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2026年3月

2026年3月29日 (日)

3月下旬に東京のソメイヨシノが満開



 このところ暖かい日が続いたこともあって、3月下旬には東京都心部の桜(ソメイヨシノ)が満開になり、人の心を揺さぶり魅了してやまない一年の中で最も美しい花の時季を迎えました。私も何回か小石川植物園を回ってきましたが、園内の桜並木のソメイヨシノも見事に咲き誇っており、大勢の花見の人で賑わっていました。


 ソメイヨシノ(染井吉野;バラ科サクラ属エドヒガン群)は圧倒的なボリュームの優雅な桜色の花が木全体を覆い、春の青空の中に美しく広がっていきます。この光景は本当に素晴らしく、日本美の極致ともいえます。まさにソメイヨシノは桜の中で王者の風格を有しています。


 伊豆吉野(いずよしの)@ソメイヨシノの花も満開になって咲き広がっていました。植物遺伝学者の竹中要博士によるソメイヨシノの起源を研究する過程で生まれたソメイヨシノの品種になります。花の下部の新葉が目立ち、全体的にうっすらと緑がかって見えます。


 園内の温室前の芝生に植えられたベニシダレ(紅枝垂;バラ科サクラ属エドヒガン群)の高木が満開になって、美しく枝垂れていました。ベニシダレはシダレザクラの淡紅色の品種です。


 ヤマザクラ(山桜;バラ科サクラ属ヤマザクラ群)。日本のサクラの基本野生種の一つで和歌にも数多く詠まれており、サクラの仲間では長寿で大木も多い。開花のときは、花が先行するソメイヨシノと異なり、ヤマザクラは葉と花が同時に展開します。


 紫桜(むらさきざくら)@サトザクラ(里桜;バラ科サクラ属サトザクラ群)。荒川堤から広がったサトザクラの一つ。薄い赤紫色の花が咲く八重桜。満天が薄紫色に覆われたような光景になります。


 これ以外にも、小石川植物園では色々な木々の花や春の野の花が美しく咲き出していました。詳しくは、

 → 季節のスケッチ(2026年3月)
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2026年3月 7日 (土)

3月上旬の小石川植物園、百花繚乱の美しい季節が到来



 春の陽気の3月上旬の一日、近くの小石川植物園を回ってきました。カメラ片手に2時間ほどの散策でした。園内では梅林の梅の花に代わって、カンヒザクラ、オオシマザクラ、オカメザクラ(上図)などの早咲きの桜の花が主役になってきました。また、ユキワリイチゲ、アマナ、ハナニラなどの春の野の花も咲き出してきて、いよいよ百花繚乱の美しい季節の到来です。


 基本野生種のサクラの一つで伊豆大島などに多く自生するオオシマザクラ(大島桜;バラ科サクラ属ヤマザクラ群)。園内の精子発見の大イチョウ近くの広場に咲き出しました。春に緑色の若葉と同時に白色の花を多数つけます。


 同じ広場に生えているオカメザクラ(阿亀桜;バラ科サクラ属カンヒザクラ群)。カンヒザクラとマメザクラを交配して作出し、わが国に持ち込まれている。早春にあざやかなピンク色の小さな花を一斉に低木全体に下向きに咲かせ、華やいだ雰囲気を醸し出します。


 柴田記念館の近くに生えるカンヒザクラ(寒緋桜;バラ科サクラ属カンヒザクラ群)。沖縄に自生し、日本のサクラの基本野生種の一つ。満開になった濃い紅色の鐘状の花が強烈な印象を与えます。


 春の到来を感じさせるサンシュユ(山茱萸;ミズキ科ミズキ属)。中国及び朝鮮半島を原産とする落葉小高木。新葉の展開前、3月に無数の黄金色の花が大空に吹き出すように広がります。ハルコガネバナとも呼ばれる。観賞用として庭木などにも利用されます。


 春の野の花も賑やかになってきました。これはキクザキイチゲ(菊咲一華;キンポウゲ科イチリンソウ属)。本州近畿地方以北から北海道に分布し、落葉広葉樹林の林床などに生育する多年草。キクサキイチゲの葉は上向いていて、ちょうど菊の葉のように切れ込みが鋭いのが特徴。キクザキイチリンソウ(菊咲一輪草)とも呼ばれる。スプリング・エフェメラル(春の妖精)の一つ


 早春に忘れずに黄金色の花を咲き出すフクジュソウ(福寿草;キンポウゲ科フクジュソウ属)。北海道から九州にかけて分布し山林に生育する多年草。キンポウゲ科フクジュソウ属の球根植物。スプリング・エフェメラル(春の妖精)の一つ。


 詳しくは
  → 季節のスケッチ(2026年3月)
  → アーカイブ(2026年3月)

 

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