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2019年8月17日 (土)

400万本のユリの花が美しく咲き広がる塩原高原


 まだ猛暑が続く旧盆の時期、箒川の渓流が流れ木々の深緑に覆われた塩原温泉郷を旅してきました。温泉に一泊し、翌日近くのハンターマウンテン塩原ゆりパークを回ってきました。ちょうど台風10号が過ぎ去った夏の青空の下、約400万本もの色とりどりのユリの花が高原いっぱいに美しく咲き広がっていました。



 那須塩原市のスキー場ハンターマウンテン塩原のゆりパークで今年も恒例の「ゆり博」が開かれていて、この日は遅咲きのユリが見ごろを迎えていました。エントランスモールから入り、約10分間のフラワーリフトに乗ってゆりパークの高原部まで一気に上ります。3万坪の広大なゲレンデには約50種400万本ものユリの花が生えています。



 リフトを降りた高原部には白い木肌が美しい白樺の丘などがあります。木々の下に広がる草地には遅咲きの色とりどりのユリの花が所狭しと咲き乱れています。



 ここは標高1360mの高原なので、時折吹く夏風も涼しく、整備された遊歩道を辿って清々しい高原散策を楽しむことができます。



 白樺の丘などの高原部からはほとんどの人がリフトに乗らず歩いて下ります。途中のゆり大斜面、ゆり平原にも数多くのユリの花が咲き広がっています。


 ゆり平原の遠方には那須や会津の山々が連なって素晴らしい風景です。



 ゆりパークの園内には清楚な白、鮮やかなピンク、明るい黄色、艶やかな赤などの約50種ものユリの花が植えられています。品種名はとても覚えきれませんが、カラフルで非常に賑やかです。



 高原から下りる途中、道脇の草むらではヨツバヒヨドリ(上)、ゴマナ(下)などの初秋の草花を見かけました。


 最後に、宿泊したホテルの眼下に流れる箒川の渓流の風景です。箒川はやがて那珂川に合流し太平洋に注ぎ込みます。


 また、塩原の道の駅近くの田園では、流行の田んぼアートを見かけました。


 詳しくは
  …> 季節のスケッチ(2019年8月 塩原ゆりパーク)


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