立春の頃の小石川植物園、シナマンサクや梅の花
2月初旬の立春目前の頃(2/3)、小石川植物園を回ってきました。穏やかな青空が広がり、気分的にも春到来が間近な感覚になります。園内ではこの時期にふさわしく黄金色のシナマンサクの花が咲き出し、梅林の紅白のウメの花も全体の2~3割が開花といった感じでした。
かつての小石川養生所で使われていた古井戸や後方にそびえ立つ威風堂々の巨木クスノキ(常緑樹)の風景です。
日本庭園の梅林は全体の2~3割の梅が開花といった感じでした。梅林にはいろんな品種の梅の木が生えていて、これから3月いっぱい香り豊かな梅の花を楽しむことができます。
梅林ではいろんな梅の花を見かけました。これは五節の舞(ごせちのまい)という名が付いた品種の梅の花。
未開紅(みかいこう)。
甲州最小(こうしゅうさいしょう)。この梅の品種は初めて見ました。最近植えられたものでしょうか。
園入口すぐのところに生えるシナマンサク(支那満作;マンサク科マンサク属)の花がようやく咲き始めました。青空の下のふわふわと舞うような黄色の花びらが特徴的です。マンサクという和名は、春にまず咲くことに由来します。
常緑樹の木々の木立の風景です。これはヒマラヤウラジロガシ(ブナ科コナラ属)。ヒマラヤ地方原産の常緑高木。下から見上げると雄大です。
古井戸近くにそびえ立つ巨木のクスノキ(楠木;クスノキ科ニッケイ属)。下から見上げるとうっそうと葉が茂っています。4月頃に若葉に入れ替わります。
常緑高木のタブノキ(椨;クスノキ科タブノキ属)。東北地方から九州・沖縄の森林に分布し、とくに海岸近くに多い。葉に覆われた木枝の中をよく見ると、花芽が出ていました。初夏に地味な花を付けます。
これ以外にも、いろんな写真をアップしています。
…> 季節のスケッチ(2019年2月)
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