謹賀新年2022
2022年の新春のお慶びを申し上げます。皆さまのご健勝とご多幸を祈念申し上げます。
早くコロナが終息し、遊自然、趣味の活動、孫の世話などを楽しむことのできる平穏な日常が戻ってほしいと望んでおります。
さて、東京の新年は寒空ながらも穏やかな冬晴れが続きます。小石川植物園では迎春花のロウバイや早咲きのカンザクラの花々が咲き出し、青空に突き出す巨木・大樹の雄大な冬木立を楽しむことができます。以下、四季の植物:1月セレクションからの抜粋です。
(木々の花・木の実)
中国原産の落葉低木ロウバイ(蝋梅;ロウバイ科ロウバイ属)。ロウバイの花は迎春花ともいわれ、新年に芳香を放つ蝋細工のような黄金色の花を咲かせます。わが国へは江戸時代に渡来し、生け花や茶花、庭木として利用されてきている。2006.1
カンザクラ(寒桜;バラ科カンヒザクラ群)。日本のサクラの基本野生種の一つ。オオシマザクラとカンヒザクラの自然交配種でカンヒザクラ系の品種。早春に咲き出し、青空によく映える。2021.1
カンツバキ(寒椿;ツバキ科ツバキ属)。12月~2月に淡紅色の八重咲きの花が咲く。 矮小な横広がり傘形の樹形になり、枝葉はよく茂るので、庭木として多く用いられる。サザンカ(山茶花)の園芸品種。2008.1
マンリョウ(万両;サクラソウ科ヤブコウジ亜科ヤブコウジ属)。たわわに小さな赤い実を付けます。関東地方以西~九州、沖縄に自生する常緑小低木。名前がめでたいので、正月の縁起物とされる。2017.1
(巨木・大樹の冬木立)
メタセコイア(ヒノキ科メタセコイア属)。スギの先祖のメタセコイヤは、かつて化石しか見つからず絶滅したとされていたが、戦後、中国四川省で生息が確認され。その後わが国にも伝来。凛として天に伸びるような見事な樹形が目を引きます。2017.1
スズカケノキ(スズカケノキ科スズカケノキ属、別名プラタナス)。ヨーロッパ南東部からアジア西部原産の落葉広葉樹。成長が早く街路樹や公園樹、庭園樹として利用されている。枝先をよく見ると、多数の鈴のような実が木枝から垂れ下がっています。2019.1
古井戸(小石川養生所の井戸)近くのツツジ園からの眺望 です。右の精子発見の大イチョウ(イチョウ科イチョウ属)や左のウルムス・プロセア(ニレ科ニレ属)などの大樹の雄姿が立ち並んでいます。2018.1
詳しくは
…> 季節のスケッチ(2022年1月)
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