総選挙日(12/16)、まだ残る紅葉・黄葉の風景を求めて
総選挙日(12/16)は久しぶりに晴れ上がり、しかも温暖な小春日和でした。久しぶりに散歩の絶好日になりましたので、投票後にカメラ片手に小石川植物園をブラブラしてきました。さらに、まだ少し残っている都心の各所の紅葉・黄葉を求めて、車をあちこち走らせてきました。

まず、小石川植物園内の風景です。スギの先祖のメタセコイア林です。紅葉が着実に進行し、また落葉も進み、今月初旬の黄色から褐色に変貌してきました。

ラクウショウ(落羽松)の見事な紅葉も見つけました。陽光を受け褐色に輝いていました。ラクウショウは水湿地に生育し、気根を有する落葉針葉樹で、姿形はメタセコイアに似て美しい。

イチョウの木も落葉がかなり進んでいました。落葉するイチョウの黄葉が空中に舞い、木の根元は黄金色のじゅうたんが広がっているかのようです。

林の奥を歩いていると、ヤマモミジの大木に出会いました。少しだけですが、まだ紅葉が残っていました。

都心の大通りの街路樹にイチョウの木がよく用いられています。ここは、本郷通りの本郷3丁目交差点から東大赤門の間で、通りにかすかに傾斜があり、江戸時代には見送り坂・見返り坂と呼ばれた場所です。

東大構内の正門から安田講堂に続くイチョウ並木です。今月初旬は黄葉の真っ盛りでしたが、今ではだいぶ落葉が進み、安田講堂の時計台が少し見えるようになってきました。

最後にお茶の水聖橋近辺のニコライ堂の黄葉に囲まれた風景です。この建物は屋根の丸みから解るようにギリシャ正教会の大きな建物です。明治24年に建てられましたが、関東大震災で被災し、昭和4年に修復されたものです。
詳しくは
…> 季節のスケッチ(24年12月)
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