大型連休は山形へ、クラゲが遊泳する加茂水族館などを楽しむ
今年の大型連休は郷里の山形で過ごしました。連休中にクラゲですっかり有名になった鶴岡市にある加茂水族館に出かけてきました。実家のある東根から鶴岡まで、高速道を使い、まだ冠雪している月山の山中を通り抜けながらの約1時間のドライブです。
途中の山形自動車道の月山湖パーキングから月山の眺望が楽しめます。パーキングの構内にも積雪が残っていて、ザクザクと残雪を踏みしめながら楽しく歩き回ってきました。
水族館は加茂港付近の日本海に面した断崖絶壁に建っています。お目当てのクラゲの展示種類は50種類以上で、ギネス世界記録に認定されているとのことです。かつて入場者が少なく、閉館寸前に追い込まれていた時に、水槽に紛れ込んだ1匹のクラゲの前に人が集まっているのに気づき、中心展示をクラゲに切り替えて見事に人気の水族館として復活したそうです。昨年はリニューアルまで出来るようになりました。
館内では、大きな水槽に多くのクラゲがゆったりと遊泳していて、つい時間が経つのを忘れて見入ってしまいます。まさに癒やしの空間です。(上はシロクラゲ、下はシンカイウリクラゲ。)
クラゲの展示は「クラネタリウム」として専用展示が行われ、今や展示数世界一となっています。この水族館では、クラゲ以外にも庄内沖に生息する約140種類の魚などを展示しています。また、 ウミネコの餌付けショーも行っています。
さらに、加茂水族館ではアシカショーも人気があります。アシカは賢い動物です。機敏に動きますし、いろんな芸をこなします。観ている子どもたちは大喜びです。
東根に戻り、翌朝大ケヤキを訪れました。この大ケヤキは樹齢約1500年、高さ約28mで日本最大のケヤキの木です。今でも昔と変わらず東根小学校(昔は小田島城)の校庭に悠然とかつ凛々しくそびえており、この地の人間の営みを昔からずっと見守り続けています。
私の好きな近くの田園風景です。山越えしてきた月山の白い山頂が左側にくっきりと見えます。右側の山は葉山になります。
この田んぼのあぜ道を見やると、キュウリグサ(胡瓜草;ムラサキ科キュウリグサ属)の小さな青紫色の花を見つけました。面白い和名は、葉をもむとキュウリのようなにおいがすることに由来するとのこと。
参考までにわが家の花壇のワスレナグサ(勿忘草、忘れな草)ですが、同じムラサキ科に属し、花の形がよく似ています。
東根市の北隣の山中に東沢バラ公園がありますが、公園の奥の方に東沢ため池があります。かつて喜早伊右衛門翁が灌漑と治水のために私財を投じてつくったとのこと。このため池では、雪を被った葉山などの美しい山並みを背景に、ボート遊びが出来るようになっています。
| 固定リンク
「季節・風景・植物」カテゴリの記事
- 国営ひたち海浜公園に広がる青の絶景(2025.05.01)
- 秋の彼岸の頃、小石川植物園にもようやく秋の気配(2024.09.23)
- 小石川植物園の平成最後の残紅葉(2018.12.18)
- 4月下旬の青森小旅行(弘前公園、岩木山麓、奥入瀬渓流)(2018.04.27)
- ソメイヨシノの終演とともに新緑の芽吹きが始まる(2015.04.04)
「山形・東北」カテゴリの記事
- 4月下旬の青森小旅行(弘前公園、岩木山麓、奥入瀬渓流)(2018.04.27)
- 今年もあこがれの紅花に出会えました(2009.07.25)
- 紅花資料館@河北町で紅花染め体験(2024.08.11)
- 郷里(東根市)のお盆の頃の風景(2023.08.13)
- 秋の野にはヒガンバナ、コスモス、ソバなどの季節の花々(2022.09.05)
コメント