3連休に迎春花が広がるろうばいの郷や世界遺産の富岡製糸場へ
3連休の中日、青空の下に無数の迎春花のロウバイが咲き広がる群馬県安中市のろうばいの郷へドライブしてきました。ちょうどロウバイ祭りが催されていて、近隣から多くの人が集まっていました。さらに、ろうばいの郷を後にして約20kmの近さにある世界遺産の富岡製糸場まで足を伸ばしました。ここでは明治時代の殖産興業の息吹を体感してきました。


群馬県安中市のろうばいの郷は県内最大規模を誇るロウバイ園で、3.2haの敷地に12,000本のロウバイが満開になって咲き広がっていました。この施設は、約20年前に地元の農家が遊休農地に植えたのが始まりだそうです。


梅の香に似た甘い香りが漂う遊歩道を歩きながら、青空の中に点描された無数の鮮やかな黄金色の迎春花を存分に楽しんできました。

遠方には、富岡市・安中市の境界に位置する日本三大奇景の一つとされる妙義山の山並みが見えます。

ろうばいの郷から約30分ほど車を飛ばして、世界遺産に登録された富岡製糸場を見学してきました。富岡製糸場へ向かう通りの両脇にはいろんな店が建ち並び、あたかも門前市のような賑わいでした。

富岡製糸場は明治政府が明治5年に建てた官営工場ですが、繰糸所、置繭所、女工館、検査人館等の主要建物は、ほぼ創業当初の状態で良好に保存されています。明治の人々の維新の意気込みに共感を覚えました。


製糸場の工場建設は明治5年に完成し、その後全国から集まった工女たちの手によって本格的な器械製糸 が始まったそうです。現在の建物内には様々なパネルが展示されており、かつて稼働していた器械装置もきちんと保存されていました。
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