わが家から神々しい初日を拝む

今年も、わが家のベランダから新年の初日を拝むことが出来ました。元日の東京の日の出時刻は6時51分となっていますが、ここでは7時20分頃に街の地平線から日が昇ってきます。上空に少しかかっていた雲を押し出すような神々しい初日の出でした。

左側にポツンと立っている建造物は東京スカイツリーになります。武蔵の国(東京)にちなんだ高さ634mの電波塔・観光施設で、約7年前の2012年5月に開業しました。開業1年前に625㎡に達したところで東日本大震災に遭遇しましたが、塔構造体への被害がなく、建設技術水準の高さが示されました。

南側の小石川植物園の後方に建つマンションから初日の照り返しです。まるで2つ目の太陽のようです。新年のこの時刻にだけ見られる貴重な光景です。

初日が昇るにつれ、陽光が植物園内に徐々に広がっていきます。今年もまた、植物たちの季節の営みが巡っていきます。→ 四季の植物

園内のツバキやミカンの木々にも初日の光が差し込んできました。

昼前の温室のリニューアル工事の様子です。ベランダから確認できます。工事開始後に遺跡が発掘され、その保存のため工事の完成がだいぶ遅れていましたが、この夏頃に完成予定とのこと。

昼過ぎに初詣です。いつもわが家では近所の名刹傳通院に出かけることにしています。傳通院は徳川家とゆかりが深い寺院で、家康の生母の於大の方や孫娘の千姫の墓所が置かれています。

傳通院の立派な山門です。かつての元々の山門は第2次世界大戦の戦火で消失しましたが、2012年3月に再建されました。

初詣のアト、近くの東京大学の本郷キャンパスに立ち寄り、構内を散策してきました。イチョウ並木の奥は安田講堂です。先月はイチョウの黄葉で黄金色に輝いていましたが、来月の大学受験期を控えたこの時期、静かな佇まいでした。
…> 季節のスケッチ(2019年1月)
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