信州の秋の風情(白馬五竜高山植物園、戸隠神社など)
山形から帰って数日後の週末、今度は仲間とともに信州を巡り、白馬五竜高山植物園や戸隠神社などを回ってきました。曇りや霧雨模様のあいにくの天気でしたが、山々では紅葉も進み、秋の風情たっぷりの信州でした。


まずは白馬五竜高山植物園を訪れました。ここは標高1515mの白馬五竜アルプス平に広がるユニークな植物園で、6月から10月にかけて約300種、200万株の様々な高山植物を楽しむことが出来るようになっています。植物園のあるアルプス平には麓のエスカルプラザからゴンドラに乗ってアクセスします。アルプス平では紅葉が部分的に広がっていました。

植物園は山の斜面に沿って配置されていて、遊歩道が張り巡らされています。

園内にはいろんな植物が分布していました。これはナナカマド(七竈;バラ科ナナカマド属)。紅葉が進んでいて、赤い実もたわわについていました。
また、以下のような各種の秋の高山植物を見つけました。
















翌日は戸隠神社の奥社を奥社を訪れました。


戸隠神社は戸隠山の麓に、奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社の五社からなる、創建以来二千年余りに及ぶ歴史を刻む神社です。平安時代末は修験道の道場として都にまで知られた霊場で、比叡山や高野山と共に「三千坊三山」といわれました。そして江戸時代には徳川家康の手厚い保護を受け、一千石の朱印状を賜り、東叡山寛永寺の末寺となり、奥社参道に現在もその威厳を伝える杉並木も植えられ、広く信仰を集めました。今回は、戸隠神社の奥社まで行ってきました。奥社の入口から社殿まで延々と参道が続き、約30分も歩き、途中の杉並木の威容には圧倒されます。大自然と神社が共生している感じがしました。


東京への復路の途中、来年のNHK大河ドラマの舞台となる上田城に立ち寄ってきました。かつて徳川の大軍を2度にわたって退け、日本全国に名を馳せた真田昌幸の居城です。城趾公園内には真田神社があって、巨大な真田赤備え兜が建立されていました。
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