季節・風景・植物

2018年2月12日 (月)

閑静な皇居東御苑に梅の香り広がる



 寒さは厳しかったのですが、澄み切った青空が広がった2月上旬の3連休の最終日、皇居東御苑を訪れてきました。苑内では梅の花が咲き出し、梅の香りが辺り一面に漂っていました。


 平川門から入苑してすぐの所に梅林があります。梅林では品種名は不明ですが、紅梅や白梅が華やかに咲き出していました。


 梅の木枝をよく見てみると、小鳥のメジロが楽しそうに花を啄んでいました。メジロは目の周りが白いのが特徴です。


 梅林を過ぎ二の丸ゾーンを進んでいくと、殆ど人出がなくひっそりとした二の丸庭園に行き着きます。背景は丸の内の高層ビル群です。


 初夏には緑一色になる二の丸雑木林。大部分が落葉樹で、まだ冬木の状態なので、春の陽光が十分に林床に差し込みます。日差しを受け、これから春の野の花が次第に開花してきます。


 二の丸ゾーンから本丸ゾーンに上っていくと、かつて江戸城の天守閣がそびえていた天守台が目に飛び込んできます。大勢の人が往来しています。手前にリュウキュウカンヒザクラ(琉球寒緋桜)が見えます。


 リュウキュウカンヒザクラ(琉球寒緋桜)は強烈な濃紅色の花を付ける南国の桜ですが、ちょうど開花が始まったところでした。沖縄ではこの桜が新春に咲き出し、皆で花見を楽しみます。


 苑内ではツバキ科の花々があちこちに生えていました。これは普通にツバキと呼ばれ、昔から観賞用花木あるいは代表的な茶花として知られているヤブツバキです。ヤブツバキは日本のツバキの原種で、東北以南の暖地に生育します。


 ハルサザンカ(春山茶花)の高木も見かけました。普通のサザンカは秋口から年末にかけて咲き出しますが、ハルサザンカは年明けから花を付けます。


 本丸ゾーンと二の丸ゾーンを結ぶ汐見坂からの眺望です。江戸時代の頃は、この坂の下まで日比谷入江が入り込んできていて、海浜を眺めることが出来たそうです。

 皇居の後は少し離れた神田明神へ向かいました。
詳しくは 季節のスケッチ(2018年2月 皇居東御苑) をご覧ください。


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2018年2月10日 (土)

最強の寒波去り、梅林が少しずつにぎやかに



 建国記念日をはさんだ3連休の初日。都心にも積雪をもたらした最強寒波が去り、少し日差しも出てきましたので、小石川植物園を散策してきました。


 園内の日本庭園の一角に位置する梅林には数多くの紅梅、白梅の木が植えられています。新年早々からポツポツと咲き始めますが、この頃になると少しずつ増えてきて、賑やかな感じになります。全体として2分~3分咲きといった感じでした。

(この日咲いていたいろんな品種の梅の花)

 これは未開紅(みかいこう)の品種名が付いています。


 長寿(ちょうじゅ)。


 五節の舞(ごせちのまい)。


 月の桂(つきのかつら)。これ以外にもいろんな梅の花が咲いていて、梅林一帯ではいい香りが漂っていました。

(梅の花以外の花々)

 冬木の多い林間部の一角では、アテツマンサク(阿哲満作;マンサク科マンサク属)が満開になっているのを見つけました。アテツの名は最初に発見された岡山県阿哲地方にちなんで付けられています。


 また、クスノキの巨木の下に広がるツバキ区域ではカメリア・ドルピヘラ(ツバキ科、別名は油椿)の花が勢いよく咲いていました。中国、ベトナム原産のツバキで。種子から油が採れ、化粧液などに用いられます。


 野の花はまだ数少ないのですが、春の妖精(スプリング・エフェメラル)の仲間のユキワリイチゲ(雪割一華;キンポウゲ科イチリンソウ属)の群生地をのぞいてみると、うれしいことに清楚で可憐な白い花が顔を出し始めていました。これから4月頃にかけて、フクジュソウ、ニリンソウ、カタクリなどの春の妖精たちが次々に咲き出してきます。

 これ以外にもいろんな写真がアップされています。
    …> 季節のスケッチ(2018年2月)


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2018年2月 4日 (日)

本物の春が待たれる立春の頃

 2月に入り、3日が節分、4日が立春(24節気)と続き、暦の上では春の到来です。しかしながら、今年は1月後半から強烈な寒気が日本に上空流れ込むようになり、1/22には南岸低気圧の東進と相まって東京都心で23cmの積雪を観測するなど大雪に見舞われました。


     [1/23朝の小石川植物園の雪景色]
 普段雪への備えが無い東京では大変です。車には冬タイヤを付けているわけでないので使用できず、自分の足だけが頼りになります。革靴は雪道や氷結した部分で滑ってしまうので使い物になりません。幸い、大地震などの災害時用に職場の机の下に運動シューズを置いていましたので、22日以降はこのシューズが大いに役立ちました。大きな道路はすぐに積雪が消えてしまうのですが、家の近くの小さな路地に入るといつまでも雪が残っていました。こんな所でも安心して歩くことができるので助かります。

 2月に入ると、1/22の積雪が路地からも消えかかったのですが、2/2に再び南岸低気圧が接近し、夜間から2/3朝方にかけて盛んに雪が降り出しました。


    [2/3朝、小石川植物園の雪模様]
 しかし、今回は寒気が少し弱かったのでしょうか。幸いにも都心の降雪1cmと大事にならずに助かりました。2/3の昼過ぎ以降は青空も見えるようになり、雪もほとんど消えました。心情的には春到来の期待感が膨らんできます。



 例年、小石川植物園では立春を過ぎると梅林がにぎやかになり、多くのいい香りの紅梅、白梅が咲き競うようになり、メジロなどの小鳥も盛んに飛び交うようになります(写真はいずれも昨年2月のもの)。


 また園内の草むらでは、春の妖精と呼ばれる何種類ものスプリング・エフェメラルが次々と咲き出すようになります。その中で真っ先に咲き出すのはユキワリイチゲ(雪割一華)で、可憐で白い小さな花が恐る恐る地表に顔をのぞかせてきます(写真は昨年2月のもの)。

 暦の上ではない本物の春の到来が待たれます。

  …>季節のスケッチ(30年2月)


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2018年1月 7日 (日)

安中に迎春のロウバイの花が勢いよく咲き広がる



 群馬県安中市のろうばいの郷を訪ねてきました。新春の青空の下、迎春花のロウバイの花が勢いよく咲き広がっていました。まさに新春の到来を喜ぶがごとく、無数の黄金色の花が青空を舞う風景は圧巻でした。



 群馬県安中市のろうばいの郷は県内最大規模を誇るロウバイ園で、3.2haの敷地に12,000本のロウバイが植えられています。このろうばいの郷は、約20年前に地元の農家が遊休農地に植えたのが始まりだそうです。園内には甘い香りを感じながら散策できるように遊歩道がきれいに張りめぐらされています。



 ろうばいの郷では、無数の鮮やかな黄金色のロウバイ(蝋梅)の花が勢いよく咲き出していてほぼ満開の状態でした。青空の中に黄金色の迎春花が点描されているかのようで、見事な景観でした。ロウバイの花に顔を近づけると、梅の香に似た甘いいい香りがします。黄金色の小さな花はその名の通り、まるで透き通ったロウ細工のようです。


 ろうばいの郷から遠方に見える妙義山はゴツゴツとした奇岩怪石が林立し何とも言えない山容で、九州の耶馬渓、四国の寒霞渓と並んで、日本三奇勝に数えられています。妙義山の中腹に立派な妙義神社があるというので、参拝しようと登り口にある道の駅まで車を走らせました。しかし、手すりもない急な何段もの石段を上り下りしなければならないことが分かり、参拝を断念しました。その代わり、道の駅で買い物などをしてきました。

   …> 季節のスケッチ(30年1月安中・妙義)


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2018年1月 6日 (土)

新年の小石川植物園、冬木立の雄姿が立ち並ぶ



 新年早々の週末、静寂な佇まいの小石川植物園を回ってきました。園内は美しい木々の紅葉の競演が終わり、すっかり落葉した冬木立の雄姿が立ち並ぶ風景になってきました。これから再び冬木立→新芽→新緑→若葉→万緑→夏木立→紅葉の新たな自然の営みのサイクルが始動します。


 この頃は花の少ない時季ですが、それでもいろんな花が咲いていました。これは園入口付近に新年早々に咲き出す迎春花のロウバイ(蝋梅;ロウバイ科ロウバイ属)です。まるでロウ細工のような黄色の小さな花を付けます。


 古井戸の近くのカンザクラ(寒桜;バラ科カンヒザクラ群)の古木。桜ならではの美しい花が咲き始めていました。園内のいろんな桜の中ではカンザクラが最も早く咲きます。


 日本庭園の一角に梅林があって園芸品種約50種100株が植えられています。ほとんどの梅の木はまだつぼみ状態ですが、少しづつ開花し始めてきました。この白梅は扇流し(おうぎながし)の名が付く園芸種です。これから2月、3月と梅林はにぎやかになります。


 古井戸の近辺にツバキ園があります。中央部に生える常緑のクスノキの巨木の周りにいろんな品種のツバキの花が年明け頃からボチボチと咲き出します。このツバキの花は曙(あけぼの)。


 ツバキ園にはツバキの仲間のサザンカも生えていますが、サザンカは晩秋の頃から咲いています。この赤いサザンカの花は歌枕(うたまくら)。


 園内には数多くの落葉樹の巨木、高木が生えていますが、この頃は冬木立の雄姿を見ることができます。まるで樹木の「素顔」のようです。園入口の近くでは、直立して天空めざして伸びるようなメタセコイア林が目に飛び込んできます。年末の褐色の姿とは様変わりです。やがて4月頃になると緑の衣で覆われるようになります。


 古井戸付近のツツジ園からの眺望。精子発見のイチョウ(右)とニレ科のウルムス・プロセア(左)の大樹の冬木立です。晩秋の姿からは大変身。


 ヘラノキ(箆の木;シナノキ科、ボダイジュの仲間)の大木の冬木立。年末の黄葉の姿から様変わり。


 スズカケノキ(スズカケノキ科スズカケノキ属、別名プラタナス)の巨木の冬木立。木幹の白さが目立ちます。


 ユリノキ(百合の木;モクレン科ユリノキ属)の冬木立。木枝に花の名残が少し残っています。初夏に咲く花はチューリップに似ています。


 シナサワグルミ(クルミ科サワグルミ属)のゴツゴツした冬木立。樹木の上方に多くのカラスが止まっています。8月頃には緑葉で覆われるようになります。


 日本に自生し、煎じると目に良いとされるメグスリノキ(カエデ科カエデ属)の大樹の冬木立。つい先月は本当に鮮やかな紅葉に覆われていたのが夢のようです。



 ニュートンのリンゴの木の近くのセンダン(栴檀、千団;センダン科センダン属)の高木。無数の小さな淡い黄色の実が残っていました。まるで丸い団子が空中に飾られているかのようです。5月頃に白い密生した花が咲きます。


 ツクシカイドウ(筑紫海棠;バラ科)の枝先に数多くの赤い実が付いていました。ツクシカイドウは九州の熊本、大分地方に分布していたが、現在はわが国で絶滅したといわれています。


 食用梨の野生種のヤマナシ(山梨;バラ科ナシ属)の高木。落葉すると樹上に宿るヤドリギ(ヤドリギ科ヤドリギ属)が団塊状の株を形成しているのがよく見えます。

 さらに、いろんな写真がアップされています。
   …>季節のスケッチ(30年1月)


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2018年1月 1日 (月)

謹賀新年2018 - 本格的な景気回復へ



 輝かしい2018年の新年を迎えました。おめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

 このところの株価上昇、雇用状況の改善など国内景気にようやく明るさが見えてきたようです。アベノミクスが始まって5年経過し、その効果が次第に現れてきたといえます。先の総選挙でも安定的な政権運営が継続されることになり、本格的な景気回復が進んでいくことが期待されます。

 一方、北朝鮮の核ミサイル問題の緊迫化、中東情勢の不安定化、難解な英国のEU離脱交渉、米国トランプ政権のロシア疑惑の行方など厳しい国際情勢が続くことが予想されます。このような状況の中で、わが国は安定した国内政権基盤を基に外交力、経済力、技術力等を結集し、総合的な安全保障を確保していくことが急務だといえます。

 最後に、プライベート面では孫が8人に増え、ケイマの家族が16人になりました。今年もみんなが健康で穏やかな暮らしを続けていければと思っております。


 今年もわが家のベランダからですが初日を拝むことができました。この神々しい陽光があまねく世界に恩恵をもたらしてくれることを願っています。
        …>季節のスケッチ(30年1月)


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2017年12月 2日 (土)

輝く木々の紅葉・黄葉、晩秋の野趣あふれる小石川植物園


 いつの間にか慌ただしい年末になってしまいました。相変わらず内外でいろんな出来事が起きていますが、その中で12/1に皇室会議が開かれ、私たちの日常生活に影響を及ぼす改元の日取りが決まりました。2019年4月30日平成天皇退位、翌5月1日改元となります。この季節のスケッチでも平成の年号を使用していますので、それなりの「システム改変」が必要になります。どうするか少しづつ考えていこうと思います。


 さて、12/2は晩秋の野趣あふれる小石川植物園を回ってきました。園内は木々の紅葉・黄葉で輝いていました。




 林地の小径や池の周り、池面など園内の至るところが紅葉・黄葉で覆われ輝いていました。まさに野趣あふれる晩秋の風景でした。


 入園してすぐ左手。見事に黄葉しているイチョウの大樹の迫力に圧倒されます。


 入口からの坂道の途中の右手のイヌザクラ(犬桜;バラ科サクラ属、別名シロザクラ)。橙色に紅葉していました。


 坂を上りきるとソメイヨシノ並木が広がっています。その多くが落葉し、樹下は一面褐色の落葉に覆われていました。


 その一方、まだ紅葉が残っている何本ものソメイヨシノも見かけました。



 イロハモミジ並木の小径も真赤に染まってきました。大勢の人が散策し、写真を撮って楽しんでいます。





 紅葉・黄葉するイロハモミジを園内の随所に見かけました。思いがけない出会いに感動の連続です。


 イロハモミジと同じカエデ属の仲間のカジカエデ(梶楓;カエデ科カエデ属)の黄葉です。葉が大きく、オニカエデ、オニモミジともいわれます。


 やはりカエデ属の仲間のメグスリノキ(カエデ科カエデ属)。大樹を見上げると、今年も鮮やかに真赤に染まっていました。日本に自生するメグスリノキは、その名の如く葉を煎じて服用したり、洗眼すると目の病気に良いと言われています。


 メグスリノキに隣接する陽光に輝くイヌブナ(ブナ科ブナ属)の大樹。イヌブナは日本の寒くない山野に自生します。材質がブナより劣ることからこの和名が由来します。


 イヌブナ(黄)&メグスリノキ(赤)&シラカシ(緑)のコラボです。


 これ以外にも、園内の多くの大樹、高木が美しく紅葉・黄葉していました。これはヘラノキ(箆の木;シナノキ科シナノキ属)です。


 ボダイジュ(菩提樹;シナノキ科シナノキ属)の黄葉。ボダイジュの実から数珠をつくります。


 落葉高木ムクロジ(無患子;ムクロジ科ムクロジ属)の黄葉。木の実には沢山のサポニンが含まれ、石鹸のように泡立ちます。


 フウ(楓;マンサク科フウ属)の高木の黄葉も鮮やかです。フウは中国・台湾原産の落葉高木で、木の葉の形が同じ漢字名をもつカエデに似ています。


 北アメリカ原産の落葉高木ヌマミズキ(沼水木;ヌマミズキ科ヌマミズキ属)の鮮やかな紅葉(左、中)です。


 ヌマミズキと同属のニッサボク(ヌマミズキ科ヌマミズキ属)も秋の日差しに真っ赤に輝いていました(右)。ニッサボクは中国原産の落葉小高木で、欧米では街路樹や庭園樹に用いられています。



 園の入口から左方に広がるメタセコイア林の風景です。メタセコイア(スギ科メタセコイア属)の褐色が日に日に濃く鮮やかになってきました。このアト、凛とした冬木立に変貌していきます。

 この日は上記以外にも多くの木々の紅葉・黄葉を楽しむことができました。詳しくは、季節のスケッチ(29年12月)をご覧ください。

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2017年11月25日 (土)

都心の新宿御苑で紅葉狩り気分

 11月最後の週末は好天に恵まれ、近場の新宿御苑へ出かけてきました。今年最後の紅葉狩り日和とのことで、近郊の紅葉景勝地は大賑わいが予想されたので、混雑を避けるように久々の新宿御苑を散策して都心の紅葉狩りを楽しむことにしました。


 苑内では抜けるような青空の下でイチョウ、カエデ等の木々が紅葉・黄葉で輝いていました。新宿御苑の晩秋の自然美を十分に堪能できました。


 大木戸門からぶらぶら歩いていると、真赤な塊りのような樹木の周りに多くの人が集まっていました。この樹木の正体は美しく真赤に紅葉したタムケヤマ(手向け山;カエデ科カエデ属)でした。


 タムケヤマはヤマモミジ系の紅枝垂の代表的な園芸品種で、葉に細かい切れ込みがあるのが特徴です。タムケヤマの中からもドコモビルがカメラのアングルに入ってきます。


 苑内では多くの外国人を見かけました。観光バスのコースに入っているようです。



 タムケヤマの近くにイチョウの大樹が生えていて、黄金色に輝いていました。大木なので迫力があります。


 この時期に咲くサクラの花を幾つか見かけました。これは小さなピンク色の花を沢山付けたヒマラヤザクラ(バラ科)。華やいだ感じに咲いていました。中国南部からネパール、インド北部のヒマラヤ山脈に分布する種で1960年代に渡来。


 ジュウガツザクラ(十月桜)も咲いていました。マメザクラとエドヒガンの交雑種。秋と春の年2回開花します。


 コブクザクラ(子福桜)。白い八重咲の桜で秋から冬にかけて咲きます。ちょうど白梅のような感じです。何羽かの小鳥が花を啄んでいました。


 苑の中央部に広大なイギリス風景式庭園があります。一面芝生が広がっていて、みんな思い思いにくつろいでいます。背景の新宿などの高層ビル群が苑の風景と見事に調和しています。


 イギリス庭園に隣接したフランス式庭園。この中にバラ花壇があって、この時期でもまだ何種かの秋バラの花が咲いていました。



 フランス式庭園の両脇に長いプラタナス並木が植えられています。プラタナス並木の中を散歩できます。




 苑内を回っていると随所にイロハモミジの紅葉を見かけました。まさに都心に居ながらにして紅葉狩りの気分を味わうことができました。


 大温室の概観です。少し小高い丘の上に建っています。2012年末にリニューアルオープンされました。明治時代から皇室の温室としてランの栽培を行っており、現在は絶滅危惧植物の保護増殖、ワシントン条約で保護されている洋ラン等の栽培など生物多様性の保全活動を行っています。


 更なる苑内の晩秋風景や大温室に展示中の花々などの写真は、季節のスケッチ(29年11月 新宿御苑)にアップしています。

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2017年11月19日 (日)

11月中旬の小石川植物園、木々の紅葉・黄葉の美の競演はじまる



 いろんな事情が重なり、1月半ぶりにようやく小石川植物園を散策してきました。暦の上では立冬が過ぎていますが、園内は晩秋の風景です。行楽地から紅葉狩りのニュースが次々に届きますが、園内の紅葉風景も見事です。モミジ、イチョウ、ナンキンハゼ等いろんな木々が紅葉・黄葉の競演を始めたかのようです。

 わが家のベランダから園内を見渡すと、イロハモミジ並木の紅葉が進んできました。手前に温室リニューアル工事のための建設機械などが見えます。


 工事中に想定を超えた多くの遺跡(埋蔵文化財)が見つかったため発掘作業が増え、全体の工事期間が大幅に延び、終了は来年末になりそうです。


 次に、園内のいろんな木々の美しい紅葉・黄葉の様子を中心に紹介します。アーチ状になっているイロハモミジの小径は全体としてまだ緑葉が多いのですが、部分的には鮮やかに紅葉も進んでいます。


 サクラの木枝に近づいてよく見ると、その紅葉も鮮やかです。これはヤマザクラ(山桜)です。ソメイヨシノ(染井吉野)の紅葉も見られます。


 ハナミズキ(花水木;ミズキ科)も真赤に紅葉していました。後方のイチョウの黄葉との組合わせが妙です。


 梅林の近くのナンキンハゼ(トウダイクサ科ナンキンハゼ属)の高木。無数の紅葉した木の葉が、陽光を受けキラキラと舞いながら輝いていました。


 シナマンサク(支那満作;マンサク科)の黄葉。園入口付近で目立ちます。


 やはり園入口付近のイタヤカエデ(板屋楓;カエデ科カエデ属)。見事な黄葉です。


 カイノキ(楷樹;ウルシ科)の黄葉。カイノキは「楷書」の楷に通じ、枝ぶりがきちんと整っています。


 迫力あるアメリカスズカケノキ(スズカケノキ科スズカケノキ属)の黄葉。無数に空中に広がっています。


 精子発見のイチョウ(銀杏)の大木の見事な黄葉です。この近辺には巨木や大木が立ち並んでいます。


 水湿地に生育し気根を有するラクウショウ(落羽松;スギ科ヌマスギ属)。午後の陽光を受け、褐色に輝いています。


 木の実も多く見かけました。柴田記念館の近くのピラカンサ(バラ科、品種名ローズデール)の中高木です。毎年同じように真っ赤な実をたわわに付けてくれます。


 ピラカンサのすぐ近くにオオカナメモチ(バラ科カナメモチ属)の高木が生えています。多くの黄土色の実を付けていますが、次第に赤みが増します。


 最後にわが家の庭先。サルスベリの黄葉やイロハモミジの紅葉は晩秋の雰囲気を醸し出しています。

 上記以外にも、いろんな季節の風景をアップしています。
   …> 季節のスケッチ(29年11月)



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2017年10月21日 (土)

美しい安曇野の秋風景(わさび田、安曇野ちひろ公園など)


 総選挙(10/22)を目前に控えた10月中旬の週末、信州の安曇野へ出かけてきました。近づく超大型台風21号に影響された前線活動の活発化により厚い雲に覆われたあいにくの天気でしたが、何とか大雨は避けることができました。そして、大王わさび農場や安曇野ちひろ公園などを訪れ、素晴らしい安曇野の秋風景を堪能してきました。


 今から百年前の1917年に開場した大王わさび農場は安曇野の地に広がるあるわさび農場です。北アルプスからの安曇野わさび田湧水群を利用した日本最大規模のわさび園で、年間約120万人もの観光客が訪れる安曇野随一の観光スポットです。実際に訪れてみると、環境庁名水百選にも選ばれている北アルプス湧水群の中に見事に整備されたわさび田がどこまでも広がっていて、一面マイナスイオンがたっぷりの清々しい風景でした。


 わさび田に引かれる水はすべて北アルプスの伏流水です。年間を通してほぼ一定の13℃の湧水がわさび田を育み、そのあとは犀川、千曲川、信濃川となって日本海に流れ込みます。


 農場の守り神の魏石鬼八面大王です。大王わさび農場の「大王」は、その昔この地を圧迫する大和朝廷の坂上田村麻呂に立ち向かって戦った勇士の魏石鬼(ぎしき)八面大王から由来します。大王の胴体がこの地に埋葬されているとされ、敷地内に大王神社の社が建っています。


 この日は、北アルプスを望む標高約1,000メートルに位置する山岳リゾートホテルのアンビエント安曇野に宿泊しました。


 標高が高いため、窓を開けると目の前に立ち並ぶ山々の姿が飛び込んできます。雲が流れる雲海の風景は絶景でした。


 眼下には徐々に進行する紅葉の風景が見えます。まもなく錦秋の候を迎えます。


 翌日はホテルから少し北の方角に進み、安曇野ちひろ美術館の周囲に広がる53,500㎡の公園(松川川村営)を訪れてきました。美術館には、いわさきちひろの作品のみならず世界の絵本画家の作品も展示されています。


 この公園は北アルプスの山々を望みながら、いわさきちひろが愛した光や風、豊かな自然を感じることができる日本の原風景のようなところです。


 美術館の周りを見渡すとまるで童話に出てくるメルヘンの世界のようです。


 安曇野へは東京から中央自動車道を利用したドライブでした。途中の諏訪湖PAからは広大な諏訪湖が眺望できます。諏訪湖の向岸は岡谷市や下諏訪町になります。


 この他にも、いろんな風景写真をアップしました。
   …> 季節のスケッチ(29年10月安曇野)


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