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2013年10月27日 (日)

実りの秋、木々も色づき始める


 10月最後の日曜日、懸念されていた台風27号、28号が洋上東方に離れ去り、久しぶりに秋晴れが戻ってきました。青空に誘われ、小石川植物園を回ってきましたが、園内の多くの木々が実を付けていました。また、ハナミズキなどが色づき始めてきました。


 園内の旧東京医学校の赤い建物の風景です。左側の赤い実が付いたゴンズイの樹木が秋の季節を感じさせます。


 紅葉・黄葉は今からですが、ハナミズキ(花水木;ミズキ科ミズキ属)の木の葉が赤く色づいてきました。陽光で透かしてみると紅葉の美しさが引き立ちます。ハナミズキは春にきれいな紅白の花を咲かせます。


 スズカケノキ科の落葉高木のアメリカスズカケノキです。黄葉の度合いを確認すべく巨木の樹上を俯瞰しましたが、黄色、橙色の彩りはまだほんの僅かでした。


 園内の柴田記念館の近くのピラカンサ(品種名ローズデール)の高木です。毎年同じように真っ赤な実をたわわに付けてくれます。年末までこのゴージャス感を楽しむことが出来ます。


 ピラカンサ以外にも、いろんな木々が実を付けていました。これはカラタチ(枳殻、枸橘;ミカン科カラタチ属)です。ソフトボールのような真丸の形状の実を付けていました。鋭い棘のある枝が特徴的です。


 ロウヤガキ(カキノキ科)が小さくてやや細長い赤い実を沢山付けていました。中国から導入され、実がマメガキよりスリムで小さく、しかも熟すと真っ赤になるので、盆栽によく用いられます。


 庭園の池辺に生えるモッコク(木斛;ツバキ科モッコク属)の樹木に沢山の赤い実が付いていました。しばらくすると実が裂開して赤い種子が出てきます。


マルバチシャノキ(丸葉萵苣の木;ムラサキ科チシャノキ属)の大木の樹上に黄色の実の大きな塊が随所に付いていました。このマルバチシャノキの実はバナナの香りに似た果肉で生食できるそうです。


 園内のツバキ園を覗いてみたら、早くもサザンカ(ツバキ科ツバキ属)が咲き出していました。この白い透き通るような花のサザンカには雪月花という風流な名が付いています。この頃になると、街中を歩いていても、植え込みの中にサザンカの花をよく見かけるようになります。


 やはりツバキ園の中で、茶の園芸種でピンク色の花を咲かせるベニバナチャ(紅花茶;ツバキ科ツバキ属)の花を見つけました。主に観賞用に栽培されています。


 草むらにホトトギス(ユリ科ホトトギス属)の小さな紫色の花を見つけました。花に紫色の斑点があり、鳥のホトトギスの胸模様に似ていることが名の由来。


 小さな赤い実を付けたイヌタデ(タデ科タデ属)を草むらの随所に見かけました。イヌタデの実がかつて子どものままごとで赤飯の代わりに使われたことから、アカマンマの別名が付いています。


 庭園の池にサギやカモの野鳥が集まるようになり、まさに晩秋の風景でした。


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