7月中旬、早朝の上野不忍池に幻想的なハスの花

梅雨期ですが連日猛暑が続き、すぐ近くであってもなかなか小石川植物園に足が向きません。その代わりというわけでもないのですが、まだ太陽が低い早朝に上野不忍池まで出かけ、少し咲き出してきた幻想的なハスの花の風景を撮ってきました。

ハスは東の空が白む早朝に開花し午後には閉じてしまいますので、撮影にはまだ涼しさも感じる早朝が絶好です。そこで、まだ日が昇り切らない早朝8時頃、ハス(蓮;スイレン科)の花を求めて上野公園の不忍池に出かけてきました。不忍通りから公園に入ってすぐの所に八角形の不忍弁天堂(右側)が建っていて、この周りの池の中に数多くのハスの花が咲いています。

驚いたことに、早朝にもかかわらず弁天堂に近づくとカメラやスマホをもった大勢の人が集まっていました。弁天堂のご本尊の八臂大弁財天は、長寿や福徳・芸能の守りとして信仰されています。


池の随所に、大きな楯型の葉と天を向いて咲く大きな美しいハスの花が幻想的な美しさを醸し出していました。仏教では極楽浄土を象徴する花として「蓮華」ともいいます。
不忍池には、水鳥や亀、鯉などの小動物が生息しています。この日は、亀の家族連れでしょうか、多数の小亀が池の周辺部に群れていました。この他にもいろんな写真があります。
…> 季節のスケッチ(29年7月)
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