6月下旬の新宿御苑、タイサンボク、サンゴシトウなどの花々が満開

6月下旬の梅雨の合間に新宿御苑を回ってきました。今回は大木戸門から入り、近くの温室やその周辺を中心に散策してきました。満開になったタイサンボクやサンゴシトウの木々の花が目に入ってきます。温室の中ではマイソルヤハズカズラの花穂が何本も垂れ下がる珍しい光景に出会いました。

大木戸門近くに北米原産の常緑高木タイサンボク(泰山木;モクレン科モクレン属)の大樹が立っています。大木の樹中に威風堂々の白い大きな花が数多く上向きに咲いていました。花の中心部に黄色の雄しべが密生します。高所に神々しく咲く花は王者の風格があります

サンゴシトウ(珊瑚刺桐;マメ科デイゴ属)の真紅の花が温室周辺で盛んに咲いていました。かつてシドニー植物園にてアメリカデイゴと北アメリカ原産のヘルバケアを交配して作出された交雑種です。沖縄のシンボルの花のデイゴによく似ています。

温室内で珍しい光景に出会いました。インド南部原産のつる性植物マイソルヤハズカズラ(マイソレ矢筈葛;キツネノマゴ科ツンベルギア属)ですが、多数の穂状の集散花序が垂れ下がり、縦長で中が黄色、外側が暗赤色の花が次々に開花していました。あたかも藤棚のフジの花が黄色になったような感じでした

セントポーリア(アフリカスミレ;イワタバコ科ストレプトカーパス属)はケニア南部とタンザニア北部の山地に生息する非耐寒性の多年草。温室内に何種類かの品種を見かけました。花は左右相称の合弁花でスミレに似た形状です。すなわち2裂した上唇と3裂した下唇から成り、裂片は下唇の方が大きくなっています。現在、園芸品種が多く流通しています。
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