12月上旬、東京の街が紅葉・黄葉に輝く(都心)
この時期、東京都心のイチョウの街路樹が黄葉で覆われ、街中が別世界のような美しい黄金色の風景に一変します。あいにくの曇り空でしたが、12月上旬の日曜日(12/6)に美しい黄葉の風景を求めて和田倉門、本郷などの都心に出かけてきました。

これは皇居前から丸の内の和田倉門交差点そして東京駅方面の眺望です。東京駅丸の内口までの行幸通り沿いのイチョウの街路樹が見事に黄葉していました。高層ビルが林立していますが、左が東京海上ビルで右が丸ビルになります。イチョウの木と高層ビルのコラボレーションです。

一方、行幸通りと交差するように走る日比谷通りの街路樹は黄葉するイチョウと常緑のヤナギです。イチョウの黄葉が皇居の堀の水面にきれいに映っています。中央に見える洋風の銀行会館の建物がこの風景に似合っています。


和田倉門交差点付近の皇居外苑地区の一角に和田倉門噴水公園の黄葉風景です。オブジェや噴水が巧みに配置されています。公園内は清掃が行き届いていてゴミ一つ落ちていません。

この日は皇居東御苑内の乾通りが一般に公開されるとあって、入苑を待つ大勢の人が列をなしていました。

所変わって、ここは文京区本郷の東大構内のイチョウ並木です。本郷通りに面する正門を入ると、奥の安田講堂まで黄金色のイチョウ並木が続いています。安田講堂の時計台がしっかりと見えます。多くの人が行き来していました。

このイチョウ並木から少し離れた工学部キャンパス内にイチョウの大樹がそびえていますが、まさに黄葉真っ盛りでした。

イチョウの大樹の東側を見やると、黄葉に彩られた工学部六号館の建物です。この建物は懐かしいわが学舎になります。

お茶の水駅の聖橋口から本郷通りの坂を少し下った所に建つ大きなニコライ堂の建物です。丸い屋根をもつギリシャ正教会の建物で、関東大震災で被災したものの昭和4年に修復されています。街路樹のイチョウの高木に囲まれていますが、ここの黄葉の本格化はこれからのようです。
今回は時間があまりなかったのですが、そのうち都心の他の様々な黄葉名所も廻ってみたいと思います。
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