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2014年12月

2014年12月13日 (土)

都心に輝くイチョウの黄葉(12月中旬-その2)

 総選挙前日(12/13)の紅葉・黄葉風景の続きです。
東京都心の街路樹にはイチョウの木が多く用いられていて、11月下旬から年末にかけて黄葉が街中に美しく輝きます。


 文京シビックセンターの展望デッキから小石川後楽園の一角が望めます。周りの道路沿いのイチョウの街路樹が黄葉しているのがよく見えます。


  

 シビックセンターから少し離れた本郷の地に東大の本郷キャンパスが広がっています。キャンパスのシンボルは、安田講堂の時計台です。構内にはイチョウの木が多く植えられていて、東大のロゴにもイチョウの紋様が用いられています。


 東大正門から入って安田講堂までの小径の両脇にイチョウの木が立ち並んでいます。街路樹のイチョウの落葉が進んできたので、安田講堂の時計台が遠くからでも見えるようになってきました。
 → 先月下旬の黄葉で覆われた風景


 東大構内の安田講堂から正門の方向の眺めです。イチョウの小径でこどもたちが落葉遊びをしています。


 キャンパス内の工学部の敷地にイチョウの大木が立っています。まだ少し黄葉が残っています。


 この大イチョウの樹下に、なにやら不可思議なオブジェが置いてあります。一見すると古民家の茅葺きの屋根のようです。


 この正体は無数の割り箸だけで作り上げられた構造物でした。大学だけあって、研究目的で作られたものでSTIKパビリオンの名が付いていました。


 東大本郷キャンパスは本郷通り沿いにありますが、この街路樹もイチョウの木です。


 お茶の水聖橋の坂を少し下ったところにニコライ堂が建っています。ニコライ堂はギリシャ正教会の大きな建物で、明治24年に建てられましたが、関東大震災で被災、その後修復されたものです。ニコライ堂の周りも黄葉が輝くイチョウの木が立ち並んでいます。


 ニコライ堂も本郷通り沿いにあります。街路樹のイチョウの木々が陽光に輝いています。

 季節は巡り、都心の黄金色も薄れ、やがて清々しい新年を迎えることになります。

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小石川植物園、年末に輝く木々の紅葉・黄葉

 今年の12月は寒波の到来が早く、各地から大雪、雪害のニュースが届いています。このぶん春の到来が早いといいのですが。
 さて、12月中旬総選挙前日(12/13)の東京地方は見事に青空が広がりました。この時季の東京は地理的に本当に恵まれていると感じます。山形から上京して半世紀近くになりますが、この思いはずっと変わりません。


 文京シビックセンター(文京区役所が入る高層ビル)の展望デッキからの眺望。区役所で不在者投票を済ませ、その足で展望デッキを廻ってきました。この眺望の真ん中のうっそうと茂った緑地が小石川植物園になります。


 天気が良かったので、小石川植物園を早い時間に散策してきました。入口の近くにあるメタセコイア林は褐色に染まっていました。上の展望デッキからの眺望の中で、緑地に下の褐色の部分がこのメタセコイア林になります。このアト落葉が進み、年明けには冬木立に変貌していきます。



 園内は落葉がかなり進んでいるものの、まだ紅葉・黄葉も残っていて、木々の最後の輝きを楽しむことが出来ました。
 これはイロハモミジ(カエデ科カエデ属)の並木径の紅葉のトンネルです。人出はありませんでしたが。部分的に紅葉が残っていました。モミジの紅葉はいつも美しく、日本の美を演出してくれます。


 これは見事に映えるイロハモミジの高木です。園内の並木径以外の場所にも生えています。



 メグスリノキ(カエデ科カエデ属)の大木が真っ赤に輝いていました。日本に自生するメグスリノキはその名の如く、葉を煎じて服用したり、洗眼すると目の病気に良いとのことです。



 黄金色に輝くイヌブナ(ブナ科ブナ属)の大木が、真っ赤なメグスリノキに隣接して生えています。イヌブナは日本の山野に自生しますが、寒い地方には見られません。イヌブナの和名は材質がブナより劣ることから付いています。


 迫力ある落葉高木のミズキ(水木;ミズキ科ミズキ属)の黄葉です。ミズキは北海道から九州までの各地で広く生育します。ミズキの和名は早春に芽をふく時、地中から多量の水を吸い上げることから付いています。



 園内ではイチョウ(銀杏;イチョウ科イチョウ属)の大木が随所に生えていますが、黄葉の落葉がかなり進んでいました。イチョウの樹下には黄金色のじゅうたんが広がっています。イチョウ科の植物は中生代から新生代にかけて世界的に繁栄したが、氷河期にほぼ絶滅し、イチョウは唯一現存する種とのこと。


 ウルムスプロセア(Ulmus prosea)の名が付くニレ科の大木です。
かなり落葉が進んでいますが、それでも相当な見応えがある風景です。ニレ科の植物はすべて木本で、ケヤキ、ニレなど約6属35種を含みます。世界の熱帯から温帯にかけて分布し、特に北半球温帯に多い。

 このウルムスプロセアの大木(左)は、精子発見のイチョウの大木(右)とともに次第に冬木立に変貌しつつあります。


 シナノキ科のボダイジュ(菩提樹)の黄葉です。ボダイジュは中国原産の落葉高木。中国から渡来し、日本では各地の仏教寺院によく植えられています。釈迦が樹下で悟りを開いたというボダイジュは本種ではなく、クワ科のインドボダイジュになります。


 ユリノキ(百合の木;モクレン科ユリノキ属)の大樹の枝先をよく見ると、百合の花やチューリップに似ている花の名残が点々と残っています。欧州ではチューリップ・ツリーと呼ばれています。


 大樹スズカケノキ(鈴掛の木;スズカケノキ科スズカケノキ属、別名プラタナス)の枝先には、鈴のような実が沢山垂れ下がっているのが分かります。


 フクロミモクゲンジ(袋実木欒;ムクロジ科モクゲンジ属)の大木に花が咲いているように見えるのは、木の実が入っていた袋になります。9月頃には黄色の花が樹木いっぱいに広がります。


 センダン(栴檀、千団;センダン科センダン属)の木を見上げると無数の小さな黄色の実が残っていました。まるで丸い団子が空中に並んでいるかのようです。


 ヤマナシの落葉が進むと、木の枝の上にヤドリギ(ヤドリギ科ヤドリギ属)が出現します。団塊状の株を形成したヤドリギが遠くからでも見て取れます。


 小柄でかわいらしいホンカイドウ(本海棠;バラ科リンゴ属)の実が無数に付いていました。赤く熟した実も交じっています。このズミの木は、つる性のクズ(葛)にスッポリと覆われているのですが、このようにしっかりと生き続けています。

 この日の東京都心の黄葉風景については、別のブログ記事にて紹介します。

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