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2014年2月 2日 (日)

2月に入り、小石川植物園の梅林が賑やか

 立春を目前にして、最近は三寒四温の典型的な春の気候になってきた感があります。2月に入っての休日は、気温も上がって3月下旬から4月上旬の暖かさでした。春暖に誘われて(?)、小石川植物園の梅林では紅白の梅の花が次第に賑やかになってきました。梅の花以外にも、マンサクやツバキの花、春の野の花も見つけました。


 梅林の様子です。紅白の梅の花が並んで同時期に咲いています。紅梅には黒雲(くろくも)、白梅には長寿(ちょうじゅ)の品種名がついています。

 今日はこれ以外にも、赤、白、ピンクといった色とりどりのいろんな梅の花が咲いていました。見た目の美しさとともに香しい匂いを楽しんできました。その一部を以下に紹介します。




 梅林では、1月から3月までの長い期間、いろんな品種の花が次々と咲き出してきて、私たちを楽しませてくれます。


 先月から咲き始めていたシナマンサク(支那満作;マンサク科マンサク属)の花が満開になっていました。黄色のフワフワとした花が青空に舞っているようです。マンサクという名は、春にまず咲くことに由来します。


 ツバキ(椿)の花も咲き出してきました。晩秋から咲き出すサザンカ(山茶花)と同じ仲間で、花の形も似ていますが、サザンカの花が全開するのに対して、ツバキの花は半開なので区別が付きます。


 春の野の花も少しずつ咲き出してきました。これはオオイヌノフグリ(ゴマノハグサ科クワガタソウ属)で、星くずのように可憐な青い小さな花です。


 春の七草の一つのハコベ(繁縷;ナデシコ科ハコベ属)の花も見つけました。本当に小さな白い花がやっと咲き出したところでした。目を凝らさないと気がつかずに通り過ぎてしまいます。
 

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