央手前は菖蒲田になります。


 園内の古井戸(かつて小石川療養所で使われていた井戸)の近くのカンザクラ(寒桜;バラ科)は、ほんの咲き始めです。カンザクラは大島桜と寒緋桜の交配種です。


 昨年のカンザクラの満開は3月中旬でした。(24.3.20撮影)


 カンザクラ(寒桜)の根元の同じ場所に、花の中央部が黄色いニホンズイセンが毎年咲き出します。1月に咲くこともありますが、今年は2月に入ってからでした。


 野の花も少しずつ咲き出してきました。この薄紫色の可憐な花はコスミレ(小菫;スミレ科スミレ属)です。一輪だけ側溝の石壁にしがみつくように咲いていました。


 ホトケノザ(仏の座;シソ科オドリコソウ属)も一輪だけ見つけました。葉の様子が仏像の蓮座を連想させます。赤紫のきれいな花を咲かせます。

 これから、いろんな野の花や木々の花が次々に咲き出してきて賑やかになります。春爛漫の季節がもうすぐです。

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2013年2月 9日 (土)

筑波山の南裾に福寿海が広がる


 初めて筑波山の南裾に広がるつくば植物園(筑波実験植物園)を訪れてきました。この植物園は、国立科学博物館が設置した植物研究のための機関で、およそ14ヘクタールの敷地に、筑波山で見られる植物も含め、内外の7000種類を超える植物が植栽されています。
 
 園内は入園者向けにもよく整備されていて、気温がまだ低いものの快晴でしたので、早春の陽射しを浴びながら心地よい散策を楽しむことができました。




 スプリング・エフェメラル(春の妖精たち)の代表格のフクジュソウ(福寿草;キンポウゲ科フクジュソウ属)が咲き始めていました。春の陽だまりの中で思いっきり日光浴を楽しんでいるようでした。ところで、立て札にはフクジュカイ(福寿海)と粋な名前が書いてありました。福寿草がどんどんと咲き広がる様子を海に見立てているのでしょうか。


 園内にはサバンナ温室、熱帯雨林温室、水生植物温室が3種類の温室がそろっています。温室内では湿度が高いため、カメラのレンズがすぐに曇ってしまい、なかなか良い写真が撮れませんでした。


 この中でサバンナ温室だけは乾燥していました。この白い花はマダガスカル原産でキョウチクトウ科の多肉植物パキポディウム・エブルネウムです。植物全体が、まるで手のひら上に咲き出しているかのような奇妙な形状をしています。


 植物園の中央部が水生植物区画になっていて、ほどほどの大きさの池が作られています。この日はカモの群れがスイスイと泳ぎ回っていました。この区画では、ミズバショウやコウホネなどの水辺の植物が分布します。


 この水辺に咲く花はほとんど皆無でしたが、1点だけ黄金色に輝いている箇所がありました。近づいてみると、湿地などに育つリュウキンカ(立金花;キンポウゲ科リュウキンカ属)の花が一輪だけ咲いていました。普通には5月から7月頃に咲く花です。早咲きの理由は分かりません。

 つくばとは仕事で頻繁に往来していますが、このような立派な植物園があるとは思っていませんでした。今後は時間を見つけて、何回でも訪れてみたいと思います。




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2013年2月 3日 (日)

いよいよ立春、マンサクの花が満開に 春の花はそろりそろり


 2月に入りました。立春を目前にした週末はポカポカ陽気に恵まれ、気持ちよく小石川植物園を散策してきました。園内ではちょうど満開になったシナマンサクの花が力強く咲いていました。その一方で、梅、山茱萸、雪割一華などの春を代表する花々が春暖に誘われように、そろりそろりと咲き出してきました。



 年明けに咲き始めたシナマンサク(支那満作;マンサク科マンサク属)の花が満開になっていました。無数のふわふわした黄色の花びらが青空に伸び伸びと広がっています。満開の花は花びらの数も多く力強い感じがします。マンサクという名は、春にまず咲くことに由来します。


 小石川植物園の梅園には多くの梅の木が植えられています。遠くから眺めるだけでなく、顔を寄せて梅の香を楽しむことが出来ますが、1月が寒かったこともあり、この時期はまだ開花準備中といったところでした。  >> 梅百科


 それでも、梅の木をよく覗いてみると少しずつウメの花が咲き出してきました。この淡い紅梅には「古郷の錦」の名が付いています。


 「寒紅梅」の名が付く紅梅です。梅の香りは、色の濃さに比例するようで、寒紅梅に顔を近づけるといい香りがします。梅園はこの後次々に花が咲き出してきて、3月中頃まで楽しめます。


 サンシュユ(山茱萸;ミズキ科)の花が一輪だけ見つかりました。まさに咲き始めです。梅園の中にサンシュユの大木があります。満開は、3月中旬です。


 満開になったサンシュユです(2012.3.20撮影)。小さな黄金色の花が点々と木枝の至るところから吹き出し、木全体が黄金色に輝くことからハルコガネバナとも呼ばれます。


 スプリング・エフェメラル(春の妖精たち)の仲間のユキワリイチゲ(雪割一華;キンポウゲ科イチリンソウ属)も一輪だけひっそりと咲いていました。小さな花ですので、よく注意しないとそのまま通り過ぎてしまいます。 >> 春の妖精たち


 やがて、ユキワリイチゲが密集して咲き出してきます(2012.3.20撮影)。ユキワリイチゲは広葉樹林の林床などで春の間だけ姿を見せ、初夏には地上部が枯れてしまいます。


 草むらにオオキバナカタバミ(大黄花片喰;カタバミ科カタバミ属)の花を見つけました。そろりそろりと咲き始めたばかりです。オオキバナカタバミは道ばたや畑などにごく普通に咲くカタバミの仲間の野草で、葉の紫の斑点が特徴。


 わが家の花壇でも、春暖に誘われたかのようにパンジーの花が勢いよく咲き出してきました。これでひと株(1ポット)分です。

 これからは、春の花が賑やかに咲き競うようになってきます。待ちかねた春の野の散策が楽しい季節がいよいよ到来です。



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2013年2月 1日 (金)

国立天文台が来年の暦を発表

 
 2月1日、国立天文台が 来年の暦要項 を発表しました。2014年の春分の日は3月21日、秋分の日は9月23日になります。また、10月8日には皆既月食が全国で観察できるようです。

 国立天文台は、世界最先端の観測施設を擁する日本の天文学のナショナルセンターとして、地球・太陽系から恒星・銀河・銀河団・大規模構造・膨張宇宙へとつながる宇宙のさまざまな現象の観測と理論研究を深めることによって、人類の知的基盤を豊かなものとし、宇宙・地球・生命を一体としてとらえる新たな“自然観創成”の役割を果たすための様々な活動を行っています。
   
 この活動の一環として、毎年2月に翌年の暦要項を発表しているもので、暦要項には、国民の祝日、日曜表、二十四節気および雑節、朔弦望、東京の日出入、日食・月食などが掲載されています。

 国立天文台の暦要項によると、来年の祝日は以下の通り。
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2014年の国民の祝日

元日 1月1日
成人の日 1月13日
建国記念の日 2月11日
春分の日 3月21日
昭和の日 4月29日
憲法記念日 5月3日
みどりの日 5月4日
こどもの日 5月5日
海の日 7月21日
敬老の日 9月15日
秋分の日 9月23日
体育の日 10月13日
文化の日 11月3日
勤労感謝の日 11月23日
天皇誕生日 12月23日
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