« 2017年11月 | トップページ | 2018年1月 »

2017年12月

2017年12月13日 (水)

囲碁・将棋界に朗報、羽生、井山に国民栄誉賞を同時授与へ


 囲碁・将棋界に朗報が届きました。政府は12/13、将棋で初めて永世7冠(竜王、名人、棋聖、棋王、王位、王将、王座)を達成した羽生善治竜王と、囲碁で初の2度にわたる7冠(棋聖、名人、本因坊、王座、天元、碁聖、十段)独占を果たした井山裕太7冠に国民栄誉賞を同時に授与することを進めていくと発表しました。菅官房長官は「いずれも歴史に刻まれる偉業であり、社会に明るい希望と勇気を与えてくれた。広く国民に親しまれている将棋、囲碁で多くの国民に感動を与えた」と説明。年明けにも、正式決定され表彰式が行われる運びになる見通しです。


将棋の羽生永世7冠(左)と囲碁の井山7冠(囲碁)
(写真はそれぞれ日本将棋連盟、日本棋院のHPから)

 最近は、AI(人工知能)将棋・囲碁ソフトの棋力が著しく向上しています。このところ、将棋界では佐藤天彦名人が将棋ソフトのPポナンザに完敗、また囲碁界でも世界的なトップ棋士のイ・セドル9段がやはりGoogleアルファ碁に完敗するなど、関係者に大きな衝撃を与えました。

 特に将棋界では昨年になりますが、AIソフトをカンニングしたとして無実のプロ棋士を出場停止処分にする不祥事も発生するなど、暗雲が漂い始めていたところでした。幸い、将棋連盟が早々に処分の間違いを認め事態収拾に努めたことや、中学生棋士の藤井4段がデビュー後負けなしで29連勝の大記録を達成したことなどで、今年後半は明るさ戻るようになってきました。

 このような時に国民栄誉賞の快挙です。明るい展望が一気に広がったような気がします。今や将棋界、囲碁界ともに羽生、井山の2人の天才棋士を目標に続々と新世代の若手が台頭しつつあり、新たなブーム到来の予感もあります。また、人間の棋力を超えたともいわれるAI(人工知能)とは、対局して勝負を争うこと以外に、うまく対峙し共生する道を模索することが肝要です。困難なハードルを超えうる人間の叡智に期待したいと思います。


| | コメント (0)

2017年12月 2日 (土)

輝く木々の紅葉・黄葉、晩秋の野趣あふれる小石川植物園


 いつの間にか慌ただしい年末になってしまいました。相変わらず内外でいろんな出来事が起きていますが、その中で12/1に皇室会議が開かれ、私たちの日常生活に影響を及ぼす改元の日取りが決まりました。2019年4月30日平成天皇退位、翌5月1日改元となります。この季節のスケッチでも平成の年号を使用していますので、それなりの「システム改変」が必要になります。どうするか少しづつ考えていこうと思います。


 さて、12/2は晩秋の野趣あふれる小石川植物園を回ってきました。園内は木々の紅葉・黄葉で輝いていました。




 林地の小径や池の周り、池面など園内の至るところが紅葉・黄葉で覆われ輝いていました。まさに野趣あふれる晩秋の風景でした。


 入園してすぐ左手。見事に黄葉しているイチョウの大樹の迫力に圧倒されます。


 入口からの坂道の途中の右手のイヌザクラ(犬桜;バラ科サクラ属、別名シロザクラ)。橙色に紅葉していました。


 坂を上りきるとソメイヨシノ並木が広がっています。その多くが落葉し、樹下は一面褐色の落葉に覆われていました。


 その一方、まだ紅葉が残っている何本ものソメイヨシノも見かけました。



 イロハモミジ並木の小径も真赤に染まってきました。大勢の人が散策し、写真を撮って楽しんでいます。





 紅葉・黄葉するイロハモミジを園内の随所に見かけました。思いがけない出会いに感動の連続です。


 イロハモミジと同じカエデ属の仲間のカジカエデ(梶楓;カエデ科カエデ属)の黄葉です。葉が大きく、オニカエデ、オニモミジともいわれます。


 やはりカエデ属の仲間のメグスリノキ(カエデ科カエデ属)。大樹を見上げると、今年も鮮やかに真赤に染まっていました。日本に自生するメグスリノキは、その名の如く葉を煎じて服用したり、洗眼すると目の病気に良いと言われています。


 メグスリノキに隣接する陽光に輝くイヌブナ(ブナ科ブナ属)の大樹。イヌブナは日本の寒くない山野に自生します。材質がブナより劣ることからこの和名が由来します。


 イヌブナ(黄)&メグスリノキ(赤)&シラカシ(緑)のコラボです。


 これ以外にも、園内の多くの大樹、高木が美しく紅葉・黄葉していました。これはヘラノキ(箆の木;シナノキ科シナノキ属)です。


 ボダイジュ(菩提樹;シナノキ科シナノキ属)の黄葉。ボダイジュの実から数珠をつくります。


 落葉高木ムクロジ(無患子;ムクロジ科ムクロジ属)の黄葉。木の実には沢山のサポニンが含まれ、石鹸のように泡立ちます。


 フウ(楓;マンサク科フウ属)の高木の黄葉も鮮やかです。フウは中国・台湾原産の落葉高木で、木の葉の形が同じ漢字名をもつカエデに似ています。


 北アメリカ原産の落葉高木ヌマミズキ(沼水木;ヌマミズキ科ヌマミズキ属)の鮮やかな紅葉(左、中)です。


 ヌマミズキと同属のニッサボク(ヌマミズキ科ヌマミズキ属)も秋の日差しに真っ赤に輝いていました(右)。ニッサボクは中国原産の落葉小高木で、欧米では街路樹や庭園樹に用いられています。



 園の入口から左方に広がるメタセコイア林の風景です。メタセコイア(スギ科メタセコイア属)の褐色が日に日に濃く鮮やかになってきました。このアト、凛とした冬木立に変貌していきます。

 この日は上記以外にも多くの木々の紅葉・黄葉を楽しむことができました。詳しくは、季節のスケッチ(29年12月)をご覧ください。

| | コメント (0)

« 2017年11月 | トップページ | 2018年1月 »