都心のサクラ風景(千鳥ヶ淵、文京区播磨坂)
このところポカポカ陽気が続き、東京では各地でサクラが見頃になってきました。今回はコロナ禍が続いていることもあって遠出を避け、都心の千鳥ヶ淵、播磨坂を回ってきました。
(千鳥ヶ淵)
千鳥ヶ淵のサクラが見頃になっているということで、人の少ない午前の早い時間に出掛けてきました。千鳥ヶ淵緑道は皇居西側の千鳥ヶ淵に沿う全長約700mの遊歩道で、約260本の桜が立ち並んでいます。この時期は桜のトンネルの中を歩いているような感じになります。また、向岸の北の丸の土手に生えるサクラの眺めも見事です。遊歩道から見える皇居の堀には多くの観桜のためのボートが繰り出しています。
人が少ない時間帯とはいえ、やはりそこそこの人出でした。
遊歩道沿いにはムラサキハナナ(紫花菜)やシャガ(著莪)、ナノハナ(菜の花)などの花も咲いていて、サクラの風景に色を添えています。
また、近くの千鳥ヶ淵戦没者墓苑内では平成天皇の句碑に傍でベニシダレ(紅枝垂れ)が満開になっていました。
(文京区播磨坂)
文京区播磨坂の桜並木のサクラも満開に近づいてきました。播磨坂は環状3号線の一角として整備された約40mの短い区間ですが、ここに約150本もの桜の木が立ち並んでいて、サクラ並木の下は小川がせせらぐ遊歩道になっています。この時期は美しい景観になります。いつもであれば、文京区さくら祭りが開催されるのですが、今年はどうかな。
播磨坂の散歩道や道路沿いにいろんな花木が植えられていて、サクラとともに花々を楽しむことができます。上から、ハナモモ(花桃)、チョウセンレンギョウ(朝鮮連翹)、ジンチョウゲ(沈丁花)。
詳しくは
…> 季節のスケッチ(2021年3月 都心のサクラ風景)
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