小石川植物園

2020年6月 2日 (火)

小石川植物園の6月の風景(まとめ)


 6月に入り、梅雨入りが間近とあってじめじめした天気が続いています。先日、ようやく新型コロナウィルスの緊急事態宣言が解除され街中にも人出が戻りつつあります。宣言解除を受け、都内の新宿御苑、皇居東御苑などは6/2から再開の運びとなりましたが、肝心の小石川植物園だけは警戒レベルがもう少し下がるまでということで、残念ながらしばらく休園が続きそうです。

 そこで、今月も小石川植物園の風景まとめ版を作成することにしました。 

(園内の風景)

 小石川植物園の日本庭園の池の周りの風景です。池の辺に生えるアメリカキササゲの大樹が満開になって、白い花で覆われたようになっています。木の下で涼を取っています。植込みのツツジの花が万緑の世界のアクセントになっています。2012.6 → 四季フォト


 日本庭園近くの菖蒲田の風景です。青、紫、白など色とりどりの季節の風物詩ハナショウブ(花菖蒲)の花が菖蒲田に咲き広がります。遠方に見える高層ビルは東池袋のサンシャインビルです。2008.6


 植物園に入って左方の散歩道を進んでいくと、すぐに万緑に覆われたメタセコイアの高木が林立しています。右方の鮮やかな緑の樹木はヒッコリーです。木の下ではモチツツジの花が咲いています。2009.6

(木々の花)
 梅雨空によく似合うアジサイの花々が咲き出します。さらには、威風堂々のタイザンボク、樹木に白い帽子を被せたようなヤマボウシ、幻想的なネムノキなどの個性的な木々の花を楽しむことが出来る。


 日本固有種のガクアジサイ(額紫陽花;アジサイ科アジサイ属)。梅雨空に似合い、しっとりと咲いています。花序を見ると、中心部の多数の両性花の周りに装飾花が額縁のように縁取る。房総半島、伊豆半島、三浦半島などの海岸地に自生する。2009.6


 手前は葉の形が柏の葉に似る北米原産のカシワバアジサイ(柏葉紫陽花;アジサイ科アジサイ属)。円錐状の白い大きめの花序がつく。左後方は、ホンアジサイ(本紫陽花;アジサイ科アジサイ属)。日本原産のガクアジサイの栽培種で、花序のほとんどが装飾花からなる手毬咲き状のアジサイ。2007.6


 北米原産の常緑高木のタイザンボク(泰山木;モクレン科モクレン属)。大木の樹上に威風堂々の白い大きな花が上向きに咲きます。花の中心部に黄色の雄しべが密生する。高所に神々しく咲く花は王者の風格があります。光沢ある常緑の緑葉と大輪の純白の花のコラボは見ごたえがある。2008.6


 本州から九州の山地に生える落葉高木のヤマボウシ(山法師;ミズキ科ヤマボウシ亜属)。6月~7月、緑葉の枝の上に白い花が沢山付く。花をよく見ると、淡黄色の小さな球状の花が中央部にあって、その外側に大きな白色の4枚の総包片が花弁のように開く。2005.6


 本州から沖縄にかけて分布する落葉高木のネムノキ(合歓木;マメ科ネムノキ属)。山野、原野などに自生する。枝先から花柄を出し、淡紅色の花が多く集まって頭状花序のように咲く。見上げる樹上に咲く花は幻想的な美しさを醸し出す。夜には、葉が眠ったように閉じてしまうことから和名が由来。2012.6末


 中国原産の落葉低木トウフジウツギ(唐藤空木;ゴマノハグサ科フジウツギ属)。沖縄で古くから栽培されていたのでリュウキュウフジウツギともいう。夏の陽射しの下で紫色の花穂にチョウがよく集まってきます。サポニンを含み有毒。2018.6

(万緑・緑葉)
 木々の緑は新緑から万緑へと移り変わり、緑が美しい季節になってきました。木々の緑葉の観賞もいいものです。


 トサミズキ(土佐水木; マンサク科トサミズキ属)。シナミズキの仲間で高知県の蛇紋岩地帯に自生する落葉低木・小高木。早春、数多くの黄緑色の小さな花が木枝から一斉に吹き出します。この時期には、緑葉の葉脈がくっきりと見えるようになる。2019.6


 欧州の街路樹に多く見られる落葉高木のヨーロッパカエデ(ムクロジ科カエデ属)。ノルウェ-カエデとも呼ばれます。葉の形が掌状で、典型的なカエデの葉です。2019.6


 ラクウショウ(落羽松;ヒノキ科ヌマスギ属)。水湿地に生育し気根を有する北米原産の落葉針葉樹。木元が少し水につかった状態で自生することが多く、ヌマスギとも呼ばれます。2019.6


 コーカサスサワグルミ(クルミ科サワグルミ属)。中央アジアのコーカサス地方を原産とする落葉高木。葉の形や幹の文様が特徴的です。谷地に生えるサワグルミと比べて、葉、果穂が大き目。2019.6


 ナツヅタ(夏蔦;ブドウ科ツタ属)が伸びて繁茂し、イタリアヤマナラシ(いわゆるポプラ)の高木の幹をぎっしりと覆っています。2013.6


(梅雨時の野の花)
 梅雨時の風物詩のハナショウブを始め、ドクダミ、ヤマモモソウ、シロアザミゲシ、ヒルガオ、ニワゼキソウなどこの時期ならではの野の花がしっとりと咲き出します。


 ハナショウブ(花菖蒲;アヤメ科アヤメ属)の優雅な花が白、紫、黄、薄紅色に咲き乱れ梅雨時のうっとうしさを忘れさせてくれます。別世界に来たかのように錯覚する美しい空間です。季節の風物詩で、全国各地の庭園、寺社などに生えるハナショウブに大勢の人が集まります。2008.6


 この時期の特に半日陰地の草むらに、ドクダミ(毒溜;ドクダミ科ドクダミ属)の白い花が群生する。3月のハナニラ、4月のオオアマナから野の花の主役交代です。 十薬ともいわれるドクダミは、様々な薬効があり、腫れ物、皮膚病などに利用される。2011.6


 ヨーロッパ原産の宿根草ハタザオキキョウ(旗竿桔梗;キキョウ科ホタルブクロ属)。わが国へは園芸用として大正時代に渡来したが、繁殖力が強く各地で野生化している。旗竿のようなまっすぐな茎に、うす紫色の小さな花が連綿と付いています。2009.6


 透き通ったような白い色で妖美な感じがするシロアザミゲシ(白薊芥子;ケシ科アザミゲシ属)の花です。熱帯アメリカ原産の一年草。茎や葉にアザミのような鋭いトゲがあります。2008.6


 小さく可憐なニワゼキショウ(庭石菖;アヤメ科ニワゼキショウ属)の花です。葉の形がアヤメやハナショウブなどに似ています。日本の各地に自生します。2008.6


 詳しくは
  …> 季節のスケッチ(2020年6月)

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2020年5月 7日 (木)

日々緑が濃くなる小石川植物園



 植物園は3月末から臨時休園が続いていますが、人出が無くても園内の緑は日々濃くなってきます。入園ができないので、代わりにわが家のベランダや植物園の周りの散歩道から緑の世界を覗き込んでいます。


 前方の園内を見やると、後方のサクラ並木も手前のイロハモミジは緑葉に覆われ万緑の様相です。


 わが家のベランダから真ん前に見える落葉樹のブナ(ブナ科ブナ属)の木です。先月ようやく新葉が出始めたばかりでしたが、1ヶ月経つと濃い緑の木立に様変わりです。


 健康維持のため、植物園の周囲の道路を時々散歩しています。ひと回り30分位で適度の運動になります。



 新緑あふれる園内の木々を見やりながら散歩していると、高木のトチノキ(栃の木;ムクロジ科トチノキ属)の木枝に大きな白い花(小さな花が凝集した円錐状の花序)を見かけました。植物園のかなり奥まったところにあるので、園外の道路からの方がよく見えます。


 さらに少し離れた所に、同じトチノキ属のベニバナトチノキ(紅花栃の木;ムクロジ科トチノキ属)の薄紅色の花が多数咲いていました。


 詳しくは
  …> 季節のスケッチ(2020年5月)

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2020年5月 1日 (金)

小石川植物園の5月の風景(まとめ)


 風薫る初夏のまばゆい陽光の下、大型連休が始まりました。しかしながら、今年は新型コロナウィルス感染拡大のための緊急事態宣言が発令中で、ステイホーム週間になっています。

 小石川植物園も東京都の休業要請を受け、依然として休園が続いていますので、今月のスケッチもこれまでの風景写真を利用することにします。

(園内の風景)

 小石川植物園の日本庭園に立つ旧東京医学校本館の赤い建物がよく目立ちます。この建物の前方には季節ごとに楽しめるようにいろんな植物が配置されています。この時期は植栽のツツジが美しく咲き出しています。2012.5
 → 四季フォト


 鎮守の森の巨木のようなクスノキ(楠木)。常緑樹ですが、新葉に入れ替わって緑が鮮やかです。手前のツツジ園ではカラフルなツツジの花が鮮やかに万緑の世界を彩っています。2013.5


 日本庭園手前の小さな池の周りの万緑の風景。サクラ、イロハモミジなどの木々が生えていて、池の水面が四季折々に美しく変化します。2018.5
 → 四季フォト

(木々の花)
 園内では色とりどりのツツジの花や原種のバラの花、季節の風物詩の卯の花(ウツギ)などが咲き出しています。また、高木の樹木を見上げると、ハナミズキ、トチノキ、ユリノキ、ヒトツバタゴなどのこの時期ならではの木々の花を見かけます。


 5月に入ってもいろんなツツジ(躑躅;ツツジ科ツツジ属)の花が咲き続けています。八重霧島という品種のキリシマツツジ(霧島躑躅)。キリシマツツジはヤマツツジ系の栽培種で別名はクルメツツジ。2011.5


 白色や薄紅色のハナミズキ(花水木;ミズキ科ヤマボウシ亜属)の花が、美しく咲き出しています。少々寂しげな林間部が一気に華やかになります。ハナミズキは街路樹にも用いられます。2006.5
 → 四季フォト


 北米原産の落葉高木のアカバナトチノキ(赤花栃の木;トチノキ科トチノキ属)。円錐状の花穂を付けます。トチノキやマロニエ(西洋トチノキ)が同属の仲間で矮小種。2012.5


 北米中部原産の落葉高木のユリノキ(百合の木;モクレン科ユリノキ属)。大樹にユリノキの花が咲いていました。かなりの高所に咲いているので今まで気がつかずに通り過ぎていました。花の形は、百合の花というよりもチューリップに似ています。2015.5
 → 四季フォト


 対馬地方、木曽川流域、岐阜県東濃地方に限定的に自生する落葉高木のヒトツバタゴ(モクセイ科ヒトツバタゴ属)。白い花で満開になっています。満開になると、まるで白い粉雪で覆われているように見え壮観です。ナンジャモンジャの別名があります。2008.5
 → 四季フォト


 ハマナス(浜梨;バラ科バラ属)。北海道に多く自生する。果実はジャムや果実酒にも利用される。浜に生え、果実がナシに似た形をしていることから名が由来。2012.5


 ウツギ(空木;アジサイ科(旧ユキノシタ科)ウツギ属)。全国に広く分布する落葉低木。「夏は来ぬ」の唱歌の卯の花(うのはな)のことです。この季節随所に見かけます。2019.5


 北海道や本州の日本海側の山野に自生する落葉小低木のタニウツギ(谷空木;スイカズラ科タニウツギ属 )。山地の谷沿いや斜面に多く見られる。新緑の中、美しいピンク色の花を付けます。2004.4

(若葉・万緑)
 木々の緑は新緑から若葉・万緑へと移り変わり、一層鮮やかになってきます。イロハモミジの緑のトンネルやスズカケノキ、ウルムス・プロセアなどの大樹の緑の木立は見ごたえがあります。


 イロハモミジ(いろは紅葉;ムクロジ科カエデ属)の並木が緑のトンネルのようです。紅葉も綺麗ですが、この時期の緑葉もいいもので、心身をリフレッシュしてくれます。2018.5GW
 → 四季フォト


 スズカケノキ(鈴懸の木;スズカケノキ科スズカケノキ属)。ヨーロッパ南東部からアジア西部原産の落葉広葉樹。木枝に鈴のような実が付きます。成長が早く街路樹や公園樹、庭園樹として利用されています。2018.5GW
  → 四季フォト


 ウルムス・プロセア の名が付くニレ科の大樹。ヨーロッパ原産の落葉高木でオウシュウニレやエルムとも呼ばれます。精子発見のイチョウの巨木の隣に立ち並んでいます。2018.5GW
  → 四季フォト


 日本、朝鮮半島、台湾、中国に分布する落葉中高木のカシワ(柏;ブナ科コナラ属) 。葉が大きく、縁に沿って丸く大きな鋸歯があるのが特徴。端午の節句で食べる柏餅を包むのに用いられる。春に新芽が出るまで枯葉が枝に残っていることから、家系が途絶えることなく続き子孫が繁栄する縁起のいい木とされています。
  → 四季フォト

(初夏の野の花)
 園内を散策すると、いろんな初夏の野の花を楽しむことが出来ます。カマヤマショウブなどのアヤメ科の仲間を始め、シャクヤク、クサノオウ、ウマノアシガタ、ナルコユリなどの花々がしっとりと美しく咲いています。


 庭園の池辺にカマヤマショウブ(蒲山菖蒲;アヤメ科アヤメジク属)の花が群生して咲いていました。花の色は濃い紫色で、外側の大きい花びら(外花被)の中央に網目模様がある。名前は韓国の釜山から由来。2009.5


 アジア大陸北東部が原産の多年草のシャクヤク(芍薬;ボタン科ボタン属)。同属の木本のボタンとよく似た美しい立派な花を付けます。根は消炎・鎮痛・抗菌などの薬効あり。開花時期は初夏。
2010.5


 日当たりのよいところに見られる多年生草本植物、クサノオウ(ケシ科クサノオウ属)の黄色の花です。皮膚病の湿疹(くさ)を治す薬効があるために、「瘡(くさ)の王(おう)」と呼ばれます。2008.5


 北海道から沖縄の日当たりのよい山野に普通に生える多年草のウマノアシガタ(馬の蹄;キンポウゲ科キンポウゲ属)。小さな黄色の花は陽光を浴びてキラキラ光っています。根生葉が馬の蹄に似る。開花時期は4月~6月。2009.5


 本州から九州の山地や草原に自生する多年草のナルコユリ(鳴子百合;キジカクシ科(旧ユリ科)アマドコロ属)が可憐な花を付けていました。茎が丸く稜がないので、よく似たアマドコロと区別がつきます。2018.5


 淡紅紫色の花をつけているオドリコソウ(踊り子草;シソ科オドリコソウ属)です。野辺によく見かける多年草で、花の形が笠をかぶった踊り子のようです。小振りの似たような花はヒメオドリコソウです。2006.5


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2020年4月15日 (水)

サクラの後、鮮やかな新緑が広がる小石川植物園


 コロナ感染防止のため、いつも家に閉じこもっているので、気分転換に時々わが家のベランダに出て、目の前の植物園を眺めています。鮮やかな新緑の世界が広がっていて、見ているだけでも癒された感じになります。


 ベランダ前方の風景です。花を終えたサクラ並木(後方)と新緑萌えるイロハモミジ(手前)の対比が見えます。


 柴田記念館の方に目をやると、木々が鮮やかな新緑に覆われています。


 中国・台湾・フィリピンに多く分布する常緑高木のオオカナメモチ(バラ科カナメモチ属)が盛んに白い花を咲かせています。秋にはたくさんの赤い実がつきます。


 ベランダの目の前に生えているブナ(ブナ科ブナ属)の木にようやく新葉が吹き出してきました。


 ブナの木の根元を見ると、シャガ(アヤメ科アヤメ属)の花が咲いています。


 すぐ近くにオオアラセイトウ(アブラナ科オオアラセイトウ属)の紫色の花が群生しています。


 この時期、アメリカスズカケノキの巨木の後方に日が沈みます。見事な夕景です。


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2020年4月 7日 (火)

小石川植物園の4月の風景(まとめ)



 新型コロナウィルスの感染の広がりにより国内外が大変な状況になっています。わが国では本日緊急事態宣言が発令されました。もうしばらく不要不急の外出を避け、我慢の生活が続きそうです。
 いつも出掛ける小石川植物園が3月末から休園が続いていますので、今月のスケッチは、これまでの風景写真を利用することにします。

(園内の風景)

 日本庭園に旧東京医学校本館(国の重要文化財に指定)の赤い建物が移築保存されていて、よく目立ちます。この建物の前方には季節ごとに楽しめるようにいろんな植物が配置されています。4月には池に満開のサクラの花枝がかかっています。2018.4


 丘の上から見た日本庭園の眺望です。美しい新緑やツツジの花に囲まれ、芝生で多くの人がくつろいでいます。2019.4


 園内の散策路の両側には、色とりどりにハナズオウ(左)やサクラ(右)の花などが咲き並んできました。本当に良い季節です。 2018.4


 日本庭園手前の小さな池の周りの風景です。サクラ、イロハモミジなどの木々が生えていて、池の水面が四季折々に美しく変化します。2017.4

(木々の花)

 4月はいろんな木々の花が咲き出す美しい季節です。まず、サクラ(バラ科サクラ亜属サクラ節)の花の代表格のソメイヨシノ(染井吉野)です。3月末から4月上旬にかけて満開になります。白い楚々とした花ですが、今にもこぼれ落ちんばかりの圧倒的なボリュームに感動してしまいます。2005.4


 ソメイヨシノ以外に4月に入って咲き出す幾つかのサクラを紹介します。これは作並山@カスミザクラ(霞桜)。サクラの野生種の一つ。北海道や本州、四国の山地などに分布し、花と葉が同時に開きます。白っぽい色をして霞がかかっているように見えることから和名が由来。花や葉に毛が生えています。2013.4


 珍しいモスグリーン色のサクラの花が咲く仁科蔵王(にしなざおう)@サトザクラ。2007年に理研の加速器から発生する重イオンビームをサトザクラの栽培品種の御衣黄(ギョイコウ)に照射して突然変異を誘発させてつくり出した新種のサクラ。2019.4

 園内に咲くサクラのいろんな風景を、「サクラの風景」として取りまとめています。


 サクラの宴の後、新緑とツツジ(躑躅;ツツジ科ツツジ属)に主役交代となります。この時期は、多くの種類のツツジが燃えるように鮮やかに咲き出します。2009.4


 シャクナゲ(石楠花;ツツジ科ツツジ属無鱗片シャクナゲ亜属)もツツジの仲間です。高山性の常緑低木で、日本全土の亜高山帯や周辺の渓谷に自生します。これはアカボシシャクナゲ(赤星石楠花)で台湾原産。2010.4

 園内に咲き出す色々なツツジの花を、「ツツジの花々」として取りまとめています。

 白色や薄紅色のハナミズキ(花水木;ミズキ科ヤマボウシ亜属)の花が、4月中旬を過ぎると賑やかに開花します。紅白の美しい花がしばらく咲き続けます。青空にもよく調和しています。最近では街路樹にもよく用いられます。郷里の東根市の市の花になっています。2010.4


 高木のハンカチノキ(ヌマミズキ科ハンカチノキ属)を見上げると、ヒラヒラとした無数の白いハンカチのような花が春風にゆれています。たくさんの白鳩が飛び出そうとするようにも見えます。4月後半に見頃になる。2008.4


 トキワマンサク(常磐満作;マンサク科)の大木が園内の林地に生えています。ごく薄い白色の無数の小さな花が満開になっていました。国内での自生地は非常に少ない。2011.4

(新葉・新緑)

 4月に入り園内の木々を見渡すと、みずみずしい新録の世界が徐々に広がってきています。これはイロハモミジ(ムクロジ科(旧カエデ科)カエデ属)の大樹。東アジアに自生する落葉高木。秋の紅葉の代表格ですが、初夏の緑葉も美しい。2017.4


 ユリノキ(百合の木;モクレン科ユリノキ属)。北米中部原産の落葉高木。初夏に咲く花の形は百合の花というよりもチューリップに似ていて、チューリップ・ツリーの別名もあります。2019.4


 ニッサボク(ヌマミズキ科ヌマミズキ属)。中国原産の落葉小高木。欧米では街路樹や庭園樹に用いられる。ニッサボクはニシキギ、スズランノキと並んで世界三大紅葉樹ともいわれるように秋の紅葉は見事です。この時期は新葉が吹き出しています。2019.4


 スギの先祖のメタセコイア(ヒノキ科メタセコイア属、別名アケボノスギ)。全国各地の公園、並木道、校庭などに使用されています。冬木立の時期を終え、ようやく新緑が吹き出してきました。2019.4

(野の花)

 野の花もにぎやかです。これはオオアマナ(大甘菜;キジカクシ科(旧ユリ科)オオアマナ属)の星型の白い花です。小さい花ですが群生し、春の陽射しを浴びてとまぶしく輝いていて園内のあちこちの林床を一面の白に染めています。明治の末頃、ヨーロッパから入ってきた帰化植物です。2006.4


 イチリンソウ(一輪草;キンポウゲ科イチリンソウ属)を見つけました。イチリンソウはひとつの茎に花をひとつだけ咲かせ、ニリンソウと比べて大柄の花です。スプリング・エフェメラルの一つ。2012.4


 山麓の林の縁や林の中、土手などに生える多年草のニリンソウ(二輪草;キンポウゲ科イチリンソウ属)です。ひとつの茎に通常2輪の花が咲くことからこの名がついています。スプリング・エフェメラルの一つ。2006.4


 薄い赤紫色のイカリソウ(錨草;メギ科イカリソウ属)は滋養・強壮に効果がある薬草です。ふわふわと遊泳しているような感じがします。名前は、花の形が錨に似ていることに由来します。2006.4


 野辺によく見かける多年草のオドリコソウ(踊り子草;シソ科オドリコソウ属)の白い花。花の形が笠をかぶった踊り子に見えます。小振りの似たような花はヒメオドリコソウです。2014.4


 全国の山野に生える多年草のセントウソウ(仙洞草;セリ科セントウソウ属)が小さく細かな白い花をひっそりと咲かせていました。ニンジンのような葉が特徴的です。2010.4


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2020年3月25日 (水)

春本番の小石川植物園、ソメイヨシノが満開


 春本番の3/25、小石川植物園ではソメイヨシノが満開になりました。昨年は4/2が満開でしたので、1週間ほど早めです。コロナ感染が広がってはいますが、野外にある広大な植物園は特に混み合うわけでもなく、密閉・密集空間ではありません。皆さん思い思いに花見を楽しんでいました。


 3月下旬(3/25)の小石川植物園の風景です。ソメイヨシノが例年より早めに満開になるなど、園内ではサクラの花々をはじめ、一気に春の花々が咲き出してきました。



 植物園の桜並木に立ち並ぶサクラの木は多くがソメイヨシノで壮観の眺めです。ソメイヨシノは圧倒的なボリュームで優雅な桜色の花が木全体を覆い、春の青空の中に美しく広がっていきます。まさにソメイヨシノは桜の中で王者の風格を有しています。



 園内では桜並木を始め、散策路の所々で満開になったソメイヨシノを楽しむことができます。ソメイヨシノはオオシマザクラとエドヒガンとの交雑種です。江戸時代の染井村(現在の豊島区駒込付近)の植木屋さんが作り出したもので、これが全国に広まったと言われています。


 これはエドヒガンの枝垂れ品種のベニシダレです。薄紅色の花が見事に枝垂れています。




 ソメイヨシノから多くの品種が生まれています。上から伊豆吉野@ソメイヨシノ、天城吉野@ソメイヨシノ、帝吉野@ソメイヨシノ。これらの品種は研究過程や実生から作られたといわれています。



 日本の桜の野生種の一つのヤマザクラ(山桜)も満開になっていました。古井戸の近くにヤマザクラの大木が生えています。赤みがかった若葉とともに開花します。


 長州緋桜@サトザクラ。半八重咲きの大柄な花。明治時代に荒川堤から全国に広まったとのことです。


 オンツツジ の変種のタンナアカツツジ(耽羅赤躑躅;ツツジ亜属ミツバツツジ節)が満開になっていました。韓国の済州島に分布。後方に精子発見の大イチョウやウルムス・プロセアの高木の木立が立ち並んでいます。


 中国原産の落葉低木シナミズキ(支那水木;マンサク科トサミズキ属)。青空の下に無数の黄色の花が一斉に咲き出しています。


 中国原産の落葉低木ハナズオウ(花蘇芳;マメ科ハナズオウ属)。密生した赤紫色の花が枝から吹く出すような感じで鮮やかに咲いていました。

(春の野の花)

 ニリンソウ(二輪草;キンポウゲ科イチリンソウ属)の小さな白い花が所々に咲き出してきました。北海道、本州、四国、九州に分布し、主に湿潤な山地の林床や周辺部に生育する多年草。スプリング・エフェメラルの一つ。


 ハナニラ(花韮;ヒガンバナ科ハナニラ属、別名:西洋甘菜)の清楚な白い花が園内各所に咲き広がってきました。


 オオアラセイトウ(大紫羅欄花;アブラナ科オオアラセイトウ属、別名:諸葛菜、紫花菜)。草むらに紫色の花が群生していました。


 ムスカリ(キジカクシ科ムスカリ属)。濃い青紫の小さな花がブドウの房を逆さにしたように並んで咲くので、ブドウヒアシンスとも呼ばれる。


 薄紫色のサギゴケ(鷺苔;サギゴケ科サギゴケ属)。匍匐茎で広がり、やがて苔のように地面を葉がびっしりと覆うようになります。


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2020年3月 1日 (日)

3月初旬の小石川植物園、早咲きのサクラや春の妖精の花々で色づく

 現在、わが国では中国武漢発の新型コロナウィルスの感染が広がり、全国の小中高校に対して一斉休校要請が出るなど大変な事態になっています。一致協力して国難を克服する覚悟が必要です。
 このような状況の中、3月初旬(3/1)小石川植物園を回ってきました。暖冬の影響もあって、園内では早咲きのサクラや春の妖精の花々など例年より早めに咲き出し、少しずつ色づいてきました。


 園内のサクラ並木とイロハモミジ並木の間の広々とした芝生の風景です。春暖の候ともあって、親子連れで楽しそうに集っていました。


 周りの冬木立の中で、早咲きのサクラの花々が咲き出してきました。これはサクラの原種の一つのカンヒザクラ(寒緋桜;サクラ亜属)です。濃い紅色の鐘状の花が強烈な印象を与えます。ムクドリが盛んに花を啄んでいます。



 早春桜@マメザクラ(豆桜;サクラ亜属)。古井戸の近くで小振りのあざやかなピンク色の小さな花を一斉に咲き出し、華やいだ雰囲気を醸し出していました。早春桜は、富士山や箱根などの山地に分布する富士桜(マメザクラのこと)の園芸種です。


 寒咲大島@オオシマザクラ(大島桜;サクラ亜属)。オオシマザクラは野生種のサクラの一種で、伊豆大島などに多く自生します。


 薬草園の近くでシナミザクラ(支那実桜;サクラ亜属)がひそやかな落ち着いた感じで咲いていました。シナミザクラは中国原産で実が食用になるのでカラミザクラ(唐実桜)の別名があります。


 薩摩地方を中心に分布するハヤトミツバツツジ(隼人三葉躑躅;ツツジ亜属ミツバツツジ節)。優雅な花をツツジ園で見かけました。


 黄色の花々も多く見かけました。これはトサミズキ(土佐水木; マンサク科トサミズキ属)。シナミズキの仲間で高知県の蛇紋岩地帯に自生する落葉低木・小高木。数多くの黄緑色の小さな花が木枝から一斉に吹き出してきました。


 サンシュユ(山茱萸;ミズキ科ミズキ属)の花が盛んに咲いていました。小さな黄金色の花が点々と木枝の至るところから周りに吹き出している感じで、まさに春の訪れを実感します。


 紅梅、白梅、黄金色のサンシュユの三重奏の梅林の風景です。今年は多くの品種のウメの花が咲き終えていました。園の木々の花の主役はウメからサクラへ交代です。


 2月初旬に咲き始めたユキワリイチゲ(雪割一華;キンポウゲ科 イチリンソウ属)の可憐な白い花が多く咲き出していました。植物園内にユキワリイチゲの群生地があります。春の妖精(スプリング・エフェメラル)の仲間で、春先に花をつけ、夏まで葉をつけると、残りは地下で過ごします。


 やはり春の妖精の仲間のアマナ(甘菜;ユリ科アマナ属)。ユキワリイチゲの群生地から少し離れた草むらで見かけました。小さな白い花なので、うっかり見過ごしてしまいます。アマナは本州東北地方南部以南、四国、九州、奄美大島に分布し、水田の畦や河川の堤防などに生育。


 オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢;オオバコ科クワガタソウ属)の星くずのように可憐な青い小さな花が咲き広がってきました。春の野を美しく彩っています。


 黄色のタンポポ(蒲公英;キク科タンポポ属)の花。オオイヌノフグリと隣接して咲いていました。


 スミレ(菫)の花も咲き出してきました。これはタチツボスミレ(立坪菫;スミレ科スミレ属)。日当たりのよい道端や草原、林地などに普通に見られます。


  詳しくは
  …> 季節のスケッチ(2020年3月)

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2020年2月 5日 (水)

2月初旬の小石川植物園、梅の花やユキワリイチゲが咲き出す



 2月初旬の立春直後 (2/5) 、好天の小石川植物園を回ってきました。春暖のような天気で心地よい青空が広がっていました。園内の梅林では紅白の梅の花が咲き出していました。また、春の妖精(スプリングエフェメラル)の仲間のユキワリイチゲやフクジュソウも春の陽光を受けて地上に顔を出してきました。


 見頃の梅の花を紹介します。この白梅の品種は長寿(ちょうじゅ)です。


 紅梅の黒雲(くろくも)。


 ピンクがかった紅梅の八重寒紅(やえかんこう)。


 勢いある紅梅の五節の舞(ごせちのまい)。


 紅梅の大盃(おおさかずき)。


 ピンクがかった紅梅の未開紅(みかいこう)。


 桜の花も咲き出しました。これはカンザクラ(寒桜;バラ科カンヒザクラ群)の花です。古井戸の近くで、後方はクスノキの巨木。


 早くもウンナンオウバイ(雲南黄梅;モクセイ科ソケイ属)の鮮やかな黄色の花がポツポツと咲き出していました。


 シナマンサク(支那満作;マンサク科マンサク属)のふわふわとした黄色の花。



 春の妖精(スプリングエフェメラル)の仲間のユキワリイチゲ(キンポウゲ科イチリンソウ属)を陽光の中に見つけました。例年のこの頃はようやく一輪といったところですが、今年は早くも何輪も咲き出していました。


 まぶしいような黄金色のフクジュソウ(福寿草;キンポウゲ科フクジュソウ属)の花も咲いていました。フクジュソウもスプリングエフェメラルの仲間。


 オオイヌノフグリ(オオバコ科クワガタソウ属)の星くずのように可憐な青い小さな花。この花も早めです。


 常緑多年草のヤマアイ(山藍;トウダイグサ科ヤマアイ属)。昔から染料に用いられています。


  詳しくは
  …> 季節のスケッチ(2020年2月)


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2020年1月 9日 (木)

冬木立が立ち並ぶ小石川植物園


 晴れた冬空下の小石川植物園を回り、新年の冬木立が立ち並ぶ風景を楽しんできました。この時期は木々が落葉し視界が広がり、園内が明るい雰囲気になります。そして、陽光が林床の隅々まで届くようになり、スプリング・エフェメラルの開花も間近です。


 植物園の奥の方の日本庭園の風景です。庭園の旧東京医学校本館(国の重要文化財に指定)の赤い建物が手前の池に映えています。植物園は都心の中のオアシスになっています。


 メタセコイア林近くの小さな池の冬の風景です。池の周りにはシダレヤナギ、ラクウショウなどの木々が生育していて、シルエットが水面に色鮮やかに映し出されます。


 ソメイヨシノの桜並木もスッキリした冬木立になっています。やがて、サクラの頃に賑わいます。


 スギの先祖のメタセコイア(ヒノキ科メタセコイア属、別名アケボノスギ)。凛として天に伸びるような見事な樹形が目を引きます。全国各地の公園、並木道、校庭などに使用されています。


 トチノキ(栃の木;トチノキ科トチノキ属)。落葉性の高木。日本では東日本を中心に分布し、特に東北地方に多く見られる。


 トチュウ(杜仲;トチュウ科トチュウ属)。中国原産の落葉高木。葉はニレやケヤキに似た楕円形をしている。樹皮は漢方薬の原料として使われます。


 リュウキュウマメガキ(琉球豆柿;カキノキ科カキノキ属)。関東地方以西の本州、四国、九州、沖縄に分布する落葉高木。実は苦く食用には適さない。


 ケヤキ(欅;ニレ科ケヤキ属)。東アジアの一部や日本に分布する落葉高木。箒を逆さにしたような樹形が美しく、街路樹や庭木などとしてよく用いられる。


 梅林の様子を見てきたのですが、いくら暖冬でも梅の花はこれからのようです。これから3月にかけて次々と咲き始め、梅の香とともに楽しむことができます。


  詳しくは
  …> 季節のスケッチ(2020年1月)


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2020年1月 4日 (土)

小石川植物園の新年風景(まとめ)


 令和最初の新年を迎えたこともあり、このタイミングで平成年間における小石川植物園の新年風景をまとめてみました。この季節はロウバイ、ツバキ、スイセンなどの花々や、スズカケノキやメタセコイアなどの園内の巨木の冬木立の雄姿などを楽しむことが出来ます。


 まず日本庭園の風景です。植物園に入って直ぐ左方に進み、メタセコイア林を眺めながら歩んでいくと奥の方に日本庭園が見えてきます。庭園に旧東京医学校本館(国の重要文化財に指定)の赤い建物が移築保存されていて、よく目立ちます。この建物の前方には季節ごとに楽しめるようにいろんな植物が配置されています。2018.1

木々の花から

 次に木々の花です。これは迎春花と呼ばれ、新年に芳香を放つ蝋細工のような黄金色の花を咲かせるロウバイ(蝋梅;ロウバイ科ロウバイ属)。中国原産の落葉低木で日本へは江戸時代に渡来。生け花や茶花、庭木として利用されてきています。2006.1


 ソシンロウバイ(素心蝋梅;ロウバイ科ロウバイ属)。同属のロウバイ(蝋梅)と隣接して植物園入口付近で盛んに咲いています。この花は、花全体が黄色で中央部の色の変化のないのが特徴です。2006.1


 これは常緑高木のシロヤブツバキ(白藪椿;ツバキ科ツバキ属)です。シロヤブツバキはわが国のツバキの原種のヤブツバキ(藪椿)の白花のもの。2009.1


 カンツバキ(寒椿;ツバキ科ツバキ属)でサザンカの園芸品種ともいわれる。カンツバキは冬の代表的な花木であり、この花のように淡紅色の八重咲きが多い。2008.1

 これら以外にもツバキ科の多くの花が年末から盛んに咲いています(→ 「ツバキの仲間」)。

野の花(草本の花)から

 園内の古井戸近くのカンザクラの根元の同じ場所に、ニホンズイセン(日本水仙;ヒガンバナ科スイセン属)の花が毎年咲き出します。真ん中の黄色の部分がアクセントになっています。2011.1


 寒中の草むらは、ほとんどが落ち葉や枯れ草に覆われています。それでも、タンポポ(蒲公英;キク科タンポポ属)の鮮やかな黄色の花が落ち葉をかき分け、顔をのぞかせていました。2013.1

冬木立・新芽から

 この時期の青空の下の冬木立は、視線を遮るものがないので雄姿を楽しむことができます。これは巨木並木の風景。精子発見の大イチョウウルムス・プロセアの奥の方の区域(巨木並木)にスズカケノキユリノキケヤキなどの巨木が数多く立ち並んでいます。2018.1


 モミジバスズカケノキ(スズカケノキ科スズカケノキ属)。スズカケノキアメリカスズカケノキとの交配種。スズカケノキとともに街路樹や公園樹に用いられることが多く、プラタナスとも呼ばれる。2016.1


 メタセコイア(ヒノキ科(旧スギ科)メタセコイア属)。スギの先祖のメタセコイヤは、かつて化石しか見つからず絶滅したとされていたが、戦後、中国四川省で生息が確認され。その後わが国にも伝来。現在では全国各地の公園、並木道、校庭などに使用されています。凛として天に伸びるような見事な樹形が目を引きます。2017.1


 木々の新芽も付き始めています。これは中国原産の落葉低木のシナミズキ(支那水木;マンサク科トサミズキ属)。春を待つ冬芽がふくらみ始めています。細い枝がよく分枝し株立ち樹形を成す。3月頃、青空の下に無数の黄色の花が点描されるかのように一斉に咲き出します。秋の黄葉も美しい。2006.1


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  …> 季節のスケッチ(2020年1月)


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