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2016年1月

2016年1月10日 (日)

3連休に迎春花が広がるろうばいの郷や世界遺産の富岡製糸場へ


 3連休の中日、青空の下に無数の迎春花のロウバイが咲き広がる群馬県安中市のろうばいの郷へドライブしてきました。ちょうどロウバイ祭りが催されていて、近隣から多くの人が集まっていました。さらに、ろうばいの郷を後にして約20kmの近さにある世界遺産の富岡製糸場まで足を伸ばしました。ここでは明治時代の殖産興業の息吹を体感してきました。



 群馬県安中市のろうばいの郷は県内最大規模を誇るロウバイ園で、3.2haの敷地に12,000本のロウバイが満開になって咲き広がっていました。この施設は、約20年前に地元の農家が遊休農地に植えたのが始まりだそうです。


 梅の香に似た甘い香りが漂う遊歩道を歩きながら、青空の中に点描された無数の鮮やかな黄金色の迎春花を存分に楽しんできました。


 遠方には、富岡市・安中市の境界に位置する日本三大奇景の一つとされる妙義山の山並みが見えます。


 ろうばいの郷から約30分ほど車を飛ばして、世界遺産に登録された富岡製糸場を見学してきました。富岡製糸場へ向かう通りの両脇にはいろんな店が建ち並び、あたかも門前市のような賑わいでした。


 富岡製糸場は明治政府が明治5年に建てた官営工場ですが、繰糸所、置繭所、女工館、検査人館等の主要建物は、ほぼ創業当初の状態で良好に保存されています。明治の人々の維新の意気込みに共感を覚えました。



 製糸場の工場建設は明治5年に完成し、その後全国から集まった工女たちの手によって本格的な器械製糸 が始まったそうです。現在の建物内には様々なパネルが展示されており、かつて稼働していた器械装置もきちんと保存されていました。

…> 季節のスケッチ(28年1月 安中・富岡)


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2016年1月 9日 (土)

暖かな新年、ウメ、カンザクラ、ロウバイ等いろんな花が咲き出す


 本年初めて小石川植物園に出かけてきました。1月中旬の3連休の初日は青空が広がる暖かい日で、まるで春先のような陽気でした。閑静な園内ではウメ、カンザクラ、ロウバイ、ツバキなど色んな花が咲き始め、春の到来を喜んでいるかのような感じでした。今年は暖冬の影響で半月から1月位、季節が進んでいるような気がします。


 園内の梅林の様子です。花芽が膨らんできていて、白梅がポツポツと咲き始めたのが分かります。


 ポツポツと咲き出した白梅は長寿(ちょうじゅ)です。いつも早い時期に勢いよく咲き始めます。


 この白梅も早めに咲き出します。扇流し(おうぎながし)の名が付いています


 この紅梅の名は寒衣(かんごろも)。梅林ではこれから3月までいろんなウメの花が次々に咲いてきて、私たちを楽しませてくれます。


 サクラの仲間も咲き始めました。これは園内の古井戸の近くのカンザクラ(寒桜)です。サクラの花はこれから4月にかけてカンヒザクラ、マメザクラ、ソメイヨシノ、ヤマザクラ、サトザクラと続々と咲き出します。


 新年に咲く迎春花のロウバイ(蝋梅;ロウバイ科ロウバイ属)の花が芳香を放ちながら可憐に咲いていました。まるで透き通ったロウ細工のような黄色の小さな花です。


 ソシンロウバイ(素心蝋梅;ロウバイ科ロウバイ属)の花(右)も咲いていました。花全体が黄色で中央部の色の変化のないのが特徴です。


 ウンナンロウバイ(雲南蝋梅;ロウバイ科ロウバイ属)の可愛らしい花。中国の雲南省が原産で山地に生育します。花の色は淡い黄色で、内側の花被片は濃い紫色になっています。


 ツバキ(椿)の多くの花が咲いていました。園内のツバキ園に多くのツバキが生えていますが、ツバキ園以外でも園内の各所でツバキの花を見かけます。


 これは珍しいツバキの木です。すなわち、一本の木に多くの品種のツバキの花が共存して咲いていました。さすが植物園です。



 この時期、園内の落葉樹の巨木・高木は冬木立になっています。冬木立の雄姿は見応えがあります。このスクッと天に向かって伸びているのはメタセコイア(スギ科メタセコイア属)の木立群です。



 モミジバスズカケノキ(スズカケノキ科スズカケノキ属)の冬木立。枝の所をよく見ると鈴のような実が枝に沢山付いています。


ユリノキ(百合の木;モクレン科ユリノキ属)の冬木立。


 シナサワグルミ(クルミ科サワグルミ属)の冬木立。ゴツゴツした感じがします。


 野の花も咲いていました。これはニホンズイセン((日本水仙;ヒガンバナ科スイセン属))。真ん中の部分が黄色です。いつもこの時期にカンザクラの根元の所に咲き出します。


 ノハラアザミ(野原薊;キク科アザミ属)の枯れ姿です。昨年9月頃には、チョウが花に止まり蜜を吸っていました。


 2羽のカモを池の周りで見かけました。よちよちと仲良く散歩していました。

 上記以外にも、いろんな写真を撮ってきました。

…> 季節のスケッチ(28年1月)



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2016年1月 1日 (金)

謹賀新年2016 快晴の空に初陽が昇る

  輝かしい2016年の新年を迎えました。明けましておめでとうございます。
               
                  
               
 ちなみに、昨年の重大ニュース(極めて主観的)は以下の通り。振り返ってみると実にいろんな出来事が国内外で起きました。
               
  ● 北陸新幹線、上野東京ライン開業(3月)
  ● 東京大空襲から70年(3月)
  ● 日経平均株価2万円台を回復(4月)

  ● ネパール大地震、犠牲者9千名(4月)
  ● 桜島、口永良部島など噴火相次ぐ(5月) 

  ● 日経平均株価 ITバブル超え、18年ぶり(6月)
  ● MJO、エルニーニョ現象によるスーパー台風の続発、
    異常熱波到来(7月~8月)
  ● 戦後70年談話発表、EUに難民大流入(8月)
  ● 中国人民元切下げ、中国経済減速が顕在化(8月)

  ● 安全保障関連法が成立(9月)
  ● 大村智氏、梶田隆章氏の2名がノーベル賞
   (医学生理学賞、物理学賞)受賞(10月)

  ● 12カ国TPP大筋合意、巨大経済圏誕生へ(10月)
  ● パリ同時テロ-文明の衝突(11月)
  ● 西之島噴火から2年、面積が2.63平方km
   (東京ドームの約56倍)へ拡大(11月)
  ● 米国連銀7年ぶりにゼロ金利解除(12月)

  ● ASEAN経済共同体発足、
    約2.5兆ドルの経済規模(12月)

  ● 日本初 113番元素に命名権(12月)
  ● 12月終値 日経平均株価 19,033円
       年平均為替レート 121円/ドル

               
 不透明な海外情勢は今年も続くと予想されますが、わが国はしっかりした政治、経済、科学技術、ものづくり、文化などを包括した信頼され尊敬されるジャパンブランドといった総合力を確固たるものにし世界に貢献していくことが今後の生きる道かと考えています。
                  
               
 さて、今日(元日)の朝は澄み切った青空が広がっていました。朝7時過ぎ、わが家のベランダに出てみると、ちょうど初日の陽光が街並みの地平線からもれ輝き始めてきました。初日の左側には2012年に竣工した東京スカイツリーが凜とそびえています。          
               
 新年の陽光が冬木立の小石川植物園の園内を照らし始めました。これから冬木立→新緑→万緑→紅葉といった木々の新たなサイクルが始動します。冬木立に留っている沢山の小鳥のさえずりは、日々の生活に安らぎを与えてくれます。
               
               
               
  最後にわが家の庭の様子です。カンツバキの赤い花や可愛らしい果実を付けたキンカン(上)、赤い実を付けたマンリョウ(中)、この時期の定番のシクラメン(下)などで割と賑やかです。           

     …> 季節のスケッチ(28年1月) 

 今年も、いろいろとブログ記事を書き続けますので、よろしくお願いします。

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