白山神社のアジサイ風景ほか
(白山神社)
近くの白山神社に出かけてきました。この時期、白山神社の境内から隣接する白山公園にかけて、約3,000株のアジサイが咲き誇ります。
例年はあじさい祭りが開催され多くの人で賑わうのですが、今年は新型コロナの影響であじさい祭りが中止になり、人出もまばら。静かな環境で境内を回ることができました。
この白山神社は、江戸時代に小石川植物園内にあったが、綱吉の屋敷造営のため、現在地に移ったとのこと。
色んな種類のアジサイの花が咲いていました。これは手毬咲き状の花のホンアジサイ(本紫陽花)。ガクアジサイの栽培種です。ホンアジサイが西洋に渡り、大輪の見事な花を付けるように品種改良されたアジサイが西洋アジサイです。
日本固有種のガクアジサイ(額紫陽花)。中心部の多数の両性花の周りに装飾花が額縁のように縁取る。
ヤマアジサイ(山紫陽花)。よく似たガクアジサイよりも葉に光沢がなく、花序が小型で野趣に富む。
カシワバアジサイ(柏葉紫陽花)。円錐状の白い大きめの花序がつく。葉の形が柏の葉に似る
(わが家のベランダからの眺め)
小石川植物園は依然として休園がが続いています。わが家のベランダから園内を眺めると、目の前の樹木全体がつる性植物に覆われています。
よく見てみると、林や藪の草木にからみつくつる性多年草のカラスウリ(烏瓜;ウリ科カラスウリ属)です。早朝なので、白いレース状の小さな花が点々と咲いています。
常緑樹ユーカリ(フトモモ科ユーカリ属)の高木の幹にナツヅタ(夏蔦;ブドウ科ツタ属)がびっしりと絡みついています。ユーカリの木は園入り口から続く坂道を登り切ったところに生えています。
詳しくは
…> 季節のスケッチ(2020年6月)
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