今日から7月、残影は橙色の紅花、藪萱草……
今日からいよいよ7月です。7月は小暑(7/7)、大暑(7/23)と続き夏の真っ盛りです。ここ数日は、あいにくと梅雨空が続いていますが、もうすぐ真夏の太陽の季節です。


(2008.7@郷里の山形)
この時期、真っ先に頭に思い浮かぶのは郷里に咲くベニバナ(紅花;キク科)の風景です。昨年、かつての産地で今なお栽培されていて可憐に咲いていた紅花に出会った時は本当に感動しました。かつて奥の細道の途中で、「眉掃を俤にして紅粉の花」や、「行末は誰が肌ふれむ紅の花」と詠んだ松尾芭蕉の時代に飛んでいったような錯覚を覚えたものです。

(2008.7@小石川植物園)
もう一つ別の残影もあります。7月の暑い日の午前中に子どもを連れて小石川植物園を散策したときのことですが、日もかなり上っていて、草むらからむせ返るような熱気に当たって、途中でたまらず降参。その先の探訪を断念したことがあります。その時に何故か、緑の草はらに鮮やかな橙色のヤブカンゾウ(藪萱草;ススキノキ科)の花が咲いていたのが、くっきりと頭に残っています。夏の探訪は早朝に限ります。
→ 「四季の植物」7月セレクション
→ 山形風景(全集)


(2008.7@郷里の山形)
この時期、真っ先に頭に思い浮かぶのは郷里に咲くベニバナ(紅花;キク科)の風景です。昨年、かつての産地で今なお栽培されていて可憐に咲いていた紅花に出会った時は本当に感動しました。かつて奥の細道の途中で、「眉掃を俤にして紅粉の花」や、「行末は誰が肌ふれむ紅の花」と詠んだ松尾芭蕉の時代に飛んでいったような錯覚を覚えたものです。

(2008.7@小石川植物園)
もう一つ別の残影もあります。7月の暑い日の午前中に子どもを連れて小石川植物園を散策したときのことですが、日もかなり上っていて、草むらからむせ返るような熱気に当たって、途中でたまらず降参。その先の探訪を断念したことがあります。その時に何故か、緑の草はらに鮮やかな橙色のヤブカンゾウ(藪萱草;ススキノキ科)の花が咲いていたのが、くっきりと頭に残っています。夏の探訪は早朝に限ります。
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コメント
こんにちは(o^-^o)紅花すごく興味があります。ちなみに7月のいつ頃、咲いているんですか?
あと、梅雨があけたら夏の植物園も行ってみたいです。
投稿: やその | 2009年7月 3日 (金) 07時28分
やそのさん、こんにちは。紅花の最大の産地は山形でしたが、その次は埼玉県の桶川地方だったとのこと。紅花の見頃は7月上旬~中旬(山形)、6月下旬~7月上旬(桶川)のようです。
投稿: ケイマK | 2009年7月 3日 (金) 22時38分