エッセイ

2025年8月13日 (水)

右耳が聞こえなくなった!


(右耳の聴力がなくなる)
このところ何年も右耳の調子が良くなかった(左耳は問題なし)。正常な聴力のレベルを1.0とすると、0.5~0.6のレベルしかなく、年のせいで聴力が落ちたのかなと漠然と考えていた。

ところが先日風呂に入ったとき、洗髪の水が右耳に入ったので、綿棒を差し込んで右耳から水を除去しようとしていたら、ほとんど聞こえなくなった(聴力レベル0.1くらい)。左耳は問題がなかったので、何とかなるかと思ったのですが、音は両耳で合成されて立体的に聞こえるわけで、片耳ではまるで一次元の音といった感じで全然だめ。

(パンパンになった耳かすを除去 → 聴力が復活)
そこで、翌日近所の耳鼻科のクリニックを受診。状況を医師に説明したら、私を横にして右耳の中を覗き込む。すぐに医師が驚いたように『右耳に耳かすがパンパンに詰まっている、これでは聞こえるはずがない』という。その後、『耳かすがカチカチになっていて、うまくとれるかな』と言いながらも、5分位かけて懸命に作業、ようやく耳かす除去に無事成功。

おそるおそる左耳をふさいでも、周りの音がよく聞こえる。右耳の聴力は1.0に戻った感じ。医師に大感謝です。

(大いなる教訓)
そもそも、何故こんなに耳かすがパンパンになるまで詰まってしまったのか。10年くらい前とある有名な病院の耳鼻科の医師に、ひとりで古い細胞(耳かす)がはがれるので、耳かすは取らなくても大丈夫、と教えてもらったので、その言葉を「忠実に」守って、両耳ともにまともに耳掃除をした覚えがない。この結果、左耳は幸い問題がなかったものの、右耳のリサイクルが完全にトラブってしまったことになる。常識的に考えれば、適時の耳掃除は当然必要ですね。大いに教訓になりました。

 

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2025年8月 1日 (金)

雨漏りの補修に成功


(雨漏りの発生、補修)
 昨年9月、2階ベランダから雨漏りがあったので、その前年に外壁塗装・ベランダ防水工事をお願いした業者に連絡し、保証期間内なので雨漏りの補修を依頼。怪しい箇所に壁補修用のシリコーンを塗布して補修作業が終了。

(雨漏りの再発)
 ところが、今年の4月になって再び同じ個所に雨漏りの事象が発生。昨年9月の補修作業が不十分だったことになる。
  
 今回もまた同じ業者に依頼する方法もあったが、業者に依頼すると時間の調整が面倒だし、補修がうまくいく可能性も高くない。このため、今回は自分で補修を実行することにした。

 まず、近所のホームセンターで壁補修用のシリコーンと充填用ガンを買ってきて、2Fベランダの怪しそうな箇所をしっかりと塗布(コーティング)。これでも雨漏りが発生するかどうかを見守ることに……。しかし、残念ながら雨降り後に少し雨漏りしており、失敗。

(発想転換で補修成功)
 そこで、次は発想を転換してシリコーン塗布の方法から、ベランダの床をシートで覆う方法を採ることにした。同じホームセンターから灰色のブルーシートと端を抑える養生テープを買ってきて、この方法を実行(費用は数千円程度)。
  
 その後、何回か強い雨があったが、全然雨漏りが発生しておらず、安上がりの方法で一応補修成功と思われる。

 

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2025年6月20日 (金)

HPサーバーの移行(NIFTY → さくら)

 このたび、20数年間お世話になったNIFTYのHPサーバーからさくらインターネットへ引越することになった。

(引越の理由)
 NIFTYのHPサーバーは長年使用していて愛着があったものの、残念ながらいくつかの問題点が顕在化していた。

1)WebサイトのHTTPS対応(SSL化)の遅れ。
 HTTPS対応はWebサイト全体の通信を暗号化してセキュリティを強化するもので、HPサイトのURLが https:// から始まるようになる。非対応(http://
)の場合、ブラウザに「このサイトは安全ではありません」などの表示が出て、HP管理者としては肩身の狭い思いをすることになる。NIFTYに尋ねてみても、「HTTPS対応の予定なし」という返事で、他のサーバーへの移行を勧められる始末。

2)サーバー容量が小さく不便。
 私の契約するNIFTYのスタンダードプランでは、サーバー容量が4GB。写真を中心とするサイトなので、長年使用すると容量オーバーのため、やがて新たなプランを追加契約する必要に迫られ、HP管理運営が面倒になっていた。

(新HPサーバーへの移行)
 このようなわけで、新HPサーバーへの移行を決断。有力な候補がいくつかあったが、結局さくらインターネット(スタンダードプラン)に決める。HTTPS対応(常時SSL化)、サーバー容量が300GBとNIFTYの約80倍、価格が月額500円~とリーゾナブル等々納得できるプラン。

(HTMLファイルの記述変更)
 移行作業の中で大変だったのは、HPサイトのHTMLファイル内の記述変更の作業。絶対アドレスで記述していた部分を相対アドレスに変更する等の作業が必要となり、数千個ものファイルがあったため、この変更にはかなりの時間を要した。

 この作業にあたって、テキストエディタの秀丸の「串刺し置換機能」の活用が非常に効果的だった。すなわち、複数個(何10個でもOK)のファイルが、ひとつのファイルに対する置換操作だけで串刺し置換が実行というもの。

 また、ブログ記事内でもHPのURLアドレスを記述している箇所が相当数あったので、この部分の記述変更も忘れずに実行。

(残りの移行作業は順調)
 その他の移行作業はおおむね順調に進んだ。さくらインターネットは電話サポートが弱いものの、その分ヘルプ機能が充実しており、ファイル転送、アクセス制限などについて具体的な例示が豊富。ほとんど戸惑うことがなかった。ただし、初心者には少しつらいかも。

(その他良かった点)
 サーバー容量が300GBと大きいので、HPだけでは使い切れない。残った領域をメールサーバー(さくらメール)や文書サーバー(さくらポケット)として活用できるようになっている。

 さくらメールでは容量内であれば好みのメールアドレスを何個でも作成することが可能。用途に応じてメールアドレスを使い分けることが出来て便利。

 さらに残った領域は写真や動画、ドキュメントファイルなどの文書サーバー(さくらポケット)として活用可能となっている。サーバーへの出し入れはFTPソフトを使う。ただ、さくらぽけっとでの日本語名ファイルの取り扱いは、さくらのレンタルサーバ提供時の文字コードが「EUC-JP」に固定されていることから、日本語名のファイルをFTP転送する際にはFTPソフト側で文字コードを「EUC-JP」に合わせる必要がある。

(サーバー移行後の推移)
 サーバー移行後は、特段の問題なく推移。特に、胸を張ってHTTPS対応(常時SSL化)のHP公開が出来るようになり、うれしい限りです。

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2025年5月10日 (土)

エアコン水漏れの原因に驚く

 わが家の居間の東芝エアコンは2017年に購入。初めのうちは順調に稼働していましたが、その後水漏れの受難が続きました。

(1回目の水漏れ)
 2021年夏、ちょうど東京五輪の真っ只中。日本人選手の熱戦をテレビで観戦していたところ、突然テレビの上に設置していたエアコン(室内機)から水がボタボタと落ちてきて驚く。すぐに修理を依頼して原因が判明。なんとエアコン室内機の中にゴキブリが入り込んで、それが排水を妨げていたことが判明。この昆虫は室外機のところの排水ドレインから入り込んだと思われます。

(2回目の水漏れ)
 その後しばらくエアコンの調子が良かったのですが、2023年春に再びエアコン稼働中に水漏れが発生したので、メーカーに修理を依頼。こんどはなかなか原因がわからず、結局室内機の送風ファンの回転体が少し錆びているということで、これを交換することに。結構高額の修理になりました。しかも、本当の原因が分からずじまい。

(3回目の水漏れ)
 2回目修理以降はエアコンの長時間使用も原因の一つと思い、慎重に使用続けたが、それでも時折水漏れが発生することから、このエアコンは欠陥商品なのではとも思うようになりました。2025年3月になって来るべき猛暑の夏を迎えるべく、ついにエアコン買い替えを決断。

(水漏れの本当の原因が判明)
 このような経緯があって、今度はシャープのエアコンを購入。ところがエアコンの設置工事中に、驚くべきことに2回目以降の水漏れの真の原因が判明しました。
 
 
 このエアコンの室内機は2F、室外機は1Fに設置するため、約5mの両機を接続する冷媒ガス管は建物の壁面に垂直に取り付けられた配管カバーの中に収納。また、室内の水分をが外部に排出する排水ドレインもやはりこの配管カバーの中に収められていて、室外機の近くの地面に水が排出されるようになっています。

 今回のエアコン交換時にいったん配管カバーを取り外したところ、冷媒ガス管、排水ドレインに加えてなんと木の蔓(ツタ)がカバー内に入り込んでいて2Fの室内機への接続部近くで鳥の巣のようにとぐろを巻いていました。小さなツタが配管カバーの地表の部分から入り込み、人知れずカバーの中で成長していったものと思われます。多分これが排水ドレインを圧迫して排水を阻害した真犯人です。早速これを取り除いて配管カバーで覆い、新エアコンの設置が完了。

 この措置もあって、現在新エアコンは順調に稼働しています。この猛暑の夏を無事乗り越えられることを確信しています。

 

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2025年1月 1日 (水)

謹賀新年2025


 

 昨年の国内の動きを見ると、新年早々の能登半島地震・大津波の発生、円安局面の進行による多くの品目の物価上昇、自民党の少数与党化による不安定な政治運営等々、大変な状況が続きました。また、海外でもロシアによるウクライナ侵攻の長期化、イスラエルによる周辺地域への相次ぐ爆撃、お隣の韓国での大統領弾劾など、各地で紛争が頻発しています。今年は、これらの内外の厳しい局面が少しでも和らぎ、平穏で活力ある日常が戻ってくることを希っています。

 → 季節のスケッチ(2025年1月)

 

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2024年1月 1日 (月)

謹賀新年2024



      【わが家テラスからの初日の出】

 内憂外患の厳しい環境は続いています。対外的にはロシアのウクライナ侵略、イスラエルとハマスの中東紛争、中国による周辺国への圧迫等々、至るところで争いが絶えません。また、国内では円安局面の長期化による生活物価の上昇、政治資金を巡る政権の不安定化、芸能界での数々の不祥事の露見など問題山積です。このような難局を打開し、わが国の繁栄を持続させるための本格的なチャートづくりが急がれます。


 → 季節のスケッチ(2024年1月)
 → 四季の植物(1月セレクション)
 → 1月の Photo Gallery

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2023年1月 1日 (日)

謹賀新年2023




 2023年の新春のお慶びを申し上げます。皆さまのご健勝とご多幸を祈念申し上げます。わが家では、お陰様でつつがなく結婚生活50年を迎えることができました。これからも野山に遊んだり、孫8人の世話をしたりしながら、残りの人生を楽しく平穏に過ごしていきたいと思っております。

  一方、3年を超えて長引く新型コロナの災禍、近年の激甚化する自然災害、大国ロシアによる隣国ウクライナへの理不尽な侵略戦争、世界経済の不安定化等々わが国を取り巻く内外環境には厳しいものがあります。これらの難局を打開すべく世界の英知を結集し、迅速に希望ある未来への賢明な選択がなされることを切望します。

 

 

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2021年1月 1日 (金)

謹賀新年2021



 新春のお慶びを申し上げます。皆さまのご健勝とご多幸を祈念いたします。

 現在、わが国ではコロナ禍で大騒ぎになっていますが、冷静に見ると、欧米各国と比べて人口あたりの重症者数や死亡者数が極端に少ないわけで、すでに集団免疫が獲得されているとも言われています。そして新型コロナウイルスの正体も明らかになってきたので、二類から五類への感染症指定変更を行い、正常な社会経済活動、医療活動を取り戻すべきとの声も出始めています。


  わが国の繁栄を持続させ、一人一人が豊かさと幸せを実感できる社会の実現のため、賢明な政策運営が望まれます。

 …> 季節のスケッチ(2021年1月)


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2020年1月 1日 (水)

2020年の新年おめでとうございます


(謹賀新年2020)

 清々しい2020年の新年を迎えました。おめでとうございます。不安定な朝鮮半島状況、対立深まる米中関係、EU離脱に揺れる英国など、依然としてわが国を取り巻く国際情勢には厳しいものがあります。また、昨今世界的に気象異常が常態化しつつあり、わが国でも昨年11月のスーパー台風と化した台風19号が東日本全域の多くの河川を氾濫させ甚大な被害をもたらしたことは記憶に新しいところです。

 このような厳しい国際関係、深刻化する自然災害などの行方次第では、堅調なわが国経済に大きな影響が出ることも予想されます。今後もみんなで叡知を出し合い、力を合わせることによって、どのような難局下にあっても「強固な日本」を維持・発展させ、21世紀をしっかりと生き抜いていくことが肝要かと思います。

 最後に皆さまの健康で平穏な日々を祈念申し上げます。


(初日の出など)

 今年もわが家のベランダから初日を拝むことにしました。晴れの天気予報に反して東の空に雲が垂れ込めていたので、日の出がよく見えるかどうか心配でしたが、果たして7時過ぎに東京の街並みの地平線から初日が昇ってきて、雲のすき間から万物に恵みを与える陽光が差し込んできました。


 東の空から南側に目を移すと、目の前の小石川植物園の後方のマンションから、初日の照り返しが見られます。


 北東方向には東日本大震災の翌年に操業が開始した東京スカイツリーが見えます。じっと新年の日の出を待っています。


 新年の陽光が差し込んだ植物園の温室です。リニューアルして11月のオープンしたばかりです。


 植物園の夕刻の風景も見事です。青い空の下側がオレンジ色に輝いています。


  詳しくは
  …> 季節のスケッチ(2020年1月)


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2019年10月 9日 (水)

ノーベル化学賞に旭化成名誉フェローの吉野彰氏が受賞決定

Yoshino2019 
 この週末に非常に強い台風19号の襲来するといった重苦しいニュースが流れていた最中、本年のノーベル化学賞に旭化成名誉フェローの吉野彰氏が受賞決定したという大変うれしいニュースが飛び込んできました。

 スウェーデン王立科学アカデミーは、本年のノーベル化学賞を、リチウムイオン電池を発明した旭化成名誉フェローの吉野彰氏(71才)ら3氏に授与すると発表しました。小型で高性能の充電池として携帯型の電子機器を急速に普及させ、IT社会の発展に大きく貢献した功績が評価されたとのことです。

 リチウムイオン電池は、従来充電できる2次電池として使用されていたニッケル・カドミウム電池などの性能を飛躍的に高めたもので、この登場により携帯電話やノートパソコンなどの普及が加速され、現在のIT・モバイル社会の実現に大きな役割を果たしたと言えます。

 リチウムイオン電池の市場規模は世界で4兆円超に拡大しています。現在、電気自動車、スマートグリッドなどへの実用化も精力的に進められていて、未来社会のエネルギー基幹デバイスとしての活躍が大いに期待されます。

 今回の吉野彰氏の受賞により、日本人のノーベル賞受賞は、昨年の生理学・医学賞を受賞した本庶佑京都大特別教授に続いて27人目になります。また、企業研究者からの受賞は2002年の田中耕一氏(島津製作所)以来2人目です。日本人としては大変誇らしい気持ちです。

 しかしながら、最近は、資金面などでわが国の研究環境が年々厳しくなっていると言われています。わが国が引き続き世界の研究開発を先導していくことが出来るような枠組みを再構築してもらいたいと切望します。

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