« 久しぶりの皇居外苑、氷河期生き残りのハナノキを探して | トップページ | 4月下旬の小石川植物園、珍しいエゴノキの花に出会う »

2021年4月 3日 (土)

小石川植物園、桜満開の後は爽やかな新緑が広がる



 3月末~4月初旬の小石川植物園の風景です。今年は暖かい日が多かったため、3月末には小石川植物園のソメイヨシノは満開を過ぎ、はらはらと花吹雪が見られるようになってきました。桜のアトは爽やかな新緑が広がります。上の写真は日本庭園近くの小さな池の様子です。


 イロハモミジ並木の新緑が鮮やかになってきました。後方に温室がうっすらと見えます。


 カラフルになってきたツツジ園からの眺望です。イチョウ(右)やウルムス・プロセア(左)の高木が新緑に染まってきました。

(新緑の木々)

 園入口付近のイチョウ(銀杏;イチョウ科イチョウ属)の大樹の新緑。中国原産の落葉高木。裸子植物。


 中央アジアのコーカサス地方を原産とする落葉高木コーカサスサワグルミ(クルミ科サワグルミ属)。葉の形や幹の文様が特徴的。


 北米中部原産の落葉高木のユリノキ(百合の木)。大樹の姿形が美しく、全国に街路樹や公園樹として利用される。


 対馬地方、木曽川流域、岐阜県東濃地方などに限定的に自生する落葉高木ヒトツバタゴ(一つ葉タゴ;モクセイ科ヒトツバタゴ属)。

(木々の花)

 色鮮やかなキリシマツツジ(霧島躑躅;ツツジ亜属ツツジ節ヤマツツジ列)>日の出霧島。


 奄美大島に自生する アマミセイシカ(奄美聖紫花;ツツジ科ツツジ属セイシカ亜属)。


 台湾、中国が原産のマルババイカツツジ(丸葉梅花躑躅;ツツジ科ツツジ属ツツジ亜属バイカツツジ節)。


 中国雲南省原産の常緑小高木ウンナンオガタマ(雲南招霊;モクレン科モクレン属)。山地に自生する。


 北米原産の落葉高木ハナミズキ(花水木;ミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属。庭木や街路樹として利用されている。


 北米原産の落葉小高木アメリカアサガラ(エゴノキ科アメリカアサガラ属)。小さな白いつり鐘状の花が空間を覆い尽くしています。

(初夏の野の花)

 北海道、本州、四国、九州に分布し、山麓の林の縁や林の中、土手などに生えるニリンソウ(二輪草)。キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。春の妖精


 欧州からアジア南西部が原産の多年草オオアマナ(大甘菜;キジカクシ科オオアマナ属)。星型の白い花が各所の草むらで咲き広がっています。


 群生するシャガ(著莪;アヤメ科アヤメ属)の花が咲き並んでいます。中国四川省原産で谷沿いの陰地や竹林などに群生する常緑多年草。


 全国に分布し、日当たりのよい山野に生える多年草ホタルカズラ(蛍蔓;ムラサキ科ムラサキ属)。花の中央部の白い星形が蛍の光のようです。


 サギゴケ(鷺苔;サギゴケ科サギゴケ属)。日当たりの良い草地やあぜ道に生育する多年草。匍匐茎で広がり、苔のように地面を葉がびっしりと覆う。

(温室の花々)

 小笠原固有の多年草ツルワダン(蔓海菜;キク科ニガナ属)。海岸の崖や砂地、草地に生える。細長い葉が輪生し、花茎の先に黄色の花を付けた頭状花序をなす。絶滅危惧Ⅱ類。


 小笠原固有の越年草オオハマボッス(大浜払子;サクラソウ科オカトラノオ属)。小笠原諸島のほぼ全域に分布。茎先の総状花序に筒状の白い花を密につける。花序の姿が仏具の払子に似る。


 小笠原固有の常緑低木オガサワラクチナシ(小笠原梔子;アカネ科クチナシ属)。4月~5月頃、枝先に白い6弁の大きい花が咲き、いい香りがします。光沢のある厚い葉が対生する。




 オオバコ科ルリトラノオ属の仲間の植物たち。茎に総状花序を出し、4裂した青紫色の多くの花がまばらに付く。雄しべと雌しべが花から突き出す。上から、北海道に分布する多年草シラゲキクバクワガタ(白毛菊葉鍬形)、東北地方に分布する多年草ミチノククワガタ(陸奥鍬形)、北海道、北方領土に分布するホソバノキクバクワガタ(細葉の菊葉鍬形)。


 北海道~本州北部に分布する多年草ユキワリコザクラ(雪割小桜;サクラソウ科サクラソウ属)。深山の岩場や崩壊斜面に生育します。


 日本固有種のナエバキスミレ(苗場黄菫;スミレ科スミレ属)。上越地方~東北地方の山地に分布し、岩場や礫地で6月頃に黄色い花を咲かせる。


 沖縄県の尖閣諸島魚釣島のみに分布するセンカクオトギリ(尖閣弟切;オトギリソウ科オトギリソウ属)。断崖の風衝地に生育する常緑低木。夏に雄しべが長い5弁の黄色の花が咲く。


 九州南部から沖縄に分布する常緑低木ギョクシンカ(玉心花;アカネ科 ギョクシンカ属)。ひらひらした形状の花弁をもつ純白の花が咲き、近づくとほのかにいい香りがする。


   詳しくは
  …> 季節のスケッチ(2021年4月)

|

« 久しぶりの皇居外苑、氷河期生き残りのハナノキを探して | トップページ | 4月下旬の小石川植物園、珍しいエゴノキの花に出会う »

季節・風景・植物」カテゴリの記事

小石川植物園」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 久しぶりの皇居外苑、氷河期生き残りのハナノキを探して | トップページ | 4月下旬の小石川植物園、珍しいエゴノキの花に出会う »