エアコン水漏れの原因に驚く
わが家の居間の東芝エアコンは2017年に購入。初めのうちは順調に稼働していましたが、その後水漏れの受難が続きました。
(1回目の水漏れ)
2021年夏、ちょうど東京五輪の真っ只中。日本人選手の熱戦をテレビで観戦していたところ、突然テレビの上に設置していたエアコン(室内機)から水がボタボタと落ちてきて驚く。すぐに修理を依頼して原因が判明。なんとエアコン室内機の中にゴキブリが入り込んで、それが排水を妨げていたことが判明。この昆虫は室外機のところの排水ドレインから入り込んだと思われます。
(2回目の水漏れ)
その後しばらくエアコンの調子が良かったのですが、2023年春に再びエアコン稼働中に水漏れが発生したので、メーカーに修理を依頼。こんどはなかなか原因がわからず、結局室内機の送風ファンの回転体が少し錆びているということで、これを交換することに。結構高額の修理になりました。しかも、本当の原因が分からずじまい。
(3回目の水漏れ)
2回目修理以降はエアコンの長時間使用も原因の一つと思い、慎重に使用続けたが、それでも時折水漏れが発生することから、このエアコンは欠陥商品なのではとも思うようになりました。2025年3月になって来るべき猛暑の夏を迎えるべく、ついにエアコン買い替えを決断。
(水漏れの本当の原因が判明)
このような経緯があって、今度はシャープのエアコンを購入。ところがエアコンの設置工事中に、驚くべきことに2回目以降の水漏れの真の原因が判明しました。


このエアコンの室内機は2F、室外機は1Fに設置するため、約5mの両機を接続する冷媒ガス管は建物の壁面に垂直に取り付けられた配管カバーの中に収納。また、室内の水分をが外部に排出する排水ドレインもやはりこの配管カバーの中に収められていて、室外機の近くの地面に水が排出されるようになっています。
今回のエアコン交換時にいったん配管カバーを取り外したところ、冷媒ガス管、排水ドレインに加えてなんと木の蔓(ツタ)がカバー内に入り込んでいて2Fの室内機への接続部近くで鳥の巣のようにとぐろを巻いていました。小さなツタが配管カバーの地表の部分から入り込み、人知れずカバーの中で成長していったものと思われます。多分これが排水ドレインを圧迫して排水を阻害した真犯人です。早速これを取り除いて配管カバーで覆い、新エアコンの設置が完了。
この措置もあって、現在新エアコンは順調に稼働しています。この猛暑の夏を無事乗り越えられることを確信しています。



























最近のコメント