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2019年11月 2日 (土)

世界文化遺産の三保松原・富士五湖を周遊

 好天に恵まれた11月に入ってすぐの週末、世界文化遺産の三保松原、富士五湖を車で周遊してきました。

(三保松原)

 11/1は都心から東名道を走って三保松原へ。晴れ上がっていたので、松原の上方にお目当ての富士山がくっきりと遠望できました。今年3月にオープンしたばかりの三保松原文化創造センター「みほしるべ」の屋上からこの素晴らしい富士山の眺望が得られます。


 三保松原は約7kmの海岸に約3万本の松が生い茂り、松林の緑、打ち寄せる白波、海の青さと富士山が織りなす風景は歌川広重の浮世絵や数々の絵画・和歌に表現されてきました。


 三保松原の参道のゆるやかな階段を上っていくと、天女伝説で知られる羽衣の松が生えています。


 羽衣の松を過ぎるとすぐに海岸です。


 海岸から左手を見ると、松原の先の方に霊峰富士山がくっきりと浮かんでいます。


 三保松原、駿河湾、富士山のコラボが見事です。


 松原の中に海岸に並行して遊歩道がつくられています。閑静で涼しい環境の中で散策ができるようになっています。

(富士五湖 本栖湖)

 今回の富士五湖巡りのスタートは西側の本栖湖からです。このアト、精進湖、西湖、河口湖、山中湖と進みます。


 本栖湖は富士五湖の中で最も深く、透明度の高い湖です。北岸が富士山の展望スポットになっています。まだ午前中の早い時間でしたので、富士山はうっすらと靄がかかった感じでした。


 湖畔ではナナカマドの赤い実などを見かけました。

(富士五湖 精進湖)

 本栖湖の次は五湖の中で最も小さい精進湖です。精進湖は両隣の本栖湖、西湖と地下でつながっていて、水位が連動していると推測されています。


 精進湖から見る富士山は、手前にある小さな山(大室山)が子供のように見えることから「子抱き富士」と呼ばれます。さらに、大室山の手前には国の天然記念物に指定されている「青木ヶ原樹海」が広がっています。


 富士五湖周辺の紅葉は全体的にまだまだでしたが、精進湖の湖畔ではカエデやイロハモミジなどが赤く染まっていました。精進湖の次の西湖では、残念ながら、富士山はすっぽりと雲に覆われていました。

(富士五湖 河口湖)

 河口湖の紅葉まつりがちょうど11/1から始まっていました。円形ホール近くの紅葉まつり会場に駐車してブラ散歩してみました。ただ、木々の紅葉はまだまだの状況でした。




 湖畔に出て富士山を眺めてみると、幸いにも冠雪した山頂部分の雲が晴れていました。河口湖北岸からは目の前に美しい富士山の姿が大きくそびえ、晴れ上がると圧巻の富士山ビューが楽しむことが出来ます。この日は何とか富士山の雄姿を撮ることができ、やれやれでした。

(富士五湖 山中湖)

 富士五湖の最後は山中湖です。山中湖東岸の長池親水公園が富士山のビューポイントです。湖畔の木々はうっすらと色づいていました。ただ、富士山の眺望がどうなっているかが気がかりです。


 やはり富士山を覆う雲が厚かったのですが、白い山頂がかすかに顔を出していました。この後の帰路は東富士五湖道路、中央道を経て約2時間のドライブでした。


 詳しくは
  …> 季節のスケッチ(2019年11月)


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