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2019年5月 4日 (土)

改元令和の10連休、郷里の山形で新緑の大自然を満喫


 今年の大型連休(GW)は、平成から令和への改元の諸行事のため10連休になりました。私の場合は、混雑しそうな東京都心を離れ、郷里の山形で過ごすことにしました。山形では新緑が広がる大自然の中でハナミズキやサクランボ、モモなどの花々が咲き出していて、美しい季節を存分に楽しむことが出来ました。


 郷里の東根小学校の校庭(かつての小田島城址)にそびえ立つケヤキの巨樹です。樹齢千年を超すとみられ、高さ約28mで日本最大。この大ケヤキは、今でも昔と変わらず悠然とかつ凛々しくそびえ、東根の地の人々の営みを見守っています。GW時に新緑の大ケヤキを飾る横綱を台車で運ぶパレードが行われました。


 山形盆地は豊かな穀倉地帯になっていて全国有数の米どころになっています。最近では日本一を目指すブランド米「つや姫」が栽培されています。広がる田んぼはちょうど耕されていて、これから水張り、田植えと進んでいきます。遠方に最近の寒波で冠雪した葉山や月山などの山並みが見えます。


 山形蔵王ラインの蔵王半郷地区からの月山の眺めです。東根市からは白い山頂の部分しか見えませんが、ここからは見事な山容が眺望できました。


 郷里の東根市はサクランボ生産が日本一です。山形新幹線の駅名も「さくらんぼ東根」と付いているほどです。この時期、サクランボの木枝に白い花がぎっしりと咲いていました。これから6月の収穫期までサクランボ農家は大忙しです。


 東根で多く生産されている品種はサクランボの王者といわれる佐藤錦です。さくらんぼ東根駅の駅前に、佐藤錦の生みの親の佐藤栄助翁の像が立っています。


 東根市は果樹王国と言われるように、モモの栽培も盛んです。近所を車で回ると、あでやかな桃色の花を付けたモモの木々を所々で見かけます。後背の青々とした山並みと美しく調和した風景になっています。


 郷里の実家の庭では、ちょうど紅色のハナミズキ(花水木; ミズキ科ミズキ属)の花が満開になっていました。ハナミズキは東根市の花になっていて、市内の街路樹などにも多く使われています。


 やはり庭のサクラの木。満開が過ぎていましたが、まだ白い花が咲き残っていました。サクラの種類がよくわからないのですが。チョウジザクラ(丁字桜)のような気がします。


  上記以外にも、多くの写真をアップしています。
   …> 季節のスケッチ(2019年5月 山形)


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