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2018年12月 1日 (土)

青檀(セイタン)の木が判明!


 過日、小石川植物園入口で事務局の方から、「青檀という名の樹木を園内で見かけたことがありませんか」とのお尋ねがありました。しかし私は約16年近く植物園に通っていますが、そのような樹木を見たことはありませんでした。

 その後しばらくそのままになっていたのですが、ひょんなことから青檀の木が判明しました。

 11/30、天気がよかったので紅葉を楽しもうと園内を散策してきました(→ ブログ記事)。この日のお目当ては梅林の近くの小さな池の辺にそびえるメグスリノキの大樹でした。メグスリノキの大樹は、期待通り真赤な紅葉に染まり始めていましたので、来た甲斐があったと喜びました。

 ところで、この付近ではこの小さな池の景色の写真を撮ることにしています。


 サクラやイロハモミジの紅葉が見られ、この時期ならではの風景ですが、写真右側の水面上に黄葉の木枝が張り出しているのがふと気になりました(赤丸部分)。


 この池辺の黄葉の樹木はカツラの高木と隣接して生えていて、青空の中で無数の黄葉が輝いていました。


 名札を確認したところ、「pteroceltis tatarinowii ニレ科」の表記のみでした。園内の殆どの名札には和名表記がなされているのですが、たまに英語名表記のみの場合もあります。

 英語名表記のみの場合は、和名が決まっていないことが多いのですが、念のため帰宅してインターネットなどで調べたところ、何とお尋ねのセイタン(青檀;ニレ科エノキ属)のようです。青檀の木は中国安徽省の宣州に自生していて、樹皮が良質な宣紙という書画紙の原料になっているとのことです。

 長年、この場所にこの樹木が生えていることは知っていましたが、名前が青檀であるとはまったく知りませんでした。植物はその名前が分かるとぐっと距離感が近くなり、親しみが増すものです。これもこの日の嬉しいことでした。


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