梅雨時の白山神社で文京あじさいまつり
今年の文京あじさいまつりは6月6日(土)から14日(日)まで白山神社で開催されました。この日はちょうど最終日で、梅雨の合間のまあまあの天気でした。約3,000株の多様な紫陽花が、白山神社の境内から神社裏の白山公園にかけて色とりどりに鮮やかに咲いていました。

神社の境内へは急な階段を上っていきます。階段の登り口のところからアジサイの花が咲き並んでいて、わくわく感が高まります。

神社裏の白山公園でも落ち着いた感じのアジサイを楽しむことができます。白山公園と白山神社は境界がないように繋がっています。


境内には色んな種類のアジサイが咲いていますが、その中にユリの花も交じっています。

この白山神社は、江戸時代には小石川植物園内にありましたが、5代将軍綱吉の屋敷造営のため現在地に移ったとのこと。白山神社はこの縁で、綱吉と生母桂昌院の厚い帰依を受けたと言われています。

面白いことに、境内に中国革命の父といわれる孫文の座石の碑が建っています。孫文はこの石に腰掛けながら夜空に流星を見つけて、祖国の革命を心に誓ったとされています。
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