4月に入りソメイヨシノが満開
東京地方では3月22日にソメイヨシノの開花が発表されましたが、その後低温が続いたため、ゆっくりと開花が進み、ちょうど4月最初の休日に満開になりました。昨日の金曜日は、ものすごい強風で桜の花が吹き飛んでしまうのではとやきもきしましたが、心配無用だったようです。小石川植物園のソメイヨシノの桜並木もしっかりと最高の見せ場を用意してくれました。

大勢の見物の人が押し寄せる前にと思い、開園早々の朝 9時に出かけたのですが、それでもパラパラと人手がありました。ソメイヨシノは満開になると迫力あるボリューム感に圧倒されます。なんと1本の桜の木に数万個もの花が咲くそうです。

空を見上げてもこの通り、無数の白い花で埋め尽くされそうです。

幸いなことに、わが家のベランダからも満開の桜の花見ができます。春には満開の桜、秋にはイロハモミジの紅葉などを借景しています。

この時期は、満開の桜にばかり目を奪われてしましますが、足元を見やると園内は野草の楽園にもなっています。多年草のニリンソウ(二輪草;キンポウゲ科)が林地に群生していました。ひとつの茎に通常2輪の花が咲くことからこの名がついています。

ニリンソウの近隣の木陰のところで、セリ科の多年草セントウソウ(仙洞草)も見つけました。極く小さな白い花が肩を寄せ合っているかのように集まって咲いていました。
…> 季節のスケッチ (22年4月)
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