大寒の頃、関東平野の晴天眺望
今日は大寒前日で、日本列島が西高東低の典型的な冬型の気圧配置に覆われ、北風が強く寒い1日でした。それでも澄んだ青空が広がっていましたので、散歩がてらに文京シビックセンター(文京区役所のビル)まで足を伸ばして、25階の展望ラウンジに上ってきました。

シビックセンターの建物の高さは142mですので、634mの東京スカイツリーに遠く及びませんが展望ラウンジからの眺望はなかなかのものです。文京区内にある東京大学、小石川植物園はもとより、東京スカイツリーや新宿副都心の高層ビル群、富士山、筑波山まで見渡すことができ、関東平野の大眺望を楽しんできました。

25階からの眺望です。これは西方向に新宿副都心の高層ビル群が目の前に見えます。後方に霊峰富士の白嶺がうっすらと見えます。風が強く空気が澄んでいますので、この時期は見やすくなっているのですが。

北西方向を望むと、秩父連山が地平線になっています。右手の高層ビルは池袋のサンシャイン60ビルです。

北東方向には遠くに筑波山が眺望できます。筑波山は、富士山と対比して「西の富士、東の筑波」と称される名峰です。

展望ラウンジを東の方向に回ると、すくっと青空に伸びる美しい東京スカイツリーが真正面に間近に見えます。東京スカイツリーは一昨年の5月に開業して以来、すっかり東京の観光名所として定着しました。

眼下に東京大学の安田講堂(時計台)を見つけました。今日は大学受験一次試験が行われていて東大も会場になっています。右手奥の方のこんもりとした森は上野公園になります。

わが家の方向を見下ろすと、樹木に覆われた小石川植物園が見えます。植物園の約16,000㎡の敷地には約4,000種の植物が栽培されていて、四季をとおしてさまざまな花木を楽しむことができます。今日は寒かったので、植物園の散策は取りやめにしまました。

最後に、植物園の代わりにわが家の花壇から。パンジーの寄せ植えを買い求めてきたのですが、寒さに縮こまっているようです。
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