初夏の山形は緑あふれる風景
6月に入って直ぐの週末、用事があって郷里の東根@山形に出かけてきました。山形地方の梅雨入りはまだで、初夏のカラッとした良い天候の中で、緑あふれる風景を楽しんできました。
時間の余裕があるときには、東根小学校の校庭にそびえる日本一の大ケヤキを訪れ、勇気をもらうことにしています。私が小学生の頃から半世紀経つ訳ですが、相変わらず悠久の時間を超えて悠然とそびえ立っています。昨年秋の紅葉の姿から一変して鮮やかな緑衣を纏い、巨大な横綱が奉納されていました。
大ケヤキの近くにある堂の前公園です。秋には、湖面から後背の山地まで一帯が錦秋模様になっていましたが、この時期は緑一色です。公園の湖の周りは格好の散歩道になっています。
公園の周りの街路樹に、ヤマボウシの白い花が咲いていました。赤、白のハナミズキも街路樹に多く用いられていますが、ハナミズキの花期は終わっています。
ヤマボウシの街路樹の根元にはピンク色のナデシコが植えられていました。この地はさくらんぼ東根温泉の観光地でもあることから、アヤメとかパンジー、ペチュニアなどの草花できれいに街角が飾られています。
東根から西方向の眺望です。月山の白く丸い頂上があいにくと雲に覆われていました。少しだけ頂上部が見えます。手前の田んぼは田植えが済んで水を張っています。イネの苗が日々成長していきます。この田園地帯で収穫されるブランド米の「つや姫」は、もちもち感があって全国的な人気をが博しています。
月山の方向から少し左方向、すなわち南西方向に向きを変えると、うっすらと朝日山系の雪渓が連なっているのが見えました。今まで全く気がつかなかったので、新たな「発見」です。
東京から山形まで、東北自動車道、山形自動車道とつないで約400㎞のドライブになります。これらの自動車道は人里、山間地を通っていますので、途中いろんな風景を楽しみながらドライブできます。この時期は、緑あふれる風景の中に、ヤマボウシ、ニセアカシア(ハリエンジュ)、ナナカマドなどの白い花や、ヤマフジ、キリの青紫色の花を所々で見かけます。運転中ですので写真は撮れないのですが、身の保養になります。上の写真は奥羽山地の高地にある古関パーキングからのもので、万緑の中でヤマフジやヤマボウシの花がアクセントになっています。
この他にも、いろんな写真があります。
…> 季節のスケッチ (25年6月)
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