梅雨時の白山神社で文京あじさいまつり
今年の文京あじさいまつりは6月6日(土)から14日(日)まで白山神社で開催されました。この日はちょうど最終日で、梅雨の合間のまあまあの天気でした。約3,000株の多様な紫陽花が、白山神社の境内から神社裏の白山公園にかけて色とりどりに鮮やかに咲いていました。

神社の境内へは急な階段を上っていきます。階段の登り口のところからアジサイの花が咲き並んでいて、わくわく感が高まります。

神社裏の白山公園でも落ち着いた感じのアジサイを楽しむことができます。白山公園と白山神社は境界がないように繋がっています。


境内には色んな種類のアジサイが咲いていますが、その中にユリの花も交じっています。

この白山神社は、江戸時代には小石川植物園内にありましたが、5代将軍綱吉の屋敷造営のため現在地に移ったとのこと。白山神社はこの縁で、綱吉と生母桂昌院の厚い帰依を受けたと言われています。

面白いことに、境内に中国革命の父といわれる孫文の座石の碑が建っています。孫文はこの石に腰掛けながら夜空に流星を見つけて、祖国の革命を心に誓ったとされています。
| 固定リンク
「季節・風景・植物」カテゴリの記事
- 国営ひたち海浜公園に広がる青の絶景(2025.05.01)
- 秋の彼岸の頃、小石川植物園にもようやく秋の気配(2024.09.23)
- 小石川植物園の平成最後の残紅葉(2018.12.18)
- 4月下旬の青森小旅行(弘前公園、岩木山麓、奥入瀬渓流)(2018.04.27)
- ソメイヨシノの終演とともに新緑の芽吹きが始まる(2015.04.04)
「東京都心」カテゴリの記事
- 梅雨入り直前の小石川植物園、ハナショウブが見頃(2025.06.06)
- 初夏の新宿御苑、ユリノキやハクウンボクの大樹が満開(2025.05.01)
- 7月下旬の都心、とある午前の風景(2023.07.28)
- 4月中旬の小石川植物園、美しい新緑が広がる(2023.04.24)
- 蔵前神社でミモザと早咲き桜が満開(2023.03.09)
コメント