山形・東北

2019年1月 5日 (土)

心に残る美しい山形の風景(セレクション)


 わが故郷の山形県は南東北の日本海側に位置し、県内を縦走する最上川、出羽三山、蔵王連峰などの山々、実りの秋に黄金色に輝く田園地帯等々、風光明媚な豊かな自然に恵まれています。




 すでに、「季節のスケッチ」の風景写真の中から山形関係のものを抽出して、「山形の風景」のコンテンツとして取りまとめていますが、写真の数が多くなって全体を一望するのが難しくなっていました。



 そこで、この度「山形の風景」から心に残る美しい風景を厳選して「山形の風景(セレクション)」と称する Photo Gallery を用意しました。この Photo Gallery はスライドショー形式ですので、最初に起動すればアトは自動的に写真をめくってくれます。お楽しみ下さい。




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2018年10月26日 (金)

紅葉広がる青森の大自然(八甲田、奥入瀬、十二湖、岩木山など)

 10月下旬、大自然の紅葉を求めて八甲田、奥入瀬渓流、白神山地十二湖、岩木山など青森各地をクルマで縦走してきました。紅葉の具合は地域や高度によって異なりますが、山麓付近はまさに紅葉見頃といった感じで、スケールの大きい青森の秋を存分に満喫できました。

(八甲田)

 青森空港に降り立ち、レンタカーでまず八甲田へ向かいました。八甲田連峰の山並みがよく見える萱野高原に立ち寄ると、カエデやモミジなどがきれいに紅葉していました。


 萱野高原から車で少し走ると八甲田ロープウェイに着きます。観光客で満員のロープウェイに乗って山頂公園駅へ上ります。


 この駅付近は紅葉の時期を終えていました。右遠方を見やると青森市街と陸奥湾が眺望できます。


 八甲田ロープウェイを下り、山麓の酸ケ湯温泉付近の風景です。ここも紅葉がかなり進んでいました。

蔦野鳥の森)

 十和田湖から北へ約10kmのブナの原生林にあり、野鳥の宝庫としても知られる蔦野鳥の森の中に、蔦温泉を起点とする遊歩道(沼めぐりの小路)が張り巡らされています。


 遊歩道はブナの森に点在する湖沼群をめぐるトレイルで約1時間で周回できます。起点から約10分程歩くと蔦沼に着きます。蔦沼は澄んだ水をたたえ、湖面には紅葉する森の木々を映しています。


 蔦沼から遊歩道を進むと長沼に出会います。落葉が水面を覆っています。


 遊歩道の周囲の赤、黄に染まるヤマモミジなどの木々を眺めながらトレッキングを楽しむことができました

(奥入瀬渓流・十和田湖)

 奥入瀬渓流は、青森・秋田の両県にまたがるカルデラ湖の十和田湖から唯一流れ出る奥入瀬川の上流部分に当たり、いつ訪れても四季折々に大自然の醍醐味を味わうことができます。この日は紅葉見頃直前の状況で、周辺の木々の紅葉と水量豊かな渓流の調和は素晴らしい景観です。


 渓流には多くの眺望スポットがありますが、この銚子大滝はその中でも人気の高いスポットです。近づいてみると相当に迫力があります。


 渓流には両岸の岸壁からも滝となって山水が注ぎ込みます。左は九段の滝の名が付いています。


 青森・秋田の両県にまたがるカルデラ湖で奥入瀬渓流の水源となっている十和田湖です。十和田湖の湖畔の木々も紅葉が進んでいました。

(白神山地十二湖)

 白神山地の一角に位置し青森県深浦町にある複数の湖を総称して十二湖という。十二湖を構成する湖群は、1704年の能代地震による崩山の崩壊で塞き止められた川から形成されたのではないかと推定されていて、今では美しい自然の景観を創出しています。上の風景は王池です。


 これは鶏頭場の池です。


 人気の高い青池。小さな池ですが、透明度の高い透き通ったブルーが観られる神秘的なスポットです。


 上記の青池、沸壺の池を含むトレッキングコースの中にブナ自然林の区域もあります。ここのブナ林の紅葉は少し先のようです。



 ブナの代わりに盛んに紅葉しているのが、トチノキ(黄;上)やヤマモミジ(赤;下)です。


 白神山地に生息するニホンザルを見かけました。群れを成していて、ここで越冬するのでしょうか。

(岩木山)


 標高1,625 mの岩木山は青森県弘前市と鰺ヶ沢町に位置する火山で、青森県の最高峰です。その美しい山容から津軽富士とも呼ばれ、県内各地から眺望できます。上は弘前城本丸からの眺望、下は弘前市百沢方面からの眺望になります。


 岩木山にはスカイラインが整備されていて、八合目まで車で簡単に上れるようになっています。中腹から山頂付近まで紅葉はすっかり終わっていました。


 スカイラインの山麓付近は、ヤマモミジの紅葉やブナの黄葉など紅葉が見頃でした。


 この時期、岩木山を抱く津軽平野は美味しいリンゴの収穫期です。一面赤いリンゴがたわわに付いたリンゴ畑が広がっていました。


 詳細は
   …> 季節のスケッチ(2018年10月 青森)


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2018年8月22日 (水)

南東北の高原風景(天元台、裏磐梯、三ノ倉など)

 猛暑の東京を避けるため、この夏は少し長めに山形に帰省してきました。日中の気温は高いのですが、朝夕は涼しく過ごしやすいと思います。そして、帰省中に南東北(山形・福島)の天元台高原や裏磐梯高原、三ノ倉高原などを回ってきました。

(天元台高原)

 磐梯朝日国立公園の域内にある天元台高原は百名山の西吾妻山の登山口になっています。米沢市から西吾妻スカイバレーを上り、白布温泉の所に天元台ロープウエイの湯元駅が見えてきます。


 湯元駅(標高920m)からロープウエイに乗ると、所要時間5分で一気に天元台高原駅(標高1,350m)に到着です。高原の上は空気も乾燥していて初秋の気配を感じました。天元台高原からリフトに乗ると、西吾妻山の大自然トレッキングを楽しむことができます。この日は時間の都合上、リフトには乗らず天元台高原を散策しました。


 高原の展望台から東北のアルプスと言われる飯豊連峰の山並みや米沢市の全景を眺望できます。



 天元台高原の花畑の風景です。いろんな花が咲いていましたが、これは多年草のヨツバヒヨドリ(キク科ヒヨドリバナ属)です。


 エゾオヤマリンドウ(蝦夷御山竜胆;リンドウ科リンドウ属)も咲いていました。北海道、本州中部以北の高山の草地や林縁に自生します。

(裏磐梯高原)

 天元台高原を離れ西吾妻山を越えると、磐梯山の北側に広がる裏磐梯高原が現れます。広大な森と桧原湖や五色沼などの湖沼群を抱く美しく変化に富む高原リゾート地です。裏磐梯からから見る磐梯山の山容は、1888年の山体崩壊の跡が残った荒々しい姿になります。


 今回は裏磐梯高原の休暇村に宿泊しました。広大な敷地の中に立っていて、周辺には散策路がめぐらされています。


 桧原湖は裏磐梯地域最大の美しい湖で、磐梯朝日国立公園に属しています。明治時代の山体崩壊のプロセスで生じた堰き止め湖で、南北約18km、東西約1kmの細長い形になっています。


 桧原湖は遊覧船で楽しむこともできますし、自動車で湖の周りを一周することもできます。


 桧原湖と同時期に造られた大小30余りの小湖沼群は水質の影響や、植物・藻などにより、緑、赤、青などの様々な色彩を見せ、五色沼と呼ばれています。これはは五色沼の一つの柳沼です。五色沼自然探勝路も整備されています。

(三ノ倉高原)

 裏磐梯から西の方角に数10分ほど車を走らせると、ラーメンで有名な喜多方市に入ります。喜多方市の山間部に位置する三ノ倉高原では約250万本ものヒマワリが咲き広がっていました。息を呑むような美しい風景でした。ヒマワリは晴れ上がった暑い天気によく似合います。


 三ノ倉高原の花畑は、スキー場のゲレンデの約8ヘクタールを利用し、春には菜の花が、夏には東北最大級を誇るヒマワリが咲き誇ります。地元からも遠方からも大勢の人が続々と集まってきていました。


 ヒマワリ畑の高原からは会津盆地を眼下に眺望できます。ススキの穂先が揺らいでいました。


 三ノ倉高原からの帰りは表磐梯を通る磐越自動車道を走りましたが、表磐梯(磐梯山の南側)から見える磐梯山の山体は美しく整っています。

 詳しくは、
    …> 季節のスケッチ(2018年8月 南東北)
    …> Photo Gallery(南東北の高原風景)

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2018年5月 6日 (日)

初夏の山形野草園の風景



 連休の合間に西蔵王高原に造られた山形野草園を訪ねてきました。北国のこの時季はちょうど新緑が美しい頃です。園内をゆっくりと散策し、世界で一本しかないというミヤマカスミザクラや今が見頃のアズマシャクナゲ、林間に咲き広がるシラネアオイ、サクラソウなどを楽しんできました。


 山形野草園は、西蔵王高原の中に「自然との共生」を図ることをねらいとして1993年に開園され、野草、樹木あわせて約1,000種類のさまざまな植物があり、四季折々の野草が群生しています。山形市の市政施行100周年の記念事業の一環として整備されたものです。この日はちょうど新緑が美しい時季で、暑くもなく寒くもなく絶好の散策日和でした。


 園内にはいろんな植物が生えていて、花を咲かせていました。これはミヤマザクラとカスミザクラが自然交配した新種のサクラで、世界に1本だけの貴重なサクラとのこと。ミヤマカスミザクラと命名されています。花期は過ぎていたものの、花が少しだけ咲き残っていました。


 日本固有種の一属一種の植物で中部地方以北の多雪地に生える多年草のシラネアオイ(キンポウゲ科シラネアオイ属)の群生が見られました。新緑の林の中で、薄紫色の花がしっくりと落ち着いた感じで咲き広がっていました。日光の白根山に多く生え、花がタチアオイに似ていることが和名の由来。


 山地の湿り気の多い所に生える多年草のサクラソウ(サクラソウ科サクラソウ属)も、シラネアオイの近くで群生していました。サクラソウは地中に根茎があり、高さ15~40cmの花茎を直立させ、5~10個の清楚な美しい花をつけます。花が美しいのでよく栽培され園芸品種も多く流通しています。


 地下茎で繁殖する多年草のクマガイソウ(ラン科アツモリソウ属)が林地で群生していました。袋状の花が源氏の武将熊谷次郎直実が背負った母衣に似ていることから和名が由来。


 トウゴクマムシグサ(サトイモ科)を見かけました。花のように見えるのは仏炎苞です。ウラシマソウミズバショウザゼンソウも同じサトイモ科の仲間。


 薄紅色や白色の数多くのアズマシャクナゲ(東石楠花;ツツジ科ツツジ属シャクナゲ亜属)の花が満開になって咲き競っていました。アズマシャクナゲは東北地方(宮城県、山形県以南)、関東地方、中部地方(南部)に分布し、亜高山帯の林内、稜線上などに自生します。


 アズマシャクナゲの周辺の木々にはウワミズザクラ(上溝桜;バラ科サクラ属)の白い花が咲いていました。北海道、本州に自生するウワミズザクラは普通のサクラの花とは違い、ブラシのような白い花序に小さな花が凝集しています。


 ミズバショウとザゼンソウの群生するミズバショウの谷ですが、この時期はもう両者とも花が咲き終わっていて、青々とした大きな葉だけが繁茂していました。


 ミズバショウの谷では、山地の湿地や沼に生える一属一種の多年草のミツガシワ(ミツガシワ科ミツガシワ属)の白い花が群生していました。葉は複葉で3小葉からなります。寒冷地に分布し、氷河期の生き残りと考えられています。


 リュウキンカ(立金花;キンポウゲ科リュウキンカ属)の花もミズバショウの谷で見かけました。本州、九州に分布し、水辺や湿地などに生育します。茎が直立し、黄金色の花をつけます。


 オキナグサ(翁草;キンポウゲ科オキナグサ属)も多く生育していました。山地の日当たりのよい草原や河川の堤防などに生育しますが、草地の開発が進んだことや山野草としても乱獲が進んだことから、各地で個体数が激減しているとのこと。オキナグサは花が終わると雌しべが羽毛状に伸び、老人の白髪のようになります。


 山地の草地に生える多年草のアマドコロ(甘野老;キジカクシ科アマドコロ属)も見かけました。茎に6本の稜があり、触ると角ばった感じがします。茎や根茎には甘みがあり、山菜として食用にされます。


 山形野草園の出入口付近です。山野草祭りが催されていたこともあり、お年寄りのグループも多く見かけました。野草園には珍しい野の花が多く、これからもリピートしたいと思います。


 上記以外にも、いろんな野草園の風景写真をアップしています。
  …> 季節のスケッチ(2018年5月 山形野草園)
  …> Photo Gallery


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2018年4月27日 (金)

4月下旬の青森小旅行(弘前公園、岩木山麓、奥入瀬渓流) 


 このたび(4/25~4/27)仲間が企画した青森小旅行に参加させてもらい、弘前公園、岩木山麓、奥入瀬渓流などを回ってきました。

(桜満開の弘前公園)

 わが国有数の桜の名所といわれる弘前公園は、幸運なことにちょうど桜が満開になっていました。この日(4/26)は見頃とあって平日でしたが、大勢の人出で賑わっていました。


 公園の中心部に立つ弘前城は江戸時代に建造された天守や櫓などが現存し、国の重要文化財に指定されています。天守付近の本丸石垣の膨らみや天守の傾きがあることから修理が必要ということで、現在仮天守台に移動されています。城から満開の桜に飾られた岩木山を望むことができます。


 公園にはソメイヨシノやシダレザクラなど約2,600本の桜の木が立ち並んでいます。風格ある見事な桜の古木を数多く見かけました。


 弘前公園の桜は城の周りの堀沿いにもすき間なく配置されていて、この時期はまるで桜の花が城を包み込んでいるようになります。弘前市公園緑地課に桜を守り育てるための桜守(さくらもり)のチームが作られていて、この人たちの長年にわたる活動のお蔭でどの桜の木も元気に立派な花を咲かせ続けているとのことです。

(岩木山麓にミズバショウが群生)

 弘前の桜を見た後は、近くにそびえ立つ岩木山の山麓にあるホテルに宿泊しました。ホテル周辺の常盤野農村公園(ミズバショウ沼公園)まで足を伸ばしてみたところ、群生するミズバショウはちょうど見頃になっていて、春空に似合う無数の白い花がが出迎えてくれました。木々のすき間から岩木山が見えます。


 弘前地方ではどこにいても岩木山がよく見えます。この地方の人々にとって原風景の中心に位置する存在かと思われます。上の写真は市内から百沢温泉に向かう途中の桜並木からの眺望です。


 湿地帯になっているミズバショウ沼公園は、雪渓が残る落葉樹林の中を雪解け水が流れ、水生のミズバショウの生育に格好の場所になっています。


 ミズバショウの白い花のように見える部分は、実は花ではなく仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ぶ葉が変形した苞です。そして真ん中の緑の部分に粒々のような小さな花が結集しています。

(早春のたたずまいの奥入瀬渓流)

 弘前、岩木山を後にして南下し、十和田湖、奥入瀬渓流を回ってきました。今回の訪問は、2004年11月(紅葉時)2012年10月(紅葉前) に次いで3回目になります。奥入瀬渓流は、青森・秋田の両県にまたがるカルデラ湖の十和田湖から唯一流れ出る奥入瀬川の上流部分に当たり、北東に約14kmにわたり渓流が延びています。


 今回はは新緑の奥入瀬を見たかったのですが、新緑は5月中旬過ぎとのことです。しかしながら、どの時期に来ても奥入瀬渓流の迫力に圧倒され、大自然の醍醐味を感じ取ることが出来ます。




 渓流沿いの落葉樹はこの時期まだ冬木立の状態のものが多く、陽光が十分に差し込むことから春の妖精といわれる山野草の花々が姿を現わします。この日は、キクザキイチリンソウ(菊咲一輪草;キンポウゲ科イチリンソウ属、キクザキイチゲともいう)、カタクリ(片栗;ユリ科カタクリ属)、オトメエンゴサク(乙女延胡索;ケシ科キケマン属)などを渓流沿いの遊歩道で見かけました。奥入瀬はまさに早春のたたずまいでした。


 楽しかった青森小旅行もいよいよ終了です。奥入瀬渓流から青森空港へ帰路につきましたが、八甲田山を越える必要があります。八甲田山の山中には相当の雪渓が残っていて、ここは春まだ遠しの感がありました。


 これ以外にも、小旅行の多くの写真をアップしています。
  …> 季節のスケッチ(2018年4月 青森)
  …> Photo Gallery
    弘前公園の桜 ミズバショウ沼公園 奥入瀬渓流

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2017年6月 2日 (金)

「ふるさと東根」のサイトを大幅にリニューアル


 6月に入りました。周りの緑が日に日に深まる一方、初夏の候であったり真夏日であったりと、気温の変動の大きいこの頃です。しばらくすると梅雨入りもしそうです。地球温暖化防止のためのパリ協定から、世界第2位のCO2排出国である米国が離脱するという大変なニュースが飛び込んできました。原点に立ち還り、世界の人がみんなで美しい地球を守ることを再認識する必要があると思います。

 さて、このたび「ふるさと東根」のサイトを大幅にリニューアル しました。当サイトは、懐かしい我がふるさと東根(山形県東根市)の良さを紹介するものです。



 主なリニューアルの内容は以下の通り。

ひがしねスケッチ の更新

  季節のスケッチ 山形の風景 から、心に響く東根の写真を選別し、次のテーマ別に編集しました。
  • 日本一の大ケヤキ
  • 堂の前公園
  • 白水川
  • 大森山公園周辺
  • 田園風景
  • ソバの花
  • フルーツの里
  • その他の風景

やまがた游自然スポット の更新

 季節のスケッチ 山形の風景 から、山形各地のお気に入り大自然スポット別に写真を選別して編集しました。
  • 最上川
  • 月山・羽黒山
  • 鳥海山
  • 立石寺(山寺)
  • 山形市野草園
  • 最上の巨木
以上


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2017年5月 8日 (月)

初夏の山形の風景、実家のサクラの木に初花


 大型連休の後半を利用して郷里の山形に行ってきました。日にちを少しずらしたので、行きも帰りも渋滞なしに快適なドライブでした。そして山形では木々の新緑や季節の花々など初夏の風景を十分に楽しんできました。


 東根小の校庭にそびえ立ち若葉が生い茂った日本一の大ケヤキ。樹齢およそ1500年の巨木ですが、いつまでも元気に東根の子どもたちを見守っています。この時期、堂々と横綱を締めています。


 東根のわが実家の庭の風景です。今年は10年位前に植えたサクラの木に初めて花が咲いているのを見つけました。サクラの種類はまだよくわかりませんが、うれしい発見でした。


 狭い庭ですが、いろんな花が咲いていました。赤いハナミズキ(花水木;ミズキ科ミズキ属)の花。かつて米国赴任時の住居に赤い花のハナミズキ(現地ではドッグウッド)が生えていたので、この庭にも植えたものです。この花を見るたびに当時のことが思い出されます。


 植えた記憶がないのですが、いつの間にか庭の片隅にクサボケ(草木瓜;バラ科ボケ属)が広がっていて、濃い橙色の花を付けていました。


 ナナカマド(七竈;バラ科ナナカマド属)の高木に目立たない白い花が咲いていました。晩秋には赤い実を付けます。


 芭蕉が「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」の名句を詠んだ山寺の遠景です。芭蕉記念館が建つ高台から、正面の新緑に覆われた山腹に配置された山寺(宝珠山立石寺)の大小30余りの堂塔が一望できます。秋の紅葉時の風景も素晴らしいのですが、この時期の新緑の眺めもいいものです。



 山寺から山を下りたところに山形県総合運動公園があります。県民のスポーツ活動やレクリエーション活動の場として東根市に隣接する天童市内に整備されています。この公園内のイチョウやユリノキなどの並木径は新緑に覆われていました。


 紅白のハナミズキも新緑に調和して美しく咲いていました。


 公園の池の周りも緑の世界です。シダレヤナギ(枝垂柳)の新緑がきれいです。



 沢山の白い綿のような花を付けた珍しい樹木を見つけました。事典であれこれ調べてみると、落葉広葉樹のアオダモ(モクセイ科トネリコ属、別名:コバノトネリコ、アオタゴ)のようです。


 周りをドライブしていると、この時季いろんな果樹の花を見つけることが出来ます。真赤なリンゴは山形の秋に収穫される代表的な果実です。サクラが終わったこの時期に数多くの白い花を付けます。


 リンゴだけではなく、6月中下旬に出荷される山形のサクランボも有名です。特にこの地に多く産出される佐藤錦はサクランボの王様です。この時期に白い花を付けます。


 最後に東根から西の方向の眺望です。葉山にまだ雪渓が残っています。この日は中国からの黄砂が飛来し、モヤがかかっているように見えました。手前はリンゴ畑になります。

 初夏の山形のすべての風景写真は次のサイトへ。
   …> 季節のスケッチ(29年5月 山形)


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2016年11月 3日 (木)

深まりつつある郷里の秋を実感


 10月末の週末、山形に帰郷してきました。山形地方は冬の足音が近づいているかのようにかなり冷え込みました。実家では急ぎこたつを引っ張り出し、暖を取りました。最近の寒さもあって平地でも紅葉・黄葉があちこちに見られ、深まりつつある秋を実感してきました。


 東根小学校の校庭にそびえる大ケヤキは樹齢1500年以上と推定され、樹高28m、幹周り16mと日本一のケヤキの巨木です。この時季、紅葉が少しづつ進行していました。



 市民の憩いの場になっている堂の前公園(上)や大森山の麓に建つ市民体育館の周りのケヤキ並木(下)でも紅葉・黄葉が始まっていました。




 東根市に隣接する天童市内に整備されている山形県総合運動公園の秋の風景です。公園には県内のすべての市町村の木を始め数百本もの樹木が植栽されていて、イチョウ、ユリノキ、カエデ、モミジなどの樹木の紅葉・黄葉を十分に楽しむことができました。



 東根は果物の産地です。特にサクランボが日本一の生産額で有名ですが。この季節はフジリンゴ、ラフランス(洋ナシ)、ブドウ、柿などがどんどん出荷されています。

 詳しくは、HPへ。
    …> 季節のスケッチ(28年11月 山形)


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2016年8月11日 (木)

郷里での夏休み、田んぼアートを鑑賞


 8月上旬夏休みを取り、郷里の東根市(山形)で子どもや孫たちと一緒に田舎の生活を満喫してきました。山形も日中は暑かったのですが、実家の近くの尾花沢市で田んぼアートを鑑賞したり、近辺の最上川、大ケヤキの写真を撮ったりと、車で各所を回ってきました。



 東根市から車で30分ほど北上した尾花沢市福原地区を拠点に、小学校の生徒たちも巻き込んだ地域ぐるみの田んぼアートづくりの活動が行われていました。数年前から行われていて、今年は福原地区が尾花沢スイカの中心地であることから、スイカ太郎の絵柄(上)になっていました。くまモン(?)の図案のアート(下)もありました。6種類の稲の品種(ゆきあそび・べにあそび・紫大黒・黄大黒・青系観177号・はえぬき)を巧みに配置して色の違いを出しています。10月になるとみんなで収穫祭を行うとのこと。いいですね。


 尾花沢市と隣接する大石田町付近を悠然と流れる最上川の風景です。最上川は米沢付近を源として山形、河北町、大石田町、新庄、酒田と縦走し、日本海へ通じます。江戸時代には内陸部で産出される米、紅花などを運送する重要な航路になっていて、これらの産品は日本海の酒田の地で北前船に移し替えられ上方まで運ばれました。特に紅花商人たちはこの交易で多大な利益を得て紅花大尽とも呼ばれました。



 羽州街道沿いの村山市本飯田地区に立つ尾上のマツ。樹齢は約600年といわれる端麗な姿の名木です。その美しい樹姿は羽州街道を通る参勤交代の大名行列の頃から人目を引いていたといわれます。今では、この一帯が尾上の松ドライブインとなっている。


 東根小学校の校庭にそびえる、国指定特別天然記念物の大ケヤキ。東根の大ケヤキは、南北朝時代(1347年ころ)小田島長義が築いた東根城内に植栽されたものといわれています。樹齢1500年以上と推定され、樹高28m、幹周り16mと日本一のケヤキの巨木です。私たちがいつ訪れても、その雄姿に接すると勇気づけられ、元気になります。


 羽州街道六田宿跡(今の東根市六田地区)の、紅花を抱えた芭蕉像。芭蕉は尾花沢から羽州街道を通って山寺に向かう途中、この地でもてなしを受け、「行く末は誰(たが)肌ふれむ紅の花」と詠んでいます。


 東根市の六田地区から見た出羽三山方面(西方向)の眺望です。中央やや左後方に山頂に幾つかの雪渓を抱く山が見えますが、この山が出羽三山の一つの月山です。手前の水田はまだ青々としていますが、やがて黄金色の穂が実り10月頃には新米が収穫されます。

 詳しくは、季節のスケッチ(28年8月)へ。




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2016年6月19日 (日)

6月中旬のサクランボ収穫時の山形風景


 6月中旬に帰郷し、サクランボ収穫時の山形を回ってきました。収穫時でたわわに赤い果実が付いたサクランボの木々、緑の山腹に配置された山寺立石寺の絶景などをドライブしながら楽しんできました。


 山形はちょうどサクランボ(バラ科サクラ属サクラ亜属、別名は桜桃)の収穫時でした。郷里の東根市はサクランボ生産が日本一で、山形新幹線の駅名も「さくらんぼ東根」と付いています。
 現在、多く生産されていサクランボの品種は佐藤錦です。佐藤錦は東根市の佐藤栄助翁がナポレオンと黄玉を交配してできたもので、甘くて実に美味しい。贈答用にも多く出荷されています。


 県内の至る所にもぎたてサクランボの直販所が設けられていました。また、サクランボ狩りの観光農園もあって、県外から多くの観光客が訪れています。


 芭蕉記念館が建つ山形の観光スポット「山寺風雅の国」からの絶景です。正面の緑の覆われた山腹に配置された山寺(宝珠山立石寺)の大小30余りの堂塔が一望できます。入山客は写真右下の根本中堂を参拝して、その後山中の石段を登って、左上の五大堂までたどり着きます。秋の紅葉時に訪れた時の時の風景も素晴らしいものでした。
 立石寺は天台宗に属し、貞観二年(860年)天台座主第3世慈覚大師円仁によって創建。元禄二年(1689)には俳聖松尾芭蕉が奥の細道の紀行の際この山寺の地を訪れ、「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」の名句を詠んでいます。


 格好の見晴らし所になっている五大堂付近の拡大写真です。何人かの観光客の姿が堂内に見えます。


 山形市内の村木沢から見た蔵王連峰の雄姿です。蔵王連峰は、東北地方の中央を南北に連なる奥羽山脈の中の連山で、宮城県と山形県の両県南部の県境に位置します。蔵王は御釜、スキー場、温泉などが有名な観光地になっています。


 山形はソバの産地として有名ですが、村木沢の付近に白いソバ(蕎麦;タデ科ソバ属)の花が広がっていました。ソバの栽培は春播きの夏ソバと夏播きの秋ソバがあって、これは夏ソバの花になります。花の後につく実から美味しい蕎麦料理が作られます。


 郷里(東根市)の我が家の庭先の様子です。この時季は、ちょうどアジサイの花やシモツケの花が美しく咲いていました。

       …> 季節のスケッチ(28年6月)

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