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2020年8月 9日 (日)

休園明けの8月の小石川植物園、深緑の夏木立の風景



 コロナ感染防止のため、桜が満開だった3月末から臨時休園が続いていた小石川植物園ですが、猛暑下の8月上旬にようやく再開となりました。再開を知り、久しぶりに足を運んできました。まだ人出がパラパラの園内は、すっかり深緑の夏木立に覆われていました。そして、サルスベリ、ムクゲ、オミナエシ、キキョウなどの夏の季節の花々が例年通り咲いていましたので、安堵しました。




 小石川植物園は約4ヶ月もの休園を経て8月上旬にようやく再開園となりました。桜満開で新緑が美しかった3月末の頃と比べると園内の風景は一変。梅雨明け後の猛暑が続く中、すっかり深緑になった夏木立が立ち並んでいました(上から日本庭園、桜並木、メタセコイア林)。


 入口近くの深緑の風景。イチョウ、バショウ、ソテツが青々と茂っています。


 スズカケノキ、ユリノキ、ケヤキなどの大樹が数多く立ち並ぶ巨木並木の夏風景です。


 木肌が白いスズカケノキ(鈴懸の木;スズカケノキ科スズカケノキ属)の夏木立。


 鬱蒼と茂るユリノキ(百合の木;モクレン科ユリノキ属)の夏木立。


 メタセコイア林を少し先のところの小さな池のの周りにはシダレヤナギ、ラクウショウなどの木々が生育しています。


 池の中に大きなウシガエルが棲んでいます。夕方に大声で鳴き出します。


 いろんな夏の花を見かけました。これは夏に開花する落葉高木エンジュ(槐;マメ科エンジュ属)の大樹。上記の日本庭園手前の小さな池の周りに生えています。枝先の円錐花序に白色の蝶形花が多数付いています。


 夏の代表的な花木のサルスベリ(百日紅;ミソハギ科サルスベリ属)。薄紫色の花が咲いています。


 ツツジ園ではナツザキツツジ(夏咲躑躅)の鮮やかなオレンジ色の花が咲いていました。米国南東部に自生する落葉低木。


 夏の野の花も多く見かけました。これは北米原産の多年草シカクヒマワリ(四角向日葵;キク科テトラゴノセカ属)。小さくて華奢な花を多く咲かせています。


 秋の七草の一つオミナエシ(女郎花;スイカズラ科オミナエシ属)。直立した茎の先にあざやかな黄色の花が群生して咲いています。


 山野に生えるオトコエシ(男郎花;スイカズラ科オミナエシ属)の白い花です。華やかな黄色のオミナエシに比べて質実な感じ。


 ミソハギ(禊萩;ミソハギ科ミソハギ属)。盆の頃に花が咲き出し、仏前に供えられるので盆花、精霊花とも言われる。


 熱帯アメリカ原産の一年草シロアザミゲシ(白薊芥子;ケシ科アザミゲシ属)。透き通ったような白い色で妖美な感じがします


 キツネノカミソリ(狐の剃刀;ヒガンバナ科ヒガンバナ属)の橙色の花。明るい林床や林縁などに自生する球根植物。


 つる性多年草のヤブガラシ(藪枯らし;ブドウ科ヤブガラシ属)の花が咲いています。生育が旺盛で藪や樹木を覆います。


 つる性木質のセンニンソウ(仙人草;キンポウゲ科センニンソウ属)。多数のふわふわとした白色の花が群がって咲きます。


 北海道~九州の山野の林内や林縁、土手などに自生するクズ(葛;マメ科マメ亜科クズ属)。赤紫色の花を見かけました。非常に繁茂力が高く、中高木の樹木をすっぽりと覆ってしまいます。秋の七草の一つ。


 園内の随所にヤブラン(薮蘭;キジカクシ科スズラン亜科ヤブラン属)の花が咲いていました。


 白い花を付けたヤブミョウガ(藪茗荷;ツユクサ科ヤブミョウガ属)も随所に見かけました。互生する葉の形が長楕円形でミョウガに似ています。


 北米原産の多年草オオハンゴンソウ(大反魂草;キク科オオハンゴンソウ)。園内のあちこちに群生し、鮮やかな黄色の花が咲いています。


 詳しくは
  …> 季節のスケッチ(2020年8月)

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